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伊東良徳の超乱読読書日記

はてなブログに引っ越しました→https://shomin-law.hatenablog.com/

アトリエの巨匠に会いに行く

2009-07-24 23:33:09 | ノンフィクション
 写真家の著者が芸術家の自宅・仕事場を訪ねて撮影した写真とインタビューの感想を綴った本。
 芸術家の人となりが見えて、美術ファンには興味深い本です。著者もおもしろがって冒頭に持ってきたんでしょうけど、シャガールの妻の尻に敷かれてままならない様子とか、意外というか微笑ましいというか。著者にとっては思い入れのある、アポを取るまでのいきさつも、芸術家の個性が見えて楽しい。
 でも、もともとが「芸術新潮」の1989年~1995年の連載がベースだし、写真の撮影年も1970年代と1980年代が中心で、一番新しいものでも1998年。何で今頃出版するのと思ってしまいます。過去の遺産でもう一儲けということなんでしょうけど。


南川三治郎 朝日新書 2009年6月30日発行
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スクール・バッグいっぱいの運命

2009-07-24 22:53:31 | 小説
 高校1年生の田口冬馬が、入学式の日にコインロッカーに預けていたスクール・バッグをすり替えられ、謎の木箱が入っていたことから、小学生時代の同級生伊藤絵地子、入学式当日にひょんなことから知り合った松平欧次、白洲媛子らとともに、その後も起こるコインロッカー荒らし、田口の部屋荒らしなどの事件に巻き込まれる青春ミステリー小説。
 キャラ設定のわざとらしさ、ミステリーとしては事件と謎解きのショボさが目につきますし、ストーリーに挟まれている「手記」も思い込みが強すぎる感じですが、まぁそこらをおいて初心な青春恋愛小説として読めば、悪くはないかも。
 でも結局白洲姉妹の悩みは何も解決していないように思えますが。


板橋雅弘 講談社 2009年2月10日発行
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