shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

白井市内の川 - 神崎川沿いを歩く(その①)

2022-05-13 05:30:18 | 白井市内の河川沿い散策
【本日の1枚】サシバ


私が住む千葉県白井市は、県の北西部、印旛地域の最西部に位置する。市の東は印西市に、南は船橋市と八千代市に、西は鎌ヶ谷市、北は柏市に接している。面積は35.48㎢(東西約8.7km、南北7.7kim)と小さい。
市内に山は全くなく、標高20mから30mの平坦な北総台地が広がる。川は、北側に手賀川に注ぐ下手賀川が、南側に印旛沼に注ぐ神崎川や二重川が流れている。

(「川の名前を調べる地図」より引用して編集)

正直引っ越して来た当時は、山も川もないと思っていた。市内に「白井大橋」という立派な橋があるが、川に架かる橋ではなく鉄道(北総線)に架かる橋だ。
しかし地図を見るとちゃんと川があることに気付いた。そこで、市域が狭いこともあり、これらの川のすべての岸を歩いて見ようと思い立った。

5月7日、先ずは神崎川の中流域の岸を歩いた。
神崎川については、Wikipediaに詳しく書かれている。少し長いが【地理】と【治水】について書かれた部分を引用する。
【地理】
白井市冨士にある八幡神社付近に源を発し、北東流する。北総線を越えると七次川・野口川を合わせ、市の中心部にある河原子橋付近で南東に方向を変える。二重川との合流後は白井市と船橋市の境界を流れ、続いて鈴身川との合流後は八千代市と白井市および印西市との境界を流れる。かつては戸神川合流後すぐ神崎橋付近で印旛沼に注いでいたが、印旛沼干拓により堀の内に沿って南下し、印旛放水路(新川)に注いでいる。
流域では、特に白井市内はナシの栽培が盛んである。競馬学校付近にある木戸前調整池より下流の14.56kmが一級河川に指定されている。
【治水】
河川氾濫や道路冠水防止のため、1976年(昭和51年)度より河川改修事業や橋の架け替えが進められている。千葉ニュータウンの整備事業が2012年(平成25年)度に終わることから、それに合わせて都市再生機構主導で河川改修事業を上流まで済ませる方針となっている。
源流部にあたる富士地区では都市化が進んでおり、周辺の公共下水道・雨水整備は改修工事の完了に合わせて着手するとしている。


車を白井運動公園に停め、神崎川に出ると左岸を北西に向いて歩き、「河原子橋」を渡ると、今度は右岸を南東に向いて歩いた。県道59号(木下街道)の「白井橋」を渡り、左岸を北に向いて歩き、元の地点に戻った。
歩いた距離は川への取りつきを含めて3.4km(YAMAPのログ)、時間は1時間32分を要した。


神崎川の中流域は、川岸に木が密集しているところが多く、周辺には田畑が広がっている。今の時期は田に水を引き、代掻きが始まったところだ。田植えはこれからだ。
また蓮根を育てている田圃もあった。
 

農作業に使う道を歩いていくと、ホオジロの鳴き声が聞こえてきた。近づくと木の枝に止まっているのが見えた。
大きな口を開けて鳴いていた。何枚も写真を撮らせてもらった。

■ホオジロ
Meadow Bunting

スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
Emberiza cioides
頬白/17cm




少し先の藪でウグイスが鳴いていた。近くまで行き立ち止まって待ったが、姿を見ることはできなかった。
今回は鳥の写真を先にあげて、お花は次回(明日)に回すこととしたい。
川岸を歩いていて、上空に2羽の猛禽が飛ぶのが見えた。トビとは違うようだが、何かは分からなかった。写真を撮って確認したらサシバだと分かった。

■サシバ
Grey-faced buzzard

タカ目タカ科サシバ属
Butastur indicus
鸇鳩・差羽/L49CM






ホオジロは何度も見かけた。ホオジロが白井市の鳥に指定されていることが納得できた。




最後に川岸を1周し終わる間際に、道を歩いているキジを見かけた。50mは離れていた。
近寄って写真を撮ろうとしたが、途中で逃げられた。私が右折し川岸を離れて東進したのはキジを追いかけたためである。

■キジ
Green Pheasant

キジ目キジ科キジ属
Phasianus versicolor
雉/L ♂81cm、♀58cm




鉄塔群と県道59号(木下街道)にかかる「白井橋」。
 

明日は川岸の道で観たお花について紹介する。
コメント (10)
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