岸本周平 Blog

和歌山 民主党 衆議院議員
岸本周平 汗と涙の日々!

民主党和歌山県連常任幹事会

2006年11月13日 21時39分44秒 | Weblog
 昨日の日曜日は、朝から同級生の引き回しによる、戸別訪問でした。12時からは、民主党和歌山県連常任幹事会が約1時間半行われました。来年の統一地方選挙の民主党公認、推薦の候補者の確認の議論をした後、知事選挙の対応について、候補者選定の議論をフリーディスカッションの形で行いました。

 結局、候補者を出すことを決めることはできず、幅広くNPOのボランテイアも含め、引き続き候補者を探すことで意見が集約されました。その後、記者会見で、同様の発表をいたしました。

 自民党が前回同様、東京から落下傘の候補者を送り込んで来ることには、反発もあります。しかし、民主党にはまだ地域の組織を育てていくだけの力が整っていません。残念ながら、ギリギリまで調整の時間が必要なようです。

 その後、午後は戸別訪問をした後、夕方から、地盤の広瀬地区の公民館をお借りして、「岸本周平ミニ集会」をしました。普通、ミニ集会は5,6人から10人程度ですが、私の地盤でもあり、60人以上の参加者がありました。これは、日常の政治活動の一環です。


 

 

民主党本部との打合わせ

2006年11月11日 10時27分58秒 | Weblog
 昨日は朝一番の飛行機で関西空港から羽田へ。午前中に民主党本部の鉢呂吉雄選挙対策委員長と会談しました。地元の状況を説明し、情報交換をしてきました。12日に開かれる民主党県連常任幹事会で結論を得るよう最大限の努力をすることで意見の一致をみました。今日、明日と精力的に動きます。

 その後、和歌山県連の最高顧問である大江康弘参議院議員の事務所にお伺いし、打ち合わせをした後、トンボ帰りで和歌山へ。夜は、山東省の青島科技大学の副学長さん以下、教授の皆さんとの会食に参加しました。山東省とは和歌山県と姉妹県の間柄です。

 私が山東大学経済学院の客員教授をしている関係で、招待されました。毎年1回、5月の連休の時に、講義に行ってましたが、選挙に出てからはそのような時間が取れず今年は休講。山東大学からは、「忙中閑あり」で、ぜひ講義に来るようせっつかれていますが、残念ながらこればかりはいかんともしがたいです。

NPO代表者との意見交換会

2006年11月10日 00時08分32秒 | Weblog
 今日の午後、NPOの代表者数名と民主党和歌山県連の三役で意見交換会を持ちました。清潔で官製談合の真相究明とを同じ過ちを二度と起こさない制度の枠組みと運用のあり方を構築できる和歌山の人という基準を確認し、一緒に候補者選定を行うことで合意しました。

 現場感覚の強いNPOの皆さんからは、あきらめムードが強く、これまで選挙に行かなかった県民の間にも、官製談合への怒りは強いとの報告をいただきました。また、自民党が候補者を絞り込んでいる中で、民主党も早く結論を出すべきだとのご意見もいただきました。

 民主党和歌山県連といっても、地方議会議員がほとんどいないため、全県的な情報収集が遅れます。判断材料を欠いたまま決定もできない状況が続いています。明日、東京の民主党本部に行きます。党本部とも情報交換をしながら、最善の道を模索していきます。

日常活動と候補者探し

2006年11月08日 19時27分40秒 | Weblog
 今日は、朝から支援者回りでした。私自身の政治活動は既に、日程が入っており、これも淡々とこなさなくてはなりません。政党掲示板を1枚貼らせてもらうことになりました。その間、断続的に電話が入ります。

 午後も政党掲示板を1枚貼って、支援者のお宅にお礼のご挨拶。その間も刻々と自民党サイドの動きが、各方面から伝わってきます。当方は明日のNPO団体との意見交換会に備えて準備。

 午後1番に悲しい情報が入りました。中西伸雄元浅川組副社長が自殺されたらしい、、、と。大阪地検に事情聴取されているとのことでしたが、自殺をされるような方ではないと思っていましたので、ショックでした。彼が和歌山県の東京事務所長の時に、大蔵省主計局で予算の仕事をしていた関係でよくお会いしていました。豪放磊落な親分肌で、およそ役人らしくなかったことを覚えています。死ぬことはなかったろうにと悔しく思います。心からご冥福をお祈りします。

 夕刻、和歌山環境ネットワークの重栖さんが知事選立候補の表明をしたとの情報が入りました。短い時間の中で、うまく候補者を選んでいく作業はたいへんですが、最善の努力をしなければと覚悟を固めています。

連合和歌山との打ち合わせ

2006年11月07日 17時52分25秒 | Weblog
 今日は、朝7時半から9時までJR和歌山駅前で街頭演説をしました。昨日、8時半スタートで山下泰裕さんを関西空港にお送りしなければならず、南海市駅前での街頭演説しかできなかったので、JR和歌山駅前は今日に回しました。

 その後、連合和歌山の事務所で、連合の森本会長、村上事務局長と民主党和歌山県連の三役で会議を持ちました。もともと、来年の統一地方選挙における民主党公認及び推薦の候補者への連合推薦のお願いをする会議が今日設定されていました。

 たまたま、県知事選挙の議題も加わって、1時間余り意見交換をしてきました。県議会では、現在2名の民主党県議団が会派届けをしています。来年の統一地方選挙で公募で選んだ新人を当選させるためには、民主党の存在をアピールした方が得策との判断です。

 しかし、来年の県議選で、民主党は公認、推薦合わせて5人の候補者を出し、全員当選をねらいます。その上で、今度は民主党にこだわらず、幅広く、「非自民」の枠組みで大きな会派を作りたいと私個人は考えています。現在の新生和歌山や県民クラブなどの勢力と一緒に、「非自民」の会派を作れれば、県議会の景色が変わります。

 和歌山県庁の官製談合事件はもちろん行政側に問題があり、徹底的な真相究明が求められますが、本来チェック機能を果たすべき県議会が機能しなかった点も責められるべきです。非自民の大きな会派を作って、緊張感を持った議会運営を行い、議会のチェック機能を復活させたいというのが私の考えです。

 知事選に関しては、候補者の条件として、①官製談合の真相究明ができるクリーンでしがらみのない人物、②談合を二度と起させない新しい入札制度の枠組みや運用のあり方を構築できる能力と識見がある人物という基準で今後よく連絡を取りながら候補者を選定していきましょうと言う点で、連合和歌山とも合意ができました。

 会議の後で、取材の記者団にもそのような報告をさせていただきました。

柔道家 山下泰裕さん 来和!

2006年11月06日 10時21分58秒 | Weblog
 昨日は、和歌山市内の若手経営者などが主催するLINKS和歌山第6回研究会で、東海大学の山下泰裕教授をお招きして講演していただきました。モデレーターは私が勤めました。山下さんとは、トヨタ時代に一緒の勉強会に所属して、意気投合して以来の友人です。無理を言って、和歌山に来てもらいました。

 風邪を引いておられ、体調のお悪い中、午後6時過ぎから2時間たっぷり、山下節を聞かせてもらいました。1時間半は起立したまま、熱弁をふるわれ、残りの時間は私と二人で、舞台に並んで座ってお話いただきました。

 金メダリストから、指導者になっての苦悩を正直にお話になる姿は、会場の皆さんに鮮烈な印象を与えていました。私も、いつもお酒を飲みながら、改革の話などの前向きの話ばかりしていましたので、初めて聞くお話でした。

 夢を持って挑戦することが大切なんだ。過去よりも未来を!「自分は教育者としてはまだまだ未熟だけど、それだけ伸びるはず。」と楽天的に前向き思考をされる山下さんに聴衆の皆さんは聞き入っていました。彼独自の教育論も聞かせてもらいました。

 国民栄誉賞、ロス五輪金メダリスト、柔道全日本9連覇などなどの栄誉とは全く関係ない素朴で、謙虚な姿勢に全員山下泰裕ファンになったと思います。お忙しい中、厚かましく講演をお願いして本当に良かったと思います。

 ご協力いただいた和歌山県柔道連盟の皆さまにも心から感謝申し上げます。

 なお、当日は講演会のあと、和歌山県柔道連盟との打ち合わせもあり、山下さんのアテンドをする必要があり、民主党県連の役員会は〆木幹事長に主催していただき、後で報告を受けました。〆木幹事長とは十二分な情報交換をした上で、役員会にも事前に相談して決めましたので、スムースにいきました。記者発表は大江最高顧問と〆木幹事長にお願いしました。

 

新極真会 緑健児代表

2006年11月05日 16時26分16秒 | Weblog
 今日の午前中は、先日のバスツアーのお礼と来週予定しているミニ集会のご挨拶で広瀬地区を回りました。正午からは市役所前の広場で行われている、「コージーホーム」さんの顧客感謝デーのイベントを冷やかしてきました。芝生の広場に、模擬店や抽選会場が設置され、子供連れの市民でにぎわっていました。

 1時半からは、和歌山県立体育館で開かれる「和歌山県空手道選手権大会」を見に行きました。NPO法人新極真会の和歌山支部長の黒岡八寿裕六段とは、酒飲み仲間なので、来賓ではなく、主催者側の席の黒岡師範の隣に座って見学しました。

 伝説の人「緑健児」代表も来られていましたので、例によってツーショットをお願いしてしまいました。優しさをたたえながら、さすがに迫力のある方でした。人間力を感じます。

 試合は、35部門の決勝戦です。幼年男女混合から小学生、中学生、高校生それぞれ男女別や体重別の試合が続きました。シニアの部もありました。同じ武道でも柔道とは違いますが、礼に始まり、礼に終わるのは一緒です。子どもの試合は見ていてほほえましいものです。じゃれあっているように見えても本人たちは必死です。悔やし涙を流している小学生もいました。

 夕方の私の勉強会で柔道の金メダリスト山下泰裕さんをお呼びしているので、その準備のために、途中で退座させてもらいました。大会挨拶の中で、緑健児代表がいつも山下泰裕さんが言ってることと、全く同じことをおっしゃったので、驚きました。

 「強くなるほど、優しくなれ!」という言葉です。柔道でも、空手でも武道の基本は共通しているんだなと痛感しました。今日は私にとっては、「武道デー」です。今から、勉強会の会場に行ってきます。

 

広瀬地区バスツアー

2006年11月04日 10時38分06秒 | Weblog
       (撮影 岸本 周平) 

 昨日は、和歌山県知事辞職に伴う打ち合わせを電話でこなしながら、広瀬地区の公民館主催バスツアーにスタッフとして参加してきました。毎年、秋にはバス2台で広瀬地区の皆さんでハイキングを楽しんでいるとのこと。

 人気があって、申し込みの日の午前中でチケットは完売。参加者にお年寄りの方が多いので、公民館の職員として登録されている市民の方がスタッフになって、お世話をします。今回は、スタッフが少なくて、私もお手伝い要員として声がかかりました。

 朝、8時出発。「高松塚古墳」を見学し、その後、3キロの遊歩道を歩いて「石舞台古墳」へ。そこでお昼のお弁当をいただきました。暑いくらいの日差しのもと、秋晴れのハイキングは気分転換には最高です。特に事故もなく、皆さん楽しんでおられました。

 1時半に出発して、東大阪の石切神社に参詣しました。「できもの」にご利益のある神様で、大勢の人がお百度を踏んでいました。駅からの参詣道の両側には古いお店や飲食店が軒を連ねています。その後、阪和道経由で和歌山へ。午後5時には広瀬に戻って、解散。

 スタッフで、近くのお店に集合し、打ち上げと称して一杯やりました。スタッフは行ったり来たり、かなり歩きましたので、からだは疲れていましたが、心地よい疲労感です。地域の人たちがこのように、助け合って、住民相互の親睦をはかっているのは素晴らしいことです。広瀬地区が特にこのような活動を盛んに行っているようですが、東京のような大都会にはない温もりを感じます。これからも、地域の活動には一市民として積極的に関わっていきたいと思いました。

 その間も、県政の刷新の問題で、携帯電話は鳴りっぱなしでした。今日から数日の目の回るような忙しさの前の、さわやかな1日となりました。広瀬地区の皆さん有難うございました。

和歌山県知事辞職表明

2006年11月02日 21時26分10秒 | Weblog
 本日夕刻、和歌山県の木村知事が辞意を表明されました。県議会の各会派代表者会議が断続的に行われ、来週月曜日に辞職勧告決議を行うべく話し合いを行っている間のできごとです。私も、民主党和歌山県議団の代表東議員とひんぱんに連絡を取りながら対応していました。

 政治家として、辞職する決意をされたことは重く受け止めたいと思いますが、官製談合の実態に関して、知事自ら、また県庁の行政サイドからの説明責任が果たされないままで、幕引きが行われることがあってはなりません。

 私は、通産省に出向時代、情報処理システム開発課長として、いわゆるITゼネコンと称される大手企業による政府のシステム開発予算における談合と戦いました。建設業とは少し違うかもしれませんが、根の深い問題でした。ITの方は、発注側の能力不足もあって、民の談合であり、1円入札などの不正競争が起きました。したがって、基本は独禁法の厳正な適用と発注者側の能力を上げて受注側に騙されないようにすることが解決策でした。

 県民に重い負担をお願いし、県の職員にも厳しいリストラを迫る以上、官製談合によって、無駄な予算の使い方をすることは許されることではありません。談合を再発させないようにするにはどうすればよいのか、徹底的に検証し、成果を上げることが何より重要です。福島県や和歌山県のような事件を繰り返さないようにすることをまず考えていくべきです。次の知事選挙のことよりも、まずそのことを優先しなければならないと考えます。 

和歌山県庁トンネル談合事件

2006年11月01日 23時17分31秒 | Weblog
 今日、和歌山県の水谷聡明出納長が起訴されました。これまで、和歌山県庁の談合事件は捜査の段階でしたので、このブログではあえてコメントしませんでしたが、一言コメントします。

 出納長が起訴された事に関して、木村知事には県民に対して、ご自分のお言葉で自ら説明責任を果たしていただきたいと思います。これまでの対応では、十分な説明責任を果たされたとは言えません。一方で、制度上チェック機能を期待される県議会の責任も問われるべきだと考えます。

 私は民主党の和歌山県議団を通じて、臨時議会の召集を求めていきます。県議会の場で、超党派で木村知事の説明責任を厳しく問いただしていきます。県民は、真実を知る権利があります。そのことを実現できるのは、県民に選ばれた県議会です。

 和歌山発のニュースは不名誉なことばかりが続きます。今回の事件はある意味で良いチャンスですから、すべての県政の関係者を含めて、徹底的に「ウミ」を出し尽くすことを検察庁に期待します。しがらみと馴れ合いの古い和歌山の政治を変える絶好のチャンスです。

 検察庁に頼るだけでも寂しいですから、来年の統一地方選挙で、既得権益や利権と無縁だった若者や女性の代表を一人でも多く県議会に送り込んで行くべきです。民主党の和歌山県連では、初めての試みですが、公募で候補者を選びました。ご支援を心からお願い申し上げます。