徒歩旅行、世界一周、3万4千キロ

過去の世界徒歩旅行の記録を紹介

12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(タイ)-97

2010-11-25 07:16:15 | 世界徒歩旅行記
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日本をはじめアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドそしてシンガポールからヨーロッパのポルトガルまで歩いた旅行記です。
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12、シンガポールからヨーロッパまで歩く(タイ)-97

3)タイ編

日記から-61

1月18日 (水曜日) 快晴

 昨日の夕食を終わって「さて、お茶でも」と思っていたら、この休憩所を管理している人がここではテントを張るなと言って来た。
川の向こう岸にある工事のときに使った飯場の小屋に行けと言うのであった。
折角、昨日は早く、4時ぐらいに歩き終わりゆっくりしようとしたのに予定がくるった。
丁度、その時はお茶を飲もうとしていたときだったので、お茶を飲みおもむろにテントをしまい、移動をした。
移動した時には暗くなってしまった。対岸の小屋に着き暗いながら、手探りでテントを張った。
なぜ小屋の中でテントを張ったのかというと、下が汚いのと蚊がいるので、それの対策のためであった。
朝になって外に出てみたら、一番汚い小屋に昨日はテントを張ったようである。何と言うことだ。

 今日は一つの山を越えた。
今日の歩く目的地はMae Kachanまででいいと思っていたが、そこを越えてしまった。
新しく買った靴が小さく、まだ慣れていないし、足が痛いことを考えるとよく歩いている。
今日は山越えで47km歩いた。

 ガソリンスタンドで自炊用に現在使っているオイルライターの燃料の変わりにベンジンを売ってくれないか聞く。
オイルライターの燃料もベンジンも不純物があまりないので、同じように使えるのではないかと思ったからである。
このガソリンスタンドでは使っていたオイルの容器にガソリンのような物も入れてただでくれる。
使えるか使えないかは分からないが、ありがたい話である。
そしてそのガソリンスタンドでは水ももらった。真にありがたい話である。

 今日は田んぼの中の四面が開放されている屋根だけがある小屋の中にテントを張る。
ここにテントを張ることにはあらかじめ農民に聞いてのことである。
綺麗な夕日が見え、ここは盆地なので少し遠くにその夕日に隠れる山々が見える。

 出費27B