発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。
12、シンガポールからヨーロッパまで歩く (イラン) -357
13)イランを歩く
日記から-11
12月1日(土曜日) 快晴
Bamという所を過ぎる。
この町は少し大きいようだ。国道はその町の入り口をかすめ、町から国道までは離れている。
その国道から町までの間は並木道で結ばれている。ザヘダンの時も同じであった。
そのBamを過ぎて少し行った所で何かの集まりがあった。
近づいてみると井戸を掘っていて、今日始めて水をくみ上げたという事で祝っているのである。
ちょっとした祭りみたいである。そこで皆とチャーイを飲み、オレンジをたくさんもらう。
その集まりは新しいポンプで今日始めて水をくみ上げたということであったのだが、その水ももらい、昼にはそれを飲んだ。
その後も歩き続けると小さな村があり、店屋があった。
それを過ぎ地図に名前があり、地図にガソリンスタンドの印があるダズルという村に来たのだが、そこには何もない。
その村はメインロードから離れていて、あるべき村が見えないし、道路沿いにあるべきガソリンスタンドがないのである。
その後、歩き続けるとその先には村というものが見えず、また砂漠になって来てしまった。
水を持たず、食糧も今日の夕食分は持たずに仕方なく歩いていると一台のトラックが止まってくれる。
そのトラックは道路工事で使うアスファルトを運ぶ大きなトラックである。
その運転手に水とタバコをもらう。その後、彼の現場にも歩いてい通過した。
とにかく、今日はこの水で夕飯を炊き食べることが出来た。
出費 0リアル
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筆者は現在、韓国に在住して、以下の様な韓国ビジネスサポートをしています。韓国に関して聞きたいことがあれば、そのホームページをご覧になり、お聞きください。
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