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野性派でいこう!

日々の徒然です。子供四人。自然派。遺跡発掘事務所でお仕事。遺跡発掘調査で働き、やっぱり描いたり書いたりする日々。

インド体験。

2015-11-24 21:14:30 | 日記
インド映画がすごい。
いまわたしは夢中である。
そう言えば、わたしのインド原体験は幼少期までさかのぼる。

保育園に、何ヵ月かアミナ、カーンちゃんというインド人の子が転入してきて一緒に過ごした。

本当に、彫りが深くて美人で、保育園児のわたしは初めて出会う外国人の彼女に見とれた。

アミナ、カーンちゃんの給食は特別メニューだった。
肉の入った料理の代わりに、大抵卵焼きが用意されていた。
誰か大人に、宗教の違いだよ。と、説明された。

わたしは、いいなぁ、ずるい、と思ったけれど、アミナ、カーンちゃんの佇まいは特別だし、宗教については理解を超えていたので、そういうものかと丸ごと理解した。


あるとき、アミナ、カーンちゃんを家まで送って行った。
ザ・インド人のお父さんとお母さんが揃ってでてきて、ありがとうございます、と頭を下げてくれた。

とても丁寧な人たちだった。


なぜ、短い期間、箱根の山の中に、インド人家族が暮らしていたのかわからない。

アミナ、カーンちゃんは今はどこでどうしているのだろう。

もう二度と会うこともないんだろうな、と思う。


でも、インド映画に出てくる女の人はみんなやっぱり美人で、
小さな頃に、アミナ、カーンちゃんが隣にいてくれた幸運をわたしは思い出しながら、
インド映画で美女たちが踊りまくるシーンをどこか懐かしい気分で見ている。