徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-641

2014-11-20 08:05:07 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
+++++++++++++++
世界徒歩大旅行記3万4千キロ
+++++++++++++++


日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(再インド)-262

9)再びインドを歩く

日記から-44

8月17日(金曜日) 晴れのち曇ったり雨が降ったり

 今日は41km歩けた。やっと体の調子が少し戻り、歩けるようになって来た。
それでもまだ疲れるし、足が曲がっていることに神経を使いなかなか本気で歩けない。

 このハリヤナ州は緑が多いことからも、農業も他のインドの州よりか進んでいるように思う。
この州は全体的に裕福なので物価がデリーの様に高い。

 夕方、この州が経営しているツーリストコンプレックス(ロッジ)に泊まろうとそこに行く。
ここの宿泊費がシングルで150ルピーである。非常に高いので留まるのを止める。
仕方がなく、外でテントを張らしてもらうことにした。そこではテントで2ルピー取るというのである。
ここの施設に落ち着くことにして、ここで利用している人を見るとインドでもお金持ちの人々しか来ていないのである。
今まで俺が見て来たこのインドには多くの乞食がいたし、一生懸命働いても汚い服しか手に入れられない人々のことを考えるとここは信じられない別世界である。

 また、この街で酒を飲んだ。今日はジンである。その後、夕食を食べたいのだが、周囲には食堂がなくスナックの店しかない。
少し離れた所に州のレストランがあるという。そこまで行くには遠いと思ったので諦める。

 テントを張って外に石鹸を置いておいたのだが、プラスティックのケースだけ盗まれた。
ここのマネージャーはここが安全だから安心しろと言っていたが、とんでもない。
だから、明日は連泊しないで、出発しよう。せっかく、体をもう少し休めようと思っていたのに、残念だ。

出費31.50ルピー

================================================================================
筆者は現在、韓国に在住して、以下の様な韓国ビジネスサポートをしています。韓国に関して聞きたいことがあれば、そのホームページをご覧になり、お聞きください。

================================================================================


世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-640

2014-11-19 07:59:00 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
+++++++++++++++
世界徒歩大旅行記3万4千キロ
+++++++++++++++


日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(再インド)-261

9)再びインドを歩く

日記から-43

8月16日(木曜日) 晴れ

 今日は良い天気である。晴れているから暑いのであるが、午前中はそれでも涼しかった。

 歩いている時に足のことを考えながら歩く。
それは俺の足が体に対して前にまっすぐでないことで、それを治す気持ちで歩いたということである。
それに神経を使ったのであまり歩けなかった。今日は25km歩いた所にロッジがありそこで泊まることにした。
まだ、歩く気がしないこともあったからである。
考えてみるとこのハリヤナ州では始めてロッジに泊まることになる。

 前にも話したようにこの州はお金がある。だから、お酒を売っている店が見られ、それを買う人も多い。
この現象はインドの田舎だとは思えない。

 ロッジで長い間、停電である。水を電気でくみ上げているからか、その為に水が出ない。
困ったことに、その停電のために、溜まった洗濯ができないし、シャワーを浴びられない。
今日は奮発してこのロッジに泊まるため20ルピーも出したのに、したいことができない。
ついていない。

出費 54.00ルピー

================================================================================
筆者は現在、韓国に在住して、以下の様な韓国ビジネスサポートをしています。韓国に関して聞きたいことがあれば、そのホームページをご覧になり、お聞きください。

================================================================================


世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-639

2014-11-18 07:54:59 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
+++++++++++++++
世界徒歩大旅行記3万4千キロ
+++++++++++++++


日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(再インド)-260

9)再びインドを歩く

日記から-42

8月15日(水曜日) 曇りのち雨が降ったり止んだり

 夜中に雨が激しく降った。昨夜はお寺でも外で寝ていたので、雨の中移動をした。
いろんな物が濡れてしまった。その他、夜中には何回となく大便をするために起きた。また、腹が下ったのである。
デリーにいた時に何とか下痢が治ったかと思ったのに、歩き出すとまたすぐに下痢になるとは参ってしまう。
今まで健康のため野菜や果物を食べるようにしていたので、小さな村の市場で売っているそれらを食べていたのである。
その中で、キュウリを売っていたので食べた。その人はリヤカーにキュウリを載せている。
そのキュウリは日本のよりかは太く、太さが直径7cm位のものである。
彼は皮を剥いてくれるのであるが、そのナイフが錆びているので、キュウリの白い実に錆の色が着いてしまうのである。
それで終わりかと思ったら、ご丁寧にその剥いたキュウリを汚い水がいっぱいなバケツに浸けて洗ってくれるのである。
彼はキュウリに着いた錆や汚いものを流してくれる親切な気持ちからであろうが、俺から見るとどうも汚くしているようにしか見えない。
それでもそのキュウリを食べたから、それらが下痢の原因であるかもしれない。

 そう言えば今日は母親の誕生日である。日本で何をしているかな。
今日の天気は昼にも雨が降る。雨が多い一日である。

 今日は35km歩く。昨日よりダンゼン早く歩き出したのにこの距離である。それでも昨日より5km長く歩いたので良いか!
まだ、体の調子がまだまだなので、ぼちぼち歩き出そう。

 また、今日は歩いていても瞑想するようにしているからか、人から話しかけられても笑って答えられる。
俺自身気分が良かった。そのせいだからか、人々は親切でチャーイなどをよく奢ってくれた。
従って、今日は俺自身腹が立ち怒るようなことは一回もなかった。

 それでも今日は昨日ほど自分の心をコントロールできていないようでもあった。
多くの「邪心」が俺の邪魔をしていたようにも思う。だから、毎朝瞑想をするのが良いようだ。

出費 20.00ルピー

================================================================================
筆者は現在、韓国に在住して、以下の様な韓国ビジネスサポートをしています。韓国に関して聞きたいことがあれば、そのホームページをご覧になり、お聞きください。

================================================================================


世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-638

2014-11-17 08:07:18 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
+++++++++++++++
世界徒歩大旅行記3万4千キロ
+++++++++++++++


日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(再インド)-259

9)再びインドを歩く

日記から-41

8月14日(火曜日) 晴れ

 体はまだ完全に治っていないようだが、歩き出すことにした。
思えば、7月21日デリーに着いてから25日間ほど病気と闘っていたのである。
とにかく体が動けるようになったことだけでも感謝である。

 久しぶりの歩きと、あれほど高熱が出ていたので、体力がだいぶ弱っていたようだ。
だから、今日は40kmも歩けず、30km歩いたところのお寺に泊まらせてもらう。

 俺の体が少し右に傾いているということがデリーの滞在の間分かり、それを治そうと歩き方に気をつける。
その体が右に歪んでいる癖で、右足が外に向いて靴底が片べりしているのである。
だから、今日は右足が外に開かないように注意をして歩いた。
しかし、なかなか治るものではない。俺が生まれておよそ30年間で今の癖がついてしまったのである。
一日や一週間では治るはずがない。

 外で外食をして寺に戻った時に寺に集まった人々が拝んでいたので、俺もそれに参加する。

出費 18.30ルピー

================================================================================
筆者は現在、韓国に在住して、以下の様な韓国ビジネスサポートをしています。韓国に関して聞きたいことがあれば、そのホームページをご覧になり、お聞きください。

================================================================================


世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-637

2014-11-16 07:30:18 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
+++++++++++++++
世界徒歩大旅行記3万4千キロ
+++++++++++++++


日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(再インド)-258

9)再びインドを歩く

日記から-40

8月5日(日曜日)~8月13日(月曜日)

 この間の約一週間は毎日自炊をしていた。肝炎だから刺激があるものを食べないようにし、野菜だけを食べようと思っているからである。
その他、たまにピザの店に行き、サラダバーのサラダを食べるのが、唯一の楽しみである。

 泊まらせてもらっている尾藤さんと話をするといろいろ深い話をした。
彼は瞑想など良く知っているので、今後も旅を続ける俺にとって良い知識を得ることができた。
このインドでは瞑想の勉強をしに来る人が多いようで、瞑想によりチャクラが開くと人間の持っている隠された多くの能力が出せるようである。
瞑想を実際にして見たりもしたのだが、俺はまだまだだ。
そう言えば、オーストラリアを歩き終わり、ニュージーランドも歩き終わってシドニーに再び帰った時に会ったヨガの先生の中沢さんを思い出す。
ヨガも東洋の文化であり、瞑想などとも大きな関係がある。
あの時のことと今回の瞑想で、より良い体の状態と精神の状態を作りたいものだと思った。
今の俺の体には回虫がいたし、もっと多くの体に良くない物が溜まっているのではないかと思うので、宿便を出すために断食をしたいものだ。
但し、今は歩くために普通以上のエネルギーを使っているので、食わないわけにはいかない。
歩き終わって、十分な時間と精神的に余裕があるときにやりたいものだ。


 デリーにいる時の出費は寝込んでいたためにそこに神経を使えず、いくら使ったのか覚えていない。

================================================================================
筆者は現在、韓国に在住して、以下の様な韓国ビジネスサポートをしています。韓国に関して聞きたいことがあれば、そのホームページをご覧になり、お聞きください。

================================================================================