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shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

11月7日に白井市内の調整池に来ていたカモ

2024-11-08 21:33:56 | 
昨日は立冬で、その名の通り急に寒くなってきた。東京では木枯らし1号が観測された。
この日9日ぶりに、市内にある調整池のうち4ヶ所を観て回った。

早朝に出かけた七次川調整池にオオハクチョウの姿は無く、カモが40羽ほど北岸に身を寄せて風を避けていた。カモの数は9日前より増えていた。ざっと見たところオナガガモのようだった。

続いて出かけたT池ではホシハジロが来ていた。前回は2羽だけしか確認できなかったが、この日は5羽確認できた。♀が潜水して餌を採っていた。
 

歩いて出かけたN2池には、キンクロハジロが20羽あまり来ていた。昨冬ここで越冬したので、今冬もその可能性が高いと思う。一方ヒドリガモの姿は見えなかった。
■キンクロハジロ
Tufted duck

カモ目カモ科ハジロ属
Aythya fuligula
金黒羽白/L40cm






近くにいた3羽のキンクロハジロが盛んに潜水を繰り返していた。カモの首は結構長い。
 

 



N1池にはヒドリガモが20羽あまり来ていた。N2池から移動したのかもしれない。
■ヒドリガモ
Eurasian Wigeon

カモ目カモ科ヨシガモ属
Mareca penelope
緋鳥鴨/L49cm


この日はさらに下手賀沼にも出かけてみた。残念ながらカモは観られず、コブハクチョウ、ダイサギ、コサギ、オオバンが多く観られた。
■コブハクチョウ
Mute Swan

カモ目カモ科
Cygnus olor
瘤白鳥/L152cm




一見、ナヨクサフジのように見えたが、ナヨクサフジの花期は4~7月。私は誰?
名も知らぬマメ科咲きたり冬小路 と詠みたくなる。


名もしらぬ小草花咲く野菊かな 山口素堂。


行く秋のぶらさがりけり烏瓜 正岡子規。


撮影:2024/11/07
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北印旛沼で探鳥

2024-11-01 08:19:33 | 
坂田ヶ池の帰りに北印旛沼に立ち寄った。トモエガモの大群はまだ来ていないようだが、前回来た時よりだいぶんカモの数が増えていた。
カルガモを除くと、多くのカモは岸辺から離れたところにいた。種別はなんとか分かるものの、写真を撮っても面白くないのでほとんど撮らず、観て歩くだけにした。

■ホオジロ
Meadow Bunting

スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
Emberiza cioides
頬白/17cm
農耕地や草地でよく見かける留鳥だが、冬場に見ることが多い。この日も何度か見た。

(ホオジロ♂)
撮ったのは2羽で来ていたうちの1羽で、同じ場所に長い間止まっていた。










(ホオジロ♀)
全体に羽色が淡めで、眉斑をも含め顔のパターンのほか、体の下面にはわずかに縦斑が見える。








■モズ
Bull-headed shrike

スズメ目モズ科モズ属
Lanius bucephalus
百舌・鵙/L20cm
ヨシ原で動く鳥を見たらモズだった。何かを咥えていた。写真を拡大したらカエルだと分かった。はやにえにするのかもしれない。






■オオカワラヒワ
Grey-capped Greenfinch

スズメ目アトリ科ヒワ属
Chloris sinica kawarahiba
大河原鶸/L16cm
樺太からアリューシャン列島で繁殖し、冬に日本に渡来する冬鳥。
カワラヒワとは三列風切の外縁の白い部分が広いことで区別できるが、頭部の灰色が広く目立つことでも分かる。
毎年この辺りで観られる。10羽程度の群れで行動していた。





カモの仲間は、先に書いたように、多くが岸辺から離れていたので、ほとんど写真を撮らなかった。
遠くで飛んでいる50羽ほどのカモの群れを観た。画像を拡大して観たところマガモのようだった。




こちらはカルガモ。


最後はヨシガモの群れ。トモエガモも来ているらしいが、確認できなかった。


撮影:2024/10/29
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坂田ヶ池でカモ観(千葉県成田市)

2024-10-31 19:24:13 | 
10月16に坂田ヶ池に出かけてから2週間が経った。カモの種類や数は増えたのか、エクリプスの♂はどうなったのかと、いろいろ気になったので出かけてきた。
ハシビロガモ、コガモ、マガモ、カルガモが観られた。

■ハシビロガモ
Northern shoveler

カモ目カモ科ハシビロガモ属(日本鳥類目録第8版でマガモ属からハシビロガモ属に変更されました)
Spatula clypeata
嘴広鴨[/L50cm
♂生殖羽。


上と同じ個体。


♂エクリプス→生殖羽。


上と同じ個体。


♂エクリプス→生殖羽?


上と同じ個体。


♂エクリプス→生殖羽?


■コガモ
Common Teal

カモ目カモ科マガモ属
Anas crecca
小鴨/L38cm
♂・♀不詳。


♂エクリプス→生殖羽。


♂・♀不詳。


上と同一個体。


♂エクリプス→生殖羽。



■マガモ
Mallard

カモ目カモ科マガモ属
Anas platyrhynchos
真鴨/L59cm
♂生殖羽。


左奥:♂生殖羽。右手前:♂エクリプス→生殖羽。


♂エクリプス→生殖羽。


上と同一個体。


♀生殖羽?


♀生殖羽?


♀生殖羽?


上と同一個体。


撮影:2024/10/29
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10月に白井市内の調整池に来ていたカモ

2024-10-30 07:51:44 | 
昨日、市内にある調整池のうち4ヶ所を足速に観て回った。
初めに行ったのは、今月14日にヒドリガモの小群が来ていたところ。カルガモが観られたが、ヒドリガモは1羽も観られなかった。

続いて行ったのはそこから1kmほど離れた池。15日には1羽のカモもいなかったが、17羽のヒドリガモと2羽のマガモが観られた。






七次川調整池には7羽のオナガガモが観られた。24日にホシハジロが3羽観られたが、この日は確認できなかった。


最後に観に行った池では、ホシハジロが2羽確認できた。
全体的に今年の渡来は遅れているように思った。
今冬は市内にあるこれらの4つの池を中心に、カモを観ていこうと思う。

撮影:2024/10/29
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七次川調整池にオナガガモとホシハジロが飛来

2024-10-24 19:30:24 | 
白井市内の七次川調整池に、オナガガモとホシハジロが来ていた。
1週間前にはいなかったので、ここ1週間のうちに飛来したようだ。

オナガガモが4羽と、ホシハジロが3羽休んでいた。




他にカイツブリが3羽確認できた。


撮影:2024/10/24
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北印旛沼散策

2024-10-20 05:30:05 | 
10月16日に坂田ヶ池にカモを観に行った際、北印旛沼にも立ち寄ったので、その時の様子をさくっと紹介したい。
ここ数年トモエガモの大群が来ているが、まだ飛来しておらず、沼は閑散としていた。


遠くにいたのはダイサギ(上の写真の中央より右側)で、他にはカワウ、カイツブリ、カルガモが観られた。






1羽だけマガモのエクリプスらしきがいた。


沼にあまりにも鳥の気配がなかったので、笹藪や田んぼに目を凝らしながら歩く時間が多くなった。
遠くの樹にモズが止まって鳴いていた。


笹藪からはホオジロの地鳴きが聞こえていた。


田んぼにトラクターが入っていて、その後をダイサギとアオサギが付いて歩いていた。


オニグルミの果実だろうか。


いくつか咲いていたサクラ(ソメイヨシノ)。


この日はカモを観に半袖で歩くという、サクラもヒトも錯乱しそうな、10月中旬の夏日だった。

撮影:2024/10/16
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カモの季節到来(続々)

2024-10-17 05:30:03 | 
2日前に『カモの季節到来』を書いたとき、まさか(続々)まで書くとは思わなかった。
お読みいただいている皆さまも、さぞかしあきれておられることと思う。

白井市内の池を6つ観て回ったので、ついでならと隣の市にある坂田ヶ池まで足を運んだ。
そこでハシビロガモ、コガモ、マガモを観ることができた。
この池によく来られている方にお訊ねしたら、渡ってきたばかりだとのこと。

この時期、♂はエクリプスのため、♂・♀の識別が難しい。♂・♀の識別は自信がないので”?”とした。

■ハシビロガモ
Northern shoveler

カモ目カモ科ハシビロガモ属(日本鳥類目録第8版でマガモ属からハシビロガモ属に変更されました)
Spatula clypeata
嘴広鴨[/L50cm

♂エクリプス?


♂エクリプス?


♂エクリプス?


♂エクリプス?


♂エクリプス?


♂エクリプス?


♂エクリプス?


♂エクリプス?


■コガモ
Common Teal

カモ目カモ科マガモ属
Anas crecca
小鴨/L38cm

♂エクリプス? 嘴基部は黄色味がある。


♂エクリプス? 上の写真と同じ個体。


♀非生殖羽?


♀非生殖羽?


♀非生殖羽?


♀非生殖羽?


■マガモ
Mallard

カモ目カモ科マガモ属
Anas platyrhynchos
真鴨/L59cm

♂エクリプス→生殖羽。


♂生殖羽。


■種不明




撮影:2024/10/16
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カモの季節到来(続)

2024-10-16 05:30:01 | 
昨日のブログで、市内にある他の調整池についてもこれから観て回ろうと思うと書いたので、早速観てきた。
結果からいうと、5つの池を回ったが、どの池にも渡りのカモはいなかった。
最後に前日ヒドリガモがいた池に出向いたところ、12羽のヒドリガモがいた。






♂の生殖羽。


幼羽(♂・♀不明)。
♂の幼羽は、翼羽最後部の羽は灰色味を帯びた淡色。♀の幼羽は、翼羽最後部の羽は黒褐色で白い羽縁が目立つ。
判断が難しい場合もあるが、高い確率で見分けることができるという。しかし実際に観ると難しい。




新たに観て回った池で唯一カモがいたところでは、4羽のカルガモが観られた。
うち2羽は陸に上がって休んでいた。10月半ばの夏日であった。ちょっと暑くないかと心配になるほどの陽射しの強さだった。


目当てのカモはいなかったが、自転車で走って回ったので良い運動になった(疲れた)。

撮影:2024/10/15
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カモの季節到来

2024-10-15 05:30:15 | 
白井市内の調整池のひとつにヒドリガモが飛来した。
夏の間閑散としていた池だが、10羽ほどのカルガモと同じほどの数のヒドリガモが来ていて、カイツブリも2羽混じっていた。
市内にある他の調整池についても、これから観て回ろうと思う。







4~5羽の幼鳥が混じっていた。


カルガモも10羽ほど来て休んでいた。


街路樹のハナミズキに来ていたスズメ。


遠くの樹に止まっていたモズ。


この日は群れで移動していたヒヨドリを見かけた。夏の間あまり見なかったヒヨドリだが、このところよく見かける。
他にはシジュウカラの群れとメジロの群れを見た。メジロの群れには他の鳥が混じっていたが、種名は特定できなかった。

キクイモ。


エノコログサとセイタカアワダチソウ。


ヨウシュヤマゴボウ。


クヌギのドングリ。


撮影:2024/10/14

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シジュウカラの子育て日記⑥ - 巣立ち

2024-07-11 05:30:00 | 
6月25日頃に孵化したシジュウカラの雛たち。子育ての最終幕の様子をご覧いただきたい。
先ずは、7月8日に巣箱から顔を出した元気な雛からどうぞ。






この雛は8日の夕刻に、先だって巣立ったように思われる。
その理由は、巣箱の中で元気に羽ばたいていた雛が、9日には見えなかったからである。あるいは9日の早朝に複数の雛が巣立った可能性もある。
また、後ほどご覧いただくが、同様に巣箱から顔を出した雛が、その後数十分で巣立ったのを観たからである。

さて、7月9日は5時から観察を行った。初めに家の中から巣箱の入口が見えるように、枝葉を少し切った。


親がそれを気にする様子はなく、これまで通り頻繁に巣箱へ餌を運んでいた。


運んでいる餌は日によって異なるようだ。この日は小さな幼虫が多かった。










時折、餌を運んでくる間隔が大きく開くことがあった。先に巣立った雛に、別の場所で餌を与えているのかもしれないと思った。








結局9日には巣立ちを観ることはできなかった。しかしずっとつきっきりで観察していたわけでないので、観ていない時間に巣立った可能性はあると思う。

翌10日はやはり朝5時に観察を開始した。5時15分に最初に親が餌を運んだのを観た。
午前中に親鳥が餌を運ぶ様子を動画に撮った。


午前中、親鳥が餌を運ぶ様子は、前日と変わらないように見えた。




(途中30分ほど巣箱を観ていない時間があった。)
11時10分、雛が巣箱から顔を出した。いったん顔を引っ込めたものの、その後大きく身を乗り出してきた。




大きな口を開けて親を呼んでいる。


今にも巣箱から飛び出しそうな勢いだ。




しかし思いとどまったのか、いったん巣箱の中に姿を消した。
そして4分後に再び顔を出した。近くに親鳥はいない。でも何か決心したかのような顔つきだった。




「お母ちゃん行くよ!」とでも叫んでいるのか。


下へ向かって飛び降りる・・かと思ったが、止めて再び巣箱に姿を消した。


こんなことをさらに3度繰り返した。
そして11時28分、恐る恐る再び顔を出した。


近くに親鳥の姿は見えない。もう30分ほど姿を現していない。


お腹が空いてきたよなあ・・


親を呼んでみても何の返事もない。


どうしようか?


不安そうな雛。


どうするのか?


行った! 11時28分、何羽目かは分からないが、親に呼ばれるでもなく、この子は自分の力で巣立った。


最初に止まった枝は巣箱の真下で、その後少し上の枝に止まった。親鳥を呼ぶがいっこうに来てくれる兆しはなかった。


何度も何度も呼び続けている。


樹木の上の方に移動して、そこでも呼び続けている。巣立ってから14分、最後に餌をもらってから45分は経っていた。


ようやく親鳥(♀)が餌を咥えてやって来てくれた。


親鳥が雛の近くへ寄っていく。


雛はようやく安堵の表情がうかがえた。親子は道を挟んだ向こう側の電線に一旦止まり、その後南へ飛んで姿が見えなくなった。


この後、巣箱はもぬけの殻のようだった。どうやらこの子が最後に巣立った子のようだった。全員が予定日より早い巣立ちであった。
撮影:2024/07/08、2024/07/09、2024/07/10

本日より北海道に出かけています。そのためこの動画のコメント欄は閉じてあります。
明日は『植物クロスワード(49)の答え』をアップします。
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シジュウカラの子育て日記⑤ - 巣立ち間近

2024-07-08 10:36:30 | 
6月25日頃に孵化したシジュウカラの雛たちが、まもなく巣立ちの時期を迎えている。
2日前から巣箱の中から雛の声が聞こえだし、昨日はその声が大きくなってきた。今朝も朝早くから鳴いていた。
5時過ぎから観察を続けたところ、9時頃から親が餌を運ばなくなった。
巣箱の中では雛が羽ばたきを繰り返しているのが見えた。

すると1羽の雛が巣箱から顔を出した。2秒ほどのことだが、運良く写真が撮れた。










その後、1時間ほどして再び雛が顔を出した。同じ雛かどうかは分からない。


巣箱から雛が顔を出すと、巣立ちは間近だ。これまでの経験では巣立つのは早朝だった。
運が良ければ旅行に出る前に巣立ちが観られるかもしれない。

気になるのはネコとカラスだ。昨日は黒いネコが近くへ来ていた。今朝はカラスが巣箱のすぐ近くまで来た。
どちらも私が窓から顔を出したら去っていた。ずっと監視しているわけにはいかない。
無事な巣立ちを祈るだけである。

撮影:2024/07/08
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シジュウカラの子育て日記④ - 子育て真っ最中

2024-07-06 21:27:00 | 
6月25日頃に孵化したシジュウカラの子育てが、後半に入ってきた。
朝から晩まで、♂・♀が忙しく餌を運んできている。親鳥が巣箱に入ると、中から雛の声が聞こえてくるようになった。

巣箱を架けているヤマボウシの葉が繁り、観察がしにくくなったが、やむを得ない。
葉の隙間を狙って写真を撮った。




親鳥は餌を咥えて巣箱に入ると、10~15秒ほどして出ていく。
入る前には巣箱の近くの枝に止まって、辺りの様子を伺ってから巣箱に入る。
一方出て行くときは、勢いよく飛び出していく。

ところが珍しいことがあった。
巣箱から出た♀が、巣箱の前でじっとしている。
初めは少し休んでいるのだろうと思った。ところが5分、10分経っても動かない。








そのうち巣箱へ入ったり出たりを繰り返していた。
そうしていると♂がやって来た。大きな虫を咥えていた。




そして巣箱へ入っていった。その時は♂・♀の両方が一緒に巣箱の中に入った。
10~15秒ほどして一羽が飛び出し、すぐにもう一羽が後を追って飛んでいった。
どうやら♀は♂を待っていたような気がした。

雛の巣立ちは7月14日頃だと思われる。
残念ながら旅行に出ていて、巣立ちを観ることはできない。
元気に巣立ってくれることを祈るのみである。

撮影:2024/07/06
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シジュウカラの子育て日記③ - 6月25日孵化した模様

2024-06-25 13:54:36 | 
前報ではシジュウカラが産卵し、♀が卵を温めていることをお知らせした。
6月10日頃に産卵し、孵化するまで2週間とすると、雛は6月24日に誕生すると予想していた。
居間のカーテンを20cmほど開けて観察を続けた。

予定日の6月24日には、♀が何度か巣箱から出て行くのを観たものの、巣箱に餌を運ぶ姿は観られなかった。
(写真は窓越しに撮影。以下説明がない限り同じ。)


変わったことと言えば、夕刻に巣箱の近くに♂・♀が一緒にいるのが観られた。


翌6月25日の朝、♂・♀の区別は不明だが(後に♂と分かった)1羽が巣箱に入り、1分ほどして出て行くのが見えた。
孵化した可能性が高いと思い、さらに観察を続けた。すると2cmほどの黒い虫を咥えて巣箱に入っていくのが確認できた。♂だけでなく♀も餌を運ぶのが確認できた。
運んでいるのは黒色、緑色のチョウの幼虫のように見えた。

これまで締め切っていた窓を少し開けて写真を撮った。






順調にいけば、巣立ちは7月14日頃になると思われる。残念ながらその日は北海道に行くことになっており、観られない。
無事に巣立つことを祈るのみである。
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2024年シジュウカラの子育て記②

2024-06-17 10:04:00 | 
4月22日に『シジュウカラの子育て日記①』を書いてから2ヶ月近くが経った。
その記事では、庭のヤマボウシに架けた巣箱で、シジュウカラが巣作りを始めたことを書いた。4月18日に綿毛のようなものを運んでいたので、この時期に巣作りがほぼ完了したように思えた。
次は産卵、そして抱卵、子育てと順調に進むことが期待された。
(4月18日撮影)
 

(4月23日撮影)


ところが4月末~5月初めにかけて家を留守にした間に、様子が変わってしまった。シジュウカラを見なくなってしまったのだ。
次に進展があったのが6月10日頃だ。シジュウカラの♂の声が近くで聞こえたので居間の窓からそっと覗くと、ヤマボウシの樹に♂・♀が止まっていた。
そして♀が巣箱の中に入っていった。巣箱からの♀の出入りは毎日続き、今朝もその様子が確認された。どうやら抱卵に入っているようである。
生長したヤマボウシの葉が被って邪魔だが、致し方ない。
(6月15日撮影)
 

撮影は控えめにして、居間の窓に架けているレースのカーテンは極力閉じている。当面このまま静かに見守りたい。

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手賀沼湖畔を鳥を観ながら散策

2024-04-25 05:30:22 | 
先日柏市内で用事を済ませた後、手賀沼へ立ち寄りました。
少しだけ歩くつもりが、いつの間にか2時間になってしまいました。

この季節、手賀沼湖畔では、ホオジロが近くで観られます。
早速、樹に止まって羽繕いをしているホオジロが観られました。
 

水辺の木陰にコガモが休んでいました。いつまでいるのでしょうか?


こちらではカルガモと、その向こうにコガモがいました。


再びホオジロです。チッチッという地鳴きで気づきました。


遠くを飛んでいるのはカルガモのようでした。
 

コサギが横切っていきました。


近くではアオサギが飛びました。


空にトビが舞い、田んぼではコブハクチョウが餌を探し・・
 

近くでムクドリがけたたましく鳴いていました。
  

近くでホオジロが囀っていました。こっち向いて!


くれました。


こちらでもホオジロが囀っていて・・


この♂は囀るときに尾羽を上下に動かしていました。すべての♂がそうするわけではなさそうです。


しばらく囀っていましたが、最後は反対を向いて・・


飛んでいきました。


さらにこちらでも大きな口を開けて囀っていました。
 

■ホオジロ
Meadow Bunting

スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
Emberiza cioides
頬白/17cm

こちらはアオジの♂です。まだいたのですね。




■アオジ
Black-faced bunting

スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
Emberiza spodocephala
青鵐/L16cm

湖にはカイツブリ。


遠いですが、こちらはカンムリカイツブリ。夏羽に変わりつつあるみたいです。


最後にもう一度ホオジロです。




2時間あまりで観た鳥は、ハシボソガラス、ムクドリ、ヒヨドリ、ホオジロ、アオジ、スズメ、ツバメ、カンムリカイツブリ、カイツブリ、オオバン、コガモ、カルガモ、コブハクチョウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、カワウ、トビの18種でした。


スギナ。


カラシナ。

撮影:2024/04/16

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