発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。
12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(再インド)-262
9)再びインドを歩く
日記から-44
8月17日(金曜日) 晴れのち曇ったり雨が降ったり
今日は41km歩けた。やっと体の調子が少し戻り、歩けるようになって来た。
それでもまだ疲れるし、足が曲がっていることに神経を使いなかなか本気で歩けない。
このハリヤナ州は緑が多いことからも、農業も他のインドの州よりか進んでいるように思う。
この州は全体的に裕福なので物価がデリーの様に高い。
夕方、この州が経営しているツーリストコンプレックス(ロッジ)に泊まろうとそこに行く。
ここの宿泊費がシングルで150ルピーである。非常に高いので留まるのを止める。
仕方がなく、外でテントを張らしてもらうことにした。そこではテントで2ルピー取るというのである。
ここの施設に落ち着くことにして、ここで利用している人を見るとインドでもお金持ちの人々しか来ていないのである。
今まで俺が見て来たこのインドには多くの乞食がいたし、一生懸命働いても汚い服しか手に入れられない人々のことを考えるとここは信じられない別世界である。
また、この街で酒を飲んだ。今日はジンである。その後、夕食を食べたいのだが、周囲には食堂がなくスナックの店しかない。
少し離れた所に州のレストランがあるという。そこまで行くには遠いと思ったので諦める。
テントを張って外に石鹸を置いておいたのだが、プラスティックのケースだけ盗まれた。
ここのマネージャーはここが安全だから安心しろと言っていたが、とんでもない。
だから、明日は連泊しないで、出発しよう。せっかく、体をもう少し休めようと思っていたのに、残念だ。
出費31.50ルピー
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筆者は現在、韓国に在住して、以下の様な韓国ビジネスサポートをしています。韓国に関して聞きたいことがあれば、そのホームページをご覧になり、お聞きください。
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