徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(タイ)-101

2010-11-29 07:14:22 | 世界徒歩旅行記
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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(タイ)-101

3)タイ編

日記から-65

1月22日 (日曜日) 快晴

 昨日はテントで寝たので、人々と話す必要がなく寝るのには十分な時間があった。
鳥の声や、静寂があり今までのことなどを思い出す時間も出来た。
この2日前の市場の出来事では昔のL.A.の友人に顔が似ていて、酒を飲めないことまで同じ様なので錯覚をしてしまう人がいた。
そんなことから何だか世界が狭いように感じた。
その他、その市場では殆ど女が働き、女の場所のようだった。
タイの女は美人が多いので、そんな市場では話が通じなくても、俺はつい顔が緩んでしまう。

 今日の目的地から考えると歩く距離は30kmぐらいである。それでゆっくり出発。
朝食は自炊をする米がないので、炊かず、ドライブインのような所で食べる。
その食事はカオパットと言いチャハンのような物である。これには野菜も付いていたので、栄養もよく価格も8Bと安かった。
そこで、まだ腹が減っていたから、カオニョというもち米を炊いた物も食べる。これは3Bである。
この他、おかずを別に頼んで5Bを払う。このおかずはあまりにも辛く全部食べられなかった。
とにかくこのドライブインは他のそれに比べたら安かった。

 1時ぐらいに今日の目的地のChang Raiに着く。ゲストハウスを見つけて泊まる。
始めは個室に案内された。そこが30Bでこの価格はChang Maiの時と同じであるが、ここにはドミトリーがあると言う。
ドミトリーはベッドだけの大部屋である。それが15Bなのでそちらに泊まることにする。
そこには日本人の先客が4人いた。2人は短期の観光だけの旅行者で、後の2人は山岳民族を研究している。
だから、本などをたくさん持っていて苦労しているようだ。その探究心を見るとすばらしいように見える。
しかし、ここで働いているタイの学生に対して日本の研究員はいろいろなことを聞いているが、その接し方が今一理解できない。
学生に対して「ありがとう。」という言葉は一回も言わず、タイの学生を使うだけ使っているように見えるのである。
彼ら日本人の研究員の一人は山岳民族の中で生活をしていたが、その中で女の人と同棲していたと言う。
彼が日本に帰ってから、彼女から連絡が途絶えたと言う。何だか分かるような気がする。

 夕方、Chang Raiの市場に出かける。店の人々と話をする。
やはり、市場では現地の人との触れ合いがあり、良い。

 Chang RaiのゲストハウスPon Gest House で泊まる。

 出費111B