shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

本年2回目の赤城山雪上ハイキング

2024-03-14 05:30:36 | 山行・旅行


ちょうど1ヶ月前に赤城山を歩いた時は春のような陽気だった(1ヶ月前の記録)。できれば霧氷が期待できる中にもう一度出かけたいと思い、山行を計画した。
前日に南岸低気圧が通過し、山に湿度をもたらした、その後気圧配置が冬型に変わり冷え込んだので、霧氷が期待できそうだと読んだ。
時間とともに風が強くなる予報だった。無理なら途中で引返せば問題ない。半月ほど前に腰を患い、まだ背中や腰が痛むのが気がかりだった。


途中クルマで通った新坂峠の気温はマイナス9℃で、1ヶ月前より2℃低かった。これまで一番の霧氷を観た時はマイナス13℃だったと記憶している。それに比べるとまだ暖かい。さて霧氷はどうだろう。
大沼湖畔の駐車場を出発したのは8時13分で、予定より30分ほど遅れていた。急ぎ足で登山口へ向かった。
風が強かった。霧氷が発達するには風は無い方がよいはずだ。

登山口でアイゼンを着用し、猫岩まで休まずに登った。相変わらず腰が痛い。
 

猫岩付近から観た大沼は、やはり一部が結氷していないようだった。


条件が良いと猫岩辺りから霧氷が観られるが、そうではなかった。しかし積雪は十分にあり雪庇が発達していた。雪庇を入れて何枚か写真を撮った。




ゆっくり登ったものの腰が痛んだ。引返すことも考えたが、上の景色が気になり、引き続きゆっくり歩くこととした。
標高が1700mを越えるとダケカンバに付いた霧氷が出てきた。後は空が晴れれば写真が撮れるので、ザックを降ろして待つことにした。
ようやく晴れたところで撮った写真。


次は偏光フィルターを効かして撮った写真。




もうすぐ山頂。


10時16分に山頂到着。ずいぶんゆっくり歩き、写真を撮るため止まってもいたのに、コースタイムより14分早く着いた。何だか不思議だった。


山頂到着後すぐに曇ってきたのが残念だった。




展望スポットに向かったが、西側の目当ての山はひとつも見えなかった。土曜日だというのに付近に誰もいなかった。
ザックを降ろしてしばらく待ったが、晴れそうな気配は感じられなかった。さらに悪いことに西風がまともに当たるので、退散することにした。ここで食事など考えられない。
 

さてここから下山するか、駒ヶ岳へ向かうかを思案したが、先ずは黒檜権現に参拝しようと決めた。


黒檜権現はなぜか西側を向いている(大沼湖畔に建つ赤城神社の方向ではある)。祠の後に当たる東の空に晴れ間が見えた。
さてどうしようか。参拝を済ませて再び考えた。先ずは数分で行ける南向きの展望スポットまで足を伸ばすことにした。

ここは北西側に樹が茂っていて風が当たらない。ザックを降ろして食事をすることとした。
展望スポットからは、晴れていれば秩父の山々や富士山が一望できる。
この日遠くの山は見えなかったが、右に地蔵岳、左に駒ヶ岳、中央奥に小沼、その左に長七郎山が見渡せた。


同じ景色だが、風が吹くとこの通り。遮るものが無いと、相変わらず風が強い。


食事を終えた頃に1人の登山者がやって来た。ちょうど良いタイミングだったので展望スポットを譲った。
さて、このまま来た道を引返すか駒ヶ岳に向かうかだが、雪が豊富にあり歩きやすそうだったので(雪が無いとこの先の激下りがきつい)、駒ヶ岳へ向かうことにした。
途中3~4人に抜かれて、駒ヶ岳に11時50分に着いた。


駒ヶ岳から観た黒檜山。登りは左端の尾根を、下りは中央から左手前下へ伸びるる尾根を歩いて来た。


駒ヶ岳から観た大沼。南側に当たる左側が凍結していない。


駒ヶ岳からの下りもゆっくり歩き、途中脱兎のように駆け下りていった女性に抜かれたりして、12時35分に下山した。


腰が痛む中、先ずは無事に下山できて良かった。写真は二の次ということで。

撮影:2024/03/09
コメント (8)
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