徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-648

2014-11-27 08:18:11 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(再インド)-269

9)再びインドを歩く

日記から-51

8月24日(金曜日) 雨

 今日の天気は、朝にトイレに行ったときだけ雨が止んでいたが、昨日の最後のようにズ~と雨である。
今朝も昨日の様に初めは霧が出て小雨から強く降り出す、同じパターンである。今日も天気には見捨てられたようだ。

 それでも少し雨が止んだ時にSimla(シミラー)という町に着く。
ここではロッジに泊まる。そのロッジは宿泊料が15ルピーと安い。その部屋は少し古いがトイレ、シャワー付である。
ただし部屋の床がまっすぐでなく斜めに傾いているのである。この部屋は悪くないがそこが少し気になる。

 自炊の為のガソリンを買いに街の中を歩き回る。
(本来はホワイトガソリンだがそれが手に入らないから普通のガソリンを使う。しかし、それでは燃えた後、悪いガスが出るが。。。)
なかなかガソリンが見つからないので、この町に着く前、2kmの所にあったガソリンスタンドに行こうと歩き出した。
しかし、「先ほど通った道なので、もうすぐ着くだろう。」と思って歩いているとその距離が長く感じる。
坂の道をまた歩き非常に疲れる。

 野菜などを買い、自炊をする。
この野菜が馬鹿にならないのである。食堂で食べるのと比べるとかえって高くつくぐらいだ。
それでもまだ、肝炎のために食べ物に気をつけたいから、多少高くても仕方がない。

 この間、体重計で測ったら、54kgであった。身長が175cmだから、非常にやせている。
特にこの山に上がって来て一段と体が細くなったような気がし、手首を握ると本当に細くなったことを感じる。
それは握ったときに親指が中指に着く位が普通であったのが、それを通り越して中指の第一関節まで届くのである。
信じられない。

出費 72.20ルピー

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筆者は現在、韓国に在住して、以下の様な韓国ビジネスサポートをしています。韓国に関して聞きたいことがあれば、そのホームページをご覧になり、お聞きください。

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