徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-568

2014-08-31 08:12:23 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(ネパール)-190

8)ネパールを歩く

日記から-13

4月24日 (火曜日) 晴れ、曇り、雨

 今朝もまた食事を作る。その時、3人の通行人が不信そうに何だかんだと話しをして来た。
俺はテントをたたんで出て行くのだというと、彼らは火を熾すのを手伝ってくれた。
この後、歩き出すまでに休む時間がなく、忙しく片付けをして出発をする。だから、体が疲れている。
その疲れは昨日よりか多く感じ、一昨日が一番疲れていて今日の疲れはその次くらいだ。

 昼からはそれでも少し調子が出て、歩けるようになった。
今日も山道を歩き、小さな山を3つ越えたら、平たんな所に出た。
その平たんな所に出た時、雨が降り始めた。それも初めは気にならないほどであったが、だんだん大雨になった来た。
それで昼食時にはRamchhpという所まで行くつもりでいたが、そこまでいけなくなってしまった。
途中、家を建てている所で雨宿りをさせてもらい、その後5時くらいに食堂というか駄菓子屋みたいな所に着く。
そこで夕食を取り、泊まらせてもらうことにする。

出費 16.50ネパールルピー

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筆者は現在、韓国に住んでいて以下の様な韓国とのビジネスサポートをしています。よかったら見てください。
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世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-567

2014-08-30 09:04:38 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(ネパール)-189

8)ネパールを歩く

日記から-12

4月23日 (月曜日) 曇り

 歩けるだろうか、、、、、、、、、体が疲れて動かないのである。
それでも、どうにか一日が終わった。
途中、道を間違えること、2回。それに川に入らなくては通れない所でがあり、そこで水に足をとられる。
また、山に入って松葉に滑って一回転する。幸い怪我はなかった。
それにしても、体が疲れて動かないからか、余計にいろいろなことが起こる。

 今日は夕食を取る店が見つからない。だから、自炊をすることになる。
これがこの疲れている今の俺にはきついのである。
体が疲れているにもかかわらず、休む間もなく火を熾したりトルカリ(水カレー)の用意をしたり、ご飯を炊いたりである。
特に、火を熾すのに、息を吹きかけるのであるが、その息を吹くのに力が出ないので、一苦労である。
その他に、テントを張り、それが出来たら洗濯、水浴びである。
電気がないので、それを日が沈む前にするためには時間との戦いである。体が疲れていなければ良いのだが、きついのである。
あ~!疲れた!

出費 10.50ネパールルピー

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世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-566

2014-08-29 07:44:03 | 世界徒歩旅行

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日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(ネパール)-188

8)ネパールを歩く

日記から-11

4月22日 (日曜日) 曇り

 昨夜は何回となく小雨が降ったようだ。テントが濡れている。
朝、やはり体の疲れは取れていない。動く気がしないのである。それでも、ご飯を焚き腹ごしらえをして、テントをたたんだ。
その後、歩き出しはしたが、非常に遅くしか歩けないのである。

 川原を歩いていた時である。
道が分からなくなり、横に歩いていたおじさんに道をきいたら、その川原をズ~と登って行きさえすれば良いと言うのである。
このおじさんも同じ所に行くらしいので、一緒に歩くことにした。
俺の体が悪く、まともに歩けないが、このおじさんのスピードなら何とか歩ける。
彼が道を知っているので、道については神経を使わなくて良く、ただ気楽について行けば良いだけである。
言葉は分からないが一緒に歩いていても全然苦にならない。一緒の所で休んだりもしている内に気が通じたのだろう。
このおじさんは店でチャイ(紅茶)を2杯とクッキーまで奢ってくれた。俺は何という幸せ者なのだろう。
誰でもが親切にしてくれる。とにかくありがとう。

 今日は本当に疲れた。歩けないのである。おじさんと一緒でなかったら前に進めなかったかもしれない。
間違いなく、何処か体の調子が悪い。Okaldangaという所に着いたが、本当に「やっと」という感じである。
店で夕食を頼み、出来て来たご飯を食べようとしても、ご飯が入っていかないのである。
食欲がない。信じられない。
今日はこの夕食を食べた関係でここで泊まることが出来そうだ。

 昨日書くのを忘れたが、この土地の人々の中には山道を大人の人、しかも男の人を背負って裸足で歩いている人がいるのである。
病人ならば、あまり雑に運ぶわけにも行かず、気を使うだろうし、そういう人は重く感じる。
しかも、担ぐ人が裸足というのにびっくりせざるを得ない。
今、靴は悪いが、靴を履いている俺の足の裏も大変なのに、この様に裸足で人を背負うという人は俺が尊敬するに値する。

出費 20ネパールルピー

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世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-565

2014-08-28 10:32:47 | 世界徒歩旅行

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12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(ネパール)-187

8)ネパールを歩く

日記から-10

4月21日 (土曜日) 快晴夕方少し雨

 Dekhutailに昼前に着く。

 途中で靴が壊れる。左側の靴底がカカトだけで止まっている状態である。
だから、山を下る時などは靴の先の方が左右に動き、何時靴底が分離するのか気が気ではない。
このDekhutailに着き、靴底を縫ってもらうが、靴の外側、中側ともにもういい加減、駄目になっている。
後、カトマンズまで7日ぐらいはかかるであろうが、持つであろうか?大変心配だ。
頼むからカトマンズまでもってくれ!

 今日は大変疲れた。
足の裏が靴のために大変痛いのでそれをかばい歩いたためもあるが、そんなことより他の原因でも疲れた。
それは、今日見た飛行場の下の広い川原の所にあった小さな店で、ロキシーを買ったのが原因である。
普通、この辺ではこのロキシーを買うのに値段と味、酒の強さが合えば買うのである。
だから、ためしに飲んで見るのが普通である。ここでも値段が他の所より高かったので、試し飲みをした。
その時にあまりの酒が強いため、体が動かなくなってしまったのである。ほんのオチョコ一杯ほどその酒を飲んだだけである。
信じられない。この後はめしを炊きテントを張ったのだが、体が本当に動かないのである。
この時に雨が少し降ったのであるが、めしを雨から濡れないように体でカバーするのがやっとであった。
せっかく買ったロキシーもこれ以上飲むことが出来ず、プラスチックの水筒に入ったままである。
一日、苦労した歩きを和らげるための酒であったのに、何のために買ったロキシーだ。
かえって自分の体が心配だ。疲れている体に強い酒を飲み、肝臓がやられてしまったのかも知れない。
肝臓だけはやられないでほしいものだ。

 とにかく疲れた一日であった。

出費 33.00ネパールルピー

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世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-564

2014-08-27 07:10:51 | 世界徒歩旅行

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日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(ネパール)-186

8)ネパールを歩く

日記から-9

4月20日 (金曜日) 快晴

 朝は7時ぐらいに出発する。今日は一日、休みなく歩き通した。それでも、ゆっくりであって必死には歩かなかった。

 夕方、自炊のために野菜を手に入れようとしても手に入らない。小さな茶店も野菜を売ろうとはしない。

 川原でテントを張ろうとしたら、地元の酔っ払いのおじさんが来て何だかんだと言う。
ネパール語が分からないので困っていたら、そこに4人のアメリカ人が、たぶんPeace Cropの人々だと思うが通訳をしてくれた。
それはネパール人が「川原は危ないからテントを張らない方が良い。」と言っているのだそうだ。
酔っ払いが絡んできたのではなく、注意してくれていたのである。

 それで、少し高い所に移動する。

出費 14.00ネパールルピー

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