shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

やっぱり尾瀬のミズバショウはすごかった(その4)

2021-05-26 19:29:48 | 山行・旅行
その1その2その3からの続きです。

今年初めての尾瀬行初日は、午後から雨となりましたが、お陰様でゆっくり休養できました。
2日目(5月23日)の朝は、4時20分に起床しました。雨はすっかり上がっていました。
ウグイスの鳴き声が聞こえていました。それ以外は、テント場はまだ静寂に包まれています。


原へ散歩に出ました。何人かの人たちがすでにカメラを持って来ていました。


西の方の雲には、まだ赤味が残っていました。


すっかり明るくなってきたので、引き返しました。


続いて山の方へも行ってみました。ブナを中心とした、広葉樹の森です。


この道を真っすぐ行くと、尾瀬沼の沼尻に出ます。4年前に歩いた道です。
ウグイスがすぐ近くで鳴いていました。
樹々は芽吹いたばかりです。まだ見通しが利きますが、それでもウグイスの姿は見つかりませんでした。
他にも何種類かの鳥の鳴き声を聴きました。鳴き声で鳥の種類が分かったらよかったのですが・・


燧ヶ岳方面との分岐です。4年前は燧ヶ岳から下りて来て、見晴に立ち寄った後、引き返して沼尻へ向かいました。


見晴へ帰ってきました。青空が出ていて、至仏山がよく見通せました。


一旦テントに戻り、朝食を準備しました。エビピラフとクラムチャウダー、それにコーヒーでした。
時刻は、6時半になっていて、多くのキャンパーが起き出してきていました。

テントを撤収し、7時50分、ザックを担いで歩き出します。
今日の予定は、東電小屋、ヨッピ吊橋、牛首分岐を経て、山ノ鼻から鳩待峠へ向かいます。

昨日歩いた元湯山荘へ向かう道です。じっくりお花を探しながら歩きました。




これから分岐を左に折れて、東電小屋の方へ向かいます。
まだ歩き始めて15分しか経っていませんが、名残惜しくてベンチに腰掛け、ザックからコーヒーを出して休みました。
何人かのハイカーが追い抜いていきました。


まったりとした時間が過ぎていきました。


突然爆音が聞こえて来て、見晴の小屋へ荷揚げするヘリコプターの姿が見えました。


さて、名残は惜しいですが、出発です。
再び歩き始めてしばらくすると、只見川を渡る東電尾瀬橋にかかります。昨日出かけた平滑ノ滝の上流です。


さらに進むと、ここにもミズバショウの群生が広がっていました。




尾瀬ヶ原を流れる、生まれたばかりの只見川は、この辺りでは大きく蛇行して流れています。


そして、すぐに東電小屋に着きました。ここまで見晴を出てから、およそ40分かかりました。


東電小屋の軒下には、イワツバメが巣を架けていました。
そして小屋の近くにタカネザクラ(別名ミネザクラ)が咲いていました。タカネザクラは見晴の燧小屋の側にもありました。


東電小屋を過ぎて、まっすぐに伸びる木道を歩いていきます。


そして、ヨッピ吊橋が見えてきました。
流れている川は、尾瀬ヶ原の水を集めて流れるヨッピ川です。
ヨッピ川は、この橋の下流で尾瀬沼から流れ出た沼尻川と合流して、只見川となります。


ヨッピ吊橋を渡ります。


渡るとすぐに、竜宮方面と牛首分岐方面との分岐があり、そこのベンチでしばらく休みました。
再び、まったりとした時間が過ぎていきます。
他に人はいませんでした。
写真は魚眼レンズで撮ったものです。


同じく魚眼レンズです。


ついでにミズバショウも魚眼で撮ってみました。
このレンズは被写体に近づいて撮ると、歪みが大きくなって面白いですね。


牛首分岐へ向かって進みます。


牛首分岐がもうすぐです。分岐には9時40分に着き、休まず通過します。


目の前の至仏山がかなり大きくなってきました。


振り返って見る燧ヶ岳です。


9時50分過ぎに歩荷の人とすれ違いました。歩荷も尾瀬の名物のひとつです。


山ノ鼻には10時11分に着きました。
ここでコーヒーを飲んでしばし休憩をとり、カメラもザックへしまいました。


日曜日なので人出も多く、鳩待峠からはさらにどんどん人が上がってきました。
一方、この時間に下山する人は疎らです。もう少し尾瀬にいたいような、それでいて混雑から早く抜け出たい、複雑な思いがありました。
結局、鳩待峠には11時15分に到着し、待つことなく乗り合いタクシーに乗車でき、今年最初の尾瀬行を無事に終えました。
この日歩いた歩数は、2万1千歩あまり、前日も少し多い程度でした。


ここまで4回にわたる長編にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
お花の写真は、明日、じっくりと見ていただこうと思います。
コメント (10)
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