岸本周平 Blog

和歌山 民主党 衆議院議員
岸本周平 汗と涙の日々!

民主党常任幹事会

2006年11月23日 17時36分39秒 | Weblog
 本日午後2時より、民主党和歌山県連の常任幹事会が開催されました。知事選の候補者選定に関する会議です。12日の常任幹事会で私達三役に候補者を探すように求められていたため、これまで最大限の努力をしてきました。

 その過程で、現串本町議会議員の清水和子さんが俎上に上ってきました。彼女は、民主党の公募に応じて、来年の統一地方選挙で、和歌山県議会議員に民主党推薦での立候補が決まっています。

 清水和子さんは、環境問題に取り組み、古座町の町議会議員を2期勤められ、合併に伴う串本町議会議員選挙で勝ち上がってきた有力議員です。清水さんを有名にしたのは、「談合ファイター」としての活躍です。彼女は、串本・古座・古座川三町のゴミ処理施設について、当初40億円の予算で建設予定の焼却炉に反対し、結局8億円余で落札させた和歌山初の「談合ファイター」なのです。


 清水さんは地下足袋をはいて、談合と戦いながら、家業の小さな建設会社を経営してきました。談合の仕組みがよく分かっているので、次のような主張をされています。

 「談合は入札方式を変えても無くなりません。コンサルタント会社が介入する二重談合組織を無くすべきです。コンサルティングの段階から、徹底した情報公開を行い、県民が正確な情報共有をすることがたいせつです。」と。

 今回の知事選は談合汚職による木村知事の辞職によるものですから、このような適任な候補者はいません。しかも、市民に一番近い場所の町議会で3期も働いてこられました。しなやかな感性を持った生活者としての視点と、母子家庭の母親としての目線を持った素晴らしい政治家です。

 「灯台元暗し」で、私達の仲間にこのような候補者がいたのに気がつきませんでした。今日の常任幹事会では、三役の提案として清水和子さんを推薦させてもらいました。

 残念ながら、紀南の町会議員で知名度も高くないことから、幹事会の中で、一部に反対の声もあったので、今日、彼女を推薦候補に決めることは避けました。ムリをしては元も子もありませんから。

 結局、今日の会議の状況を明日、党本部に報告し、調整をお願いすることにしました。反対意見を述べられた大江最高顧問と提案者の三役を代表して私と〆木幹事長が、その仕事を任されました。残された時間はもうあまりありませんが、「雨降って地固まる」ように努力をしていきます。

 ということで、明日は朝一番の飛行機で東京です。