徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-624

2014-11-03 07:55:49 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(再インド)-245

9)再びインドを歩く

日記から-27

7月14日 (土曜日) 曇りのち晴れ

 アグラ滞在 2日目

 昨夜は天気が良くない中、無理をしてタジマハールを見に行ったが、今日は昼から天気が良くなったが中に入ろうか迷う。
何故なら、昨日はただだったが、今日は入場料が2ルピーするからである。
やはり、行くことを止める。

inda-2-16.jpg
 このアグラではない田舎の床屋、木に鏡をかけオープンエアーで髪を切る。

 今日は床屋に行く。
物価の高い国では自分で髪を掴みながら、切っていたのだが、この国では物価が安いので床屋に行くのである。
それで町の床屋は店を持っていて店の中で髪を刈ってくれるが、田舎の床屋は道端の大きな木に鏡をかけて髪を刈る。
何ともシンプルで面白い。さて、この床屋の料金が3ルピーで、今日はその小銭がない。
仕方がないので近くのチャーイ屋で飲みたくもなかったチャーイを飲み、大きな金を崩し、床屋に床屋代を渡した。
普段なら床屋に両替させて、持って来させるのに今日はどうしたことなのだろう。俺自身の心境が変わった。
ところで髪はだいぶ短くした。これでしばらく床屋には行かなくて良いだろう。

 このシンガポールからの旅を始めてすぐに、歯に詰めてあったアマルガムが取れてしまっていた。
その歯が最近痛み出した。どうにかヨーロッパまで、即ち歩き終えるまでその痛みがこれ以上ならず、歯がもってほしい。
この辺で歯の治療を受けた方が安いかもしれないが、それには何日か歯医者に通わなければならないし、技術的不安もある。
それに、歯の治療の為に行ったり来たりと落ち着けないのもあるから、ここではやはり治療をやりたくない。

出費 31.05ルピー

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筆者は現在、韓国に在住して、以下の様な韓国ビジネスサポートをしています。韓国に関して聞きたいことがあれば、そのホームページをご覧になり、お聞きください。

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