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伊東良徳の超乱読読書日記

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なぜハーレーだけが売れるのか

2008-04-09 08:33:07 | 実用書・ビジネス書
 全体として急激に縮小している日本のオートバイ市場で売上を伸ばし続けているハーレージャパンの販売戦略について書いた本。
 他社より価格が高く(2倍以上する)販売店も従業員も小規模という条件の下で、他社との比較でものを考えない、同じことはしないという方針で改革を進めていったことをレポートしています。
 内容的には販売店との絆を強め、顧客とバイクの情報を徹底管理して見込み客情報を詳細に把握して販売店に指導していく、顧客にはものとしてのバイクではなくライフスタイル(夢、ステータス)を売る、多彩なイベントを自前で実施し続けて顧客を維持し続ける(カスタマイズやパーツで稼ぐ)とともに見込み客を増やすというようなことです。本の中ではライフスタイルを売るということの方を前に出していますが、実際には顧客(イベント参加者等の見込み客を含む)とバイクの情報の徹底的なコンピュータ管理とその分析がキーポイントと読みました。
 社長のインタビュー(164~187頁)を読むとかなりのトップダウンで、この人がいなくなったらすぐ躓きそうな感じもしますけど。


水口健次 日経ビジネス人文庫 2008年3月1日発行
コメント
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