発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。
12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(再インド)-266
9)再びインドを歩く
日記から-48
8月21日(火曜日) 曇り、雨
チャンデガールというところを通る。ここは都市計画で作られた市なのであろう。
大変整った街である。アパートのような建物が立ち並んでいる。そして大きな道路がある。
こんなにすばらしい所なのに貧乏人も多くいるのが見える。彼らはあのアパートみたいなところに住んでいるようには見えない。
彼らは大きな道路の両側でアパートのような建物との間の広い空き地にあまり綺麗とはいえないテントのような小屋を建て、住んでいる。
何というアンバランスな都市なのだろうか?この様なことをシンガポールでも少し感じた。
このチャンデガールの街の中を迷い、方向違いに歩いてしまいひどく時間を無駄にしてしまった。
そもそも、朝出発してすぐに、分かれ道で「チャンデガールはどちらか」と聞く必要がなかった。
初めからこの都市には泊まるとは思っていなかったのだからである。少し先ではあるが「シミラーはどちらか」と聞いていればよかった。
チャンデガールに来たのと道を迷ったので今日は20km以上無駄に歩いてしまった。
その為にシミラーへは2日後ではなく3日後に到着することになるだろう。
今日はKalakaという町のダラムサラ(町の名前ではなくお寺のような所)に泊まる。
ここは8ルピー泊まるのに取ると言う。ここに着いたのが、夜7:30を過ぎていたので、この町を見ることはできない。
それでもここは山が近くなり始めてネパールの山に入って行った時の町、ダランという町に似ている。
出費 23.90ルピー
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筆者は現在、韓国に在住して、以下の様な韓国ビジネスサポートをしています。韓国に関して聞きたいことがあれば、そのホームページをご覧になり、お聞きください。
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