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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(ネパール)-185
8)ネパールを歩く
日記から-8
4月19日 (木曜日) 快晴
朝6時前に起き、荷物をまとめて、茶店に行きチャイ(紅茶)を飲んでいると皆が集まってきた。
7時ぐらいに7人皆で写真を撮る。俺のカメラをダージャリンで失ったのが今更ながら悔やまれる。
出発する時、皆からクラッカー、ビリー(タバコ)、マッチなどをもらう。嬉しかった。
皆の親切が痛いほど分かる。ありがとう!
歩き出ししばらくすると、Bhojpurに行く途中の所でカナダ人に会う。
この人はボランティアで働いている人である。初めこの人を見た時は旅行者かと思った。
話をしている内に、彼はBhojpurの彼のオフィースに帰る途中だというのである。
それで、彼は俺に泊まって行けと勧め、俺は彼の所で一泊することにした。
彼のオフィースはBhojpurから少しはずれの所にある。
夜はカナダ人のボランティアの彼、Perterとロキシー(焼酎)を飲む。
彼の話では日本のJOCV(海外青年協力隊)は結構お金をもらっている、それではボランティアではなく仕事だと言うのである。
カナダのボランティアやアメリカのPeace Corpは本当に些細なお金しかもらっていないと言う。
また、よく外国の登山隊がここの近くを過ぎる時は大変な騒ぎになるそうだ。
彼らはお金をがばがば使い多くの人々を雇い登山するのだそうだ。
俺も8000m以上の山を登りたい気持ちは非常にある。
が、その前に6000m以上を登るときのライセンスのために100万円が必要であると言う。
それに地元の人々を雇わなくてはいけないというから、経済問題と人々を多く連れて行くというので、8000m以上の山は登りたいが、俺は登る気にならない。
俺がエベレスト山を登るにしても単独だろうな。今の俺の体力なら8000m以上の山を登れるのにな。
結局、今日は4時間の行程を3時間かけて歩き終わってしまった。
Perterに会わなければ、もう少し歩いていたのに、、、、
出費 33.00ネパールルピー