十河城跡にたつ 称念寺副住職のブログ

高松市十川東町 浄土宗、称念寺の日常の様子や行事の紹介です。時々、十河城跡に関係することも書きたいと思います。 

薬師如来

2019年11月28日 | 境内
 今日は雨が長引きました。夕方近くになり、やっと少し日が少し差しました。


モミジの紅葉は少しずつ進んでいます

 明日、明後日とお天気のようです。いろいろな場所で、紅葉は見頃だと思います。お近くの方は当山にも紅葉狩ができます。

 山門から入って南にある、薬師堂前の紅葉もきれいです。


 
薬師堂内の「厄除薬師如来」です

 現在の薬師如来像は、境内に生育していた樹齢200年の大松で造り上げたものです。その樹齢から長寿を願う「厄除薬師如来」と名付け、お祀りしたものです。
 江戸時代享保年間の飢饉の際、時の住職が彫り上げたものが信仰を集めていました。その後、明治期に薬師堂が朽ち果て、本堂にしまわれてから忘れ去られたとあります。昭和50年代に、境内に生育していた大松が2本相次いで松くいにやられ、1本目で薬師如来像を刻み、2本目で薬師堂を再建したとあります。


薬師如来の由来板です