心配ご無用

お休みの日に、お友達家族と海で遊んで温泉入って帰ってくる計画。

次女のコリは部活を休みたくないからいかない…と、言う。

えー。でも、帰りは遅くなるよ。ママは夕飯まで食べてきたいの。

コリは、大丈夫。と。

コリは料理が得意で頭も回るから、ある材料でパッとつくれる。心配ない。大丈夫。

では、お言葉に甘えてママは行ってきます。

そして
夜帰宅すると、
サラダうどんを作って食べたらしい。

そして、オーブンには手作りパンが焼けている。こねたらしい。

親がいない時間もエンジョイしちゃう。全くコリらしい。

素晴らしいよ。全然心配いらなかったね。

あなた色

みんなが持ってるから買ってー。

一番嫌いな言葉かも。

ピンクのピアニカなんてイヤだよー。

と、一年坊主。

なんでよ。使えるしお姉ちゃんが使っていたんだ胸をはって持っておいき。


イヤだよー。お兄ちゃんの青いのはー？

それはアンタが遊んでてどっかにいっちゃったんでしょ！ないの！


やだー。やだー。やだー。


青いピアニカは、ここ二三日私だって必死に探し回って、でも見当たらなかった。
捨てた記憶はない。おかしいな。でも、ないんだから仕方ない。

！！

ピアニカを持っていく日の朝、瞬間的にひらめいて、押し入れの下段。
ここオレの部屋ごっこをしていたところを開けたら…あった！

良かった。

きれいに拭いたらピカピカになった。青いピアニカもこの日を待っていたのかもね。

大好きブラウニー

白砂糖は体によろしくない。

でも、甘いモノを食べたらホッコリするのよね。

白砂糖を使わないお菓子…つくるしかない。

先日お友達が作ってくれたココアケーキがおいしかったので、作る。

卵乳製品砂糖なし！
リンゴジュースとメープルシロップで充分甘いし、このどっしり感がいいなぁ。
今度はナッツやアーモンドをいれてみよう。

全然ベジタリアンやマクロビティアンじゃないけれど、こういうお菓子は本当においしいなぁって思う。

ゴールデンウィーク

四人のうちの三人が箱根に行ってしまったので、私と長男とで居残りゴールデンウィーク。

小田原の街はお神輿だらけ。
高校の時の同級生、カメ君は今年も担いでいるのだろうか。
息子とは途中から別行動。

小田原駅のスタバへ。

ここは新幹線が止まる駅なので、英語や関西弁が飛び交い、大きな鞄を持った人たちがたくさんいる。

私もどこかにいきたいな。

最近ウズウズしちゃって仕方ない。

素敵な季節だもの。誰だってそうだよね。

反抗期への反抗

高校生の長男とくだらない事でぶつかりあう。

時に私の生理的イライラに論理的に反論してくるので、その挑発にのってしまい、心底嫌な気分になる。

しかし、
ヤツが不機嫌で必要以上に反発してくるとき…それは、決まって我が家の食料が貧しく、胃袋と精神が漠然と満たされていないときである。
その関係性に気づいた私は、朝、這うように寝床から抜け出し、動かない体にムチをうち、空っぽの冷蔵庫と食品棚から、せめて母親らしくヤツが暖かい気持ちになれるようなお弁当を、と奮闘する。
今朝はとりわけ頑張った。昨晩も寝る前にお互いに乱暴な言葉をやりあったからだ。

ヤツの分、中学生の二人の娘、そして私の。

四つのお弁当が出来上がる。

それにしても、今日はゆっくりだな。

間もなく、いつもより遅くリビングに現れたヤツは、私の力作弁当を見て一言。
「今日は遠足だから、お弁当いらないよ。言ったじゃない。」

「いつ言った！？」
私は絶望の淵から目を見開いた。

「ずっと前」
ヤツはちょっとすまなそうな顔をした。

私の力作弁当は無駄になったけど、反抗期への反抗としてはちょっと私にブがあったかな。