shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

植物クロスワード(23)『高山に咲く黄色い花』

2022-05-10 05:30:00 | クロスワードパズル
気温が上がり、山に出かけるのによい季節になりました。そこで、今回のテーマは『高山に咲く黄色い花』です。
高山植物の名前が入るカギが8つあります。そこには「お花」としか書かれていません。最初に並んでいる18種の植物の中から相応しいお花を選んでください。ただし「ミヤマ〇〇〇」「ハクサン〇〇〇」は「〇〇〇」だけを入れてください。
例えばミヤマアキノキリンソウならば「アキノキリンソウ」、ハクサンオミナエシなら「オミナエシ」になります。
ヒントは、文字数を頼りにするとよいかもしれません。
植物の写真はこれまで出かけた山で撮ったものです。植物の説明は主に「白山*立山花ガイド 栂典雅著」によりました。それ以外を引用した場合は出典を書いています。
解答は5月12日にアップします。
では、どうぞお楽しみくださいませ。

お花はこの中から選んでください。
■イワオトギリ(オトギリソウ科)
高さ10~30cm。花径約2cm。葉は対生し、透かして見ると縁に黒点、葉面に明点がある。弟切草の名は(この草から作る)「鷹の傷薬」を他人に漏らした弟が兄に切り殺されたという平安時代の伝説からという(以上はシナノオトギリの説明だが、イワオトギリとシナノオトギリとは葉面の黒点の数が異なるだけである。shu)。


■ウサギギク(キク科)
高さ15~30cm。頭花の径約4cm。全体に細かい毛が密生する。名は茎に対生する長い下部の葉をウサギの耳に見立てたもの。別名キングルマ。


■オオバミゾホオズキ(ハエドクソウ科)
高さ10~30cm。花は唇形で、長さ約3cm。一見スミレ類の花に似ているが、花弁が離れない合弁花である。葉は無柄で対生し、縁に鋭い鋸歯がある。名は溝に生え、果実がホオズキに似るから。


■キオン(キク科)
高さ0.3~1m。茎の上部に径約2cmの頭花が集まってつく。舌状花は5、6個。葉の縁にそろった鋸歯が目立ち、葉柄はないか、ごく短い。名は黄花のシオン(花は紫色)の意で、シオンは漢名紫苑の音読み。


■キバナノコマノツメ(スミレ科)
高さ8~15cm。花は幅1~1.5cm。オオバキスミレに比べて花弁が細長く、特に唇弁が大きい。葉は丸みがあり、縁には波状の低い鋸歯がある。葉の質は薄い。名の駒の爪は、この葉の形を馬のひづめに見立てたもの。


■クモマニガナ(キク科)
高さ10~30cm。頭花の径約2cm。葉は楕円形で先が尖り、縁に尖った歯牙がある。茎につく葉は細く茎を抱く(タカネニガナの葉は茎を抱かない)。名の雲間は高山を意味し、苦菜は汁が苦いから。白花もある。


■シナノキンバイ(キンポウゲ科)
高さ20~70cm。花径約4cm。花弁のように見えるのは萼片で、ふつう5枚。本当の花は5mmほどの線形で雄しべより短い。葉は基部まで深く3~5裂し、さらに各列片も細かく裂ける。名の金梅は梅に似た黄金色の花の意。


■ゼンテイカ/別名ニッコウキスゲ(ススキノキ科)
高さ60~80cm。花は長さ・径とも約7cm。1本の花茎に3~4花を順に開く。名の由来は不明(牧野)というが、日光の戦場ヶ原を中禅寺の庭に見立てたという説もある。


ハクサンオミナエシ(スイカズラ科)
高さ20~50cm。花径約7mm。花冠は筒状で先端は5裂し、基部の距はふくらむ程度。葉は対生し、掌状に3~5裂する。別名コキンレイカ。


ミヤマアキノキリンソウ(キク科)
高さ20~40cm。茎の上部に頭花が集まってつき、頭花の径は約1cm。(山地帯に生えるキリンソウは、頭花の径がやや小さく、頭花は茎の上部の葉腋にもついて全体が穂状となる。)


ミヤマガラシ/別名ヤマガラシ(アブラナ科)
高さ20~50cm。花径約1cm。花弁は4枚。葉は羽状に切れ込むが。頂小葉が大きい。(標準和名はヤマガラシであり、「白山*立山花ガイド」でもヤマガラシとなっている。shu)


ミヤマキスミレ(スミレ科)
高さ5~20cm。花径約1.5cm。花色は黄色で、花弁には紫色の筋が見られる(フォトサロン風花)。茎葉は接近してつき3輪生状になる。葉は薄く緑色でまったく無毛(山渓ハンディ図鑑)。根生葉は心形。茎葉は心形~三角状心形で先が尖る。上部の葉ほど細長くなる(フォトサロン風花)。


ミヤマキンバイ(バラ科)
高さ7~15cm。花径約2cm。葉は3小葉からなり、縁に粗い鋸歯がある。葉の表面には光沢がある。


ミヤマキンポウゲ(キンポウゲ科)
高さ20~30cm。花径約2cmで、花弁に光沢がある。葉は3~5裂し、各裂片の幅はシナノキンバイより細く、裂け目は粗い。(全体に平地のウマノアシガタに似ているが、葉の裂片がウマノアシガタに比べて細い。)


ミヤマコウゾリナ(キク科)
高さ15~30cm。頭花の径約2cm。総苞は黒味を帯び、赤褐色の毛がある。茎や葉に白く柔らかい毛が密生し、目立つ。カンチコウゾリナに比べて、葉や茎が全体に柔らかい。


ミヤマダイコンソウ(バラ科)
高さ10~30cm。花径約2cm。葉は丸く、縁に粗い鋸歯がある。単葉のように見えるが、奇数羽状複葉であり、丸く大きいのは頂小葉で。側小葉は目立たない。


ミヤマタンポポ(キク科)
高さ10~30cm。頭花の径3~4cm。平地のタンポポと見た目に大きな違いがないが、花の色はやや濃い。総苞は白みを帯び、外片が顕著に反り返ることはないが、開出することがある。別名タテヤマタンポポ。


■リュウキンカ(キンポウゲ科)
高さ15~50cm。花径約2.5cm。花弁のように見えるのは萼片。葉はやや心形の円形で縁に鋸歯がある。花の咲き始めは丈が低いが、次第に茎が伸びて高くなる。名は茎が直立し、金色の花が咲くから。


■ タテのカギ
1 お花。
2 ━━エチレン、━━塩化ビニル、━━スマン。
3 日本近代登山の父と言われる人物。
4 外国の貨幣。
5 イネ科の越年草。耐寒性が強くコムギより穂が長く実も細長い。実を製粉して黒パンを作るほか、麦芽はウオツカの原料となる。
6 東ウクライナに住むロシア系住人で、ウクライナからの分離・独立やロシアとの併合を求めて過激な行動をとる武装勢力を━━派という。
10 履きなれたスリッパの左右を逆に履いた時の感じ。
12 海・干潟・川などの水辺にすみ、くちばしが長い鳥。
15 お花。
16 お花。
20 スグリ類の一種、フサスグリに属するクロスグリのこと。果実は黒く酸味が強く、ジャムなどにする。
21 お花。
23 金融庁のHPによると、「━━NISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度」。
26 ミカン科の常緑低木。また、その実。茎・枝にとげが多く、葉は長卵形で、翼はない。7、8月ごろ、内面が白く外面が紫色の花を開く。実は長卵形で両端がとがり、黄色に熟す。酸味が強く、ビタミンCに富み、ジュースや料理に用いる。
28 年輩の女性を敬愛の気持ちを込めて呼ぶ称。名前の下に付けて敬称としても用いる。
29 質量の単位。記号t。
■ ヨコのカギ
1 お花。
4 お花。
7 宮沢━━(女優、1973-、東京都出身)、柴田━━(女優、1959-、富山県出身)、田中━━(元体操選手、1987-、和歌山県出身)。
8 入院していた患者が、病状が回復して病院から出ること。
9 ━━数、━━返し、━━貝。
11 富山名物「鱒の━━」。
13 「禿」の読み方のひとつ。「はげ」ではない。
14 お花。
17 中国の歴史書、通称「━━倭人伝」には、邪馬台国のことが書かれている。
18 一時的に短時間眠ること。
19 「床」の読み方のひとつ。「とこ」ではない。
21 静岡県にある━━トンネルは、東海道本線の鉄道トンネルで、完成当時は鉄道用複線トンネルとしては日本最長だった。
22 天皇およびその一族。天皇と皇族。
24 今年の━━は「寅」。
25 お花。
27 ボリビアの南部にある都市で、セロ・リコ銀山を含め、他の構造物とともに世界遺産に登録されている。「ポトフ」「ポトリ」「ポトシ」のうちどれか。
29 「豚」の読み方のひとつ。「ぶた」ではない。
30 竹や針金の枠に袋状の網を張り、柄をつけ、魚をすくうのに使う小形の網。
31 ネガの対義語。
32 状態や方向が変化する転機となる地点や時点のこと。ターニングポイント。


コメント (12)
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