徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-651

2014-11-30 08:45:38 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(再インド)-272

9)再びインドを歩く

日記から-54

8月28日(火曜日) 曇りのち雨

 今日はシミラーを離れる。このシミラーでは毎日が雨であった。
今朝は雨が降る様子がなく曇っていたので、ここぞとばかり出発をする。気候が暑くなく寒くなく、最高である。
そして、会う人々も山の人々だからか?いい人が多い。この辺の人々は顔が少し違うようである。
それはインド人ではあるが、山の人々であるチベット人とはまた少し違うようにも思う。
その彼らは今日、チャーイを2杯くれたことが2回あり、夕方には農業のおじさんが通り過ぎる時にトウモロコシをくれた。
チャーイもトウモロコシも大変おいしかったですよ。ありがとう。

 今日の最後の2kmのぐらいから雨が降り出した。その後、1km歩いたところから非常に強い雨になった。
そうして歩いているうちに寺(ダラムサラ)を見つけて雨宿りをさせてもらった。
普段は雨宿りをしようと思う時はその様な所が見つからないのが常であるのに、今日はラッキーである。

 今日はダナガットという町で泊まることにする。
ここには茶屋があり、そこで泊まる。また、そこが食事を出してくれるという。
そこにいるとこの辺りの人々が集まって来る。そんなことでここは大変面白いところである。
この様に人なつっこく集まるという点ではインドというよりネパールという感じがある。

 昨日まではシミラーで、ほとんど部屋に一人で休んでいた。あれはあれで自分を見直すのに良かった。
その3泊は本当に会話が少ない日々であったが、結構充実していた。
シミラーは観光地であり、特にツーリストスポットはどこも同じで、それにはそんなに興味を持てない。
今日はその山の中の小さな店に集まった人々はその土地の雰囲気が伝わってきて面白い。

 前にはここがネパールのようだと言ったが、ラジオを持った男が部屋で大きな音を出しながら聞いている様子はやはりインドである。
それはインドでは周りの人のことをあまり考えない人が多いからである。

出費 9.50ルピー

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筆者は現在、韓国に在住して、以下の様な韓国ビジネスサポートをしています。韓国に関して聞きたいことがあれば、そのホームページをご覧になり、お聞きください。

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世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-650

2014-11-29 12:45:28 | 世界徒歩旅行

発展した時代、昭和に生きた若者の徒歩旅日記
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世界徒歩大旅行記3万4千キロ
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日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(再インド)-271

9)再びインドを歩く

日記から-53

8月26日(日曜日) 朝少しだけ遠くが見える天気・霧

 今日もシミラーでの滞在である。
 朝だけいい天気になるような様子があったが、すぐにその期待は打ち破られ、天気が良くない。
それだからか、この町に着いた日に洗濯した物が丸2日経ったのにまだ乾かない。
なんという湿気の多い天気なのだろう。
自然と俺は部屋にいることが多くなり、本などを読んだり、体のことを考えたりする。
体では瞑想をすることから、少し曲がっている足などのこと、今の肝炎のことなどを考えいかにして治すかそれを考える。

 その後は映画を見ようと思ってみたが、どうにも列に並んで長い間待って見る気になれない。
また、見たい映画の時間帯が合わないので止める。明日にしよう。

出費 10.15ルピー



8月27日 (月曜日) 雨、霧

 今日もシミラーに泊まる。3日目だ。
 今日も雨が降る。それは一昨日、昨日より多く雨が降った。
従って、今日は一日中部屋にいた。

出費 10.15ルピー

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世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-649

2014-11-28 07:56:46 | 世界徒歩旅行

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12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(再インド)-270

9)再びインドを歩く

日記から-52

8月25日(土曜日) 雨、霧

 まだ、体が十分に治っていないので、このSimla(シミラー)で2~3日、泊まることにした。

 今日は一日中うっとうしい雨か霧で外に出る気がしない。
それでも午後2時ぐらいまで部屋でごろごろしていたが、少しずつ動き出す。

 この部屋は床が傾いているが、何だか下宿屋のようで落ち着ける。
それにバス、トイレまで付いているのは本当に助かる。それはまだ、下痢が完全に治っていないからである。

 夕方辺りから本格的に動き出し、本屋などを見たりしてぶらぶらしていた。
本屋では、瞑想の本でチャクラが開いた時のイメージ写真が載っている本などがあり興味深いものがあった。
しかし、写真集は重たいので買ってまで持って歩こうとは思わない。

出費34.00ルピー

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世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-648

2014-11-27 08:18:11 | 世界徒歩旅行

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12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(再インド)-269

9)再びインドを歩く

日記から-51

8月24日(金曜日) 雨

 今日の天気は、朝にトイレに行ったときだけ雨が止んでいたが、昨日の最後のようにズ~と雨である。
今朝も昨日の様に初めは霧が出て小雨から強く降り出す、同じパターンである。今日も天気には見捨てられたようだ。

 それでも少し雨が止んだ時にSimla(シミラー)という町に着く。
ここではロッジに泊まる。そのロッジは宿泊料が15ルピーと安い。その部屋は少し古いがトイレ、シャワー付である。
ただし部屋の床がまっすぐでなく斜めに傾いているのである。この部屋は悪くないがそこが少し気になる。

 自炊の為のガソリンを買いに街の中を歩き回る。
(本来はホワイトガソリンだがそれが手に入らないから普通のガソリンを使う。しかし、それでは燃えた後、悪いガスが出るが。。。)
なかなかガソリンが見つからないので、この町に着く前、2kmの所にあったガソリンスタンドに行こうと歩き出した。
しかし、「先ほど通った道なので、もうすぐ着くだろう。」と思って歩いているとその距離が長く感じる。
坂の道をまた歩き非常に疲れる。

 野菜などを買い、自炊をする。
この野菜が馬鹿にならないのである。食堂で食べるのと比べるとかえって高くつくぐらいだ。
それでもまだ、肝炎のために食べ物に気をつけたいから、多少高くても仕方がない。

 この間、体重計で測ったら、54kgであった。身長が175cmだから、非常にやせている。
特にこの山に上がって来て一段と体が細くなったような気がし、手首を握ると本当に細くなったことを感じる。
それは握ったときに親指が中指に着く位が普通であったのが、それを通り越して中指の第一関節まで届くのである。
信じられない。

出費 72.20ルピー

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世界一周、徒歩旅行-シンガポールからヨーロッパまで歩く編-647

2014-11-26 08:05:41 | 世界徒歩旅行

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日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの約15,000kmを歩き終わり、1983年10月10日から1985年9月27日まで約2年間シンガポールからポルトガルのヨーロッパ大陸最西端であるリスボン近くのロコ岬まで約19,000km徒歩で横断。

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(再インド)-268

9)再びインドを歩く

日記から-50

8月23日(木曜日) 晴れのち雨

 昨日泊まらせてくれたレストハウスのマネージャーは朝食までくれると言っていたが、彼が来るのは10時にならないと来ないと言う。
そんな訳で今いる人には朝食をくれとは言えず、出発。
それでも出発する前は暖かいお湯を使ってシャワーをし、体全体を暖め、綺麗にして出発した。
気持ちが良かった。(この東南アジアやアジアではお湯を使えるような高級なホテルでは泊まっていないからである。)

 夕方、今日35~36km歩いた所でツーリストロッジがあると言うので、そこまで行くときに雨が降り出す。
この雨が本格的に降り出す。それが半端でなく体はずぶ濡れである。
降り出しは霧のような感じで強くなかったのであったが、その後目茶目茶降り出した。
こんな時は不思議と雨宿りするところが見当たらないものである。
やっと、そのツーリストロッジがあるという村に着いたが、そこは泊まるのに150ルピーまたは75ルピーだと言う。
その価格を聞き、アホらしくて外に出る。その外には茶屋の一軒だけである。
だから、濡れた冷たい体にムチを打ちまた歩き出す。そして、5km歩いた所に駅があった。
ここも駅と茶屋だけである。仕方がなく駅で泊まれないか聞いたら、泊まっても良いと言うのである。
助かった! それだけではなくチャーイと夕食もくれた。ありがとう!

 この駅では彼の考えがどのように変わるかまだ分からないので、その濡れたままで、その駅員のするチェスを見ていた。
俺の格好は濡れた半ズボンとTシャツである。この寒い格好で、チェスが早く終わらないか待っていたのである。
やっと、9時に夕食を取ることが出来た。その後は比較的早く眠ることが出来たので助かりはした。
この駅員は駅に異常がないか見回っているガードマンの役割である。
彼は酒に酔っ払いながら「お前はどこへ行くのだ」などと分からないヒンディー語で話しているようなのである。
この様に彼が話す時、彼は息を俺に吹きかけながら話すのである。やめてほしい。
それにしても酒を飲みゲームをし、のんびりして、ガードマンの仕事が出来るのだろうか?

出費 10.75ルピー

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