野性派でいこう!

日々の徒然です。子供四人。自然派。遺跡発掘事務所でお仕事。遺跡発掘調査で働き、やっぱり描いたり書いたりする日々。

インテリア考

2019-06-15 17:01:05 | 子育ての事
リビングが最悪だ。

コタツをしまった。
しかし、また寒くなったので、コタツ布団を出してきて、くつろぐ人(つまりわたし)が包まる。

リビングのテーブルで、わたしは作業する。
フリーペーパーの記事を作ったり、漫画を考えたり、遺跡の資料も手元に出しておきたいから、ひと山、本の山がある。
パソコンもよく出して使うからしまうべく所定の位置にまで帰れない。

ご飯の時だけそれらの山をテーブルから下ろして、食卓にし、
食事が終わると、パソコンをテーブルに戻し、また資料をひっくり返す。
コタツ布団にくるまりながら。

21歳の娘に、「ママお母さんやってないじゃん。」と言われて、
は!?と思ったけど、この悲惨なリビングの状態を言っているのか。

じゃあ、アトリエとか個室をくれよ!

お母さんの前に一人の人間としての尊厳をくれ!




ええと、、、なんの話しだっけ。

とにかく、お母さんイコールお手伝いさんと思っているのなら、改めていただきたく、

しかし、このリビング、どうしようかな。

そうだ、リビングの話しだった。



子育てって言うか、子と、共生しとります。

2019-06-14 09:44:02 | 子育ての事
秘密の特訓だから、秘密なんだけどね。

末っ子中学二年男子と、夕飯後に広場に行く。
彼がサッカーボールをボコボコ蹴るからその球拾い。

でも、最初に、「行くか」と。声をかけるのはわたし。

だって夕飯のあと、テレビが嫌いなわたしは、結局ダラダラスマホしちゃう。つまりは暇、な、わけ。

で、帰ってきて、風呂に入って、末っ子が数学の宿題なんぞを始めるから、

ちょっとやらして。

と、横から首を突っ込むと、数学合戦みたいになる。

我が家の父親は仕事仕事仕事で家庭不在だし、20歳を超えた大きい子三人は夜なんて日にちをまたいでも帰ってこないし、
つまり、家族の団欒は、末っ子と二人が常でありまして、

そんな話しを仕事仲間に言うと、

サッカー特訓と数学合戦、
よく末っ子くんが付き合ってくれますね〜〜

と。

なるほど。ホントだ。

反抗期のこない末っ子は、
まだまだ子どもか、逆に
「うちのマミーは、仕方ねぇなあ」
と達観しちゃってんのかも。

京都わずらい

2019-06-02 18:30:56 | 日記
5月の最後の方の日曜日。
京都に行ってきた。

それからずっとちょっと、京都わずらい。

地下鉄乗り継いで、編集の先生に会って、創作の道をゆく仲間に巡り合い、語り話し、教えていただき、励まされた。

そして、夜は同志のように勝手に思わせていただいている仲間と乾杯。

夜は、趣きのある和風の木造建築に宿泊者はわたし、ただ一人。
トイレや風呂に行くときに何かが漂っている。幽霊、ではない。
気配、ではある。

なんの?

次の朝、トイレの手前の暖簾をくぐって見てびっくり。
おびただしい数の本、本、本である。キチンと本が種類別、作者別に分類されて並んでいる。
偉い編集者の方の元自宅だった家だそうで、私設図書館みたいなその部屋に足を踏み入れてなるほど、昨晩感じたのは、この活字たちの疼くような気配であったか。

しばし、その部屋で過ごす。

寺や神社とは真逆の、濃く渦巻いているそれは、しかし、静まり返ったその部屋で、人々が自分の物語と格闘してきたその迫力に囲まれる。

本。
すごいなあ。

わたしはなににこんなに惹きつけられているのだろう。

しかしながら、道は始まっている。行ってみよう。

宿を後にして、京都駅で親戚のおじさんに会い、帰宅。

たったの一泊二日。
もっと歩いてみなきゃ、と思うばっかり京都。しばらく生活してみたいもんだ。くらい行きたい、嗚呼京都。