私のイチローのバット

しょこさん。ブログの更新頻度がおちてますよ。

ありゃー。はい。すみません。

お詫びといっちゃあなんだけど、私が日頃何をやっているのか、ちょっとお披露目しちゃいましょう。


土器
ってありますよね。
昔の人が作って使った食器とか、かめとか壺とか、そんなの。

遺跡から出てきたら、どこから何が出てきたって、ちゃんと整理しとかないと、闇に葬り去られてしまいます。
だから一個一個洗ってくっつけて、記号書いたり、図面にしたりするのです。
最後にはそれが一冊の本の形になるのです。

只今その、土器、を図面に描く作業をやっております。

子供の頃から絵を描くのが大好き。でも、自分で考えて絵を描くのは難しい。満足に描けたことなんてない。なんて下手なんだろうと毎回思う。

でも、この仕事は描く物がある。描く法則がある。

ものすごく幸せな仕事なのです。

朝、この図面描きのシャーペンの親分みたいなやつをシャリシャリ削るのが大好き。
この道具たちは私にとって、イチローのバット。
手の延長みたいに馴染んできた。

埋もれていた土器に名前をつけて、アナタはこんなね…と呼びかけるような作業。

それが私の仕事なのです。

おとなしい凧

凧つくった。
風吹いてきたら呼んで。
オレが凧あげるから。


あの～
お母さんも忙しいんだけど。
それに、あなたのつくったその凧、絶対飛びそうにないし。

凧を作った本人が忙しそうにどっかにとんでった。

その本人にそっくりな顔した凧は飛ばないでジッとテーブルのうえ。

うずらとあずき

いいでしょ。私は、こんなおいしいパン屋さんちの近くに住んでいる。
木曜と土曜のお昼からしかやってないのけど。

でも
本当に素晴らしくおいしいパンばかりなので、いいの。

この時代に逆行したスローっぷりが素敵。

店主がO型でチョコやナッツがゴロゴロ入っているベーグル。
こんなにカリッとクルミとドライフルーツ。

黒胡椒とハムのパンなんて私の好みを狙い撃ち。

私のささやかな夢は、こちらのパンを買いまくり、四人の子供たちを腹いっぱいにさせること。

秦野上町の信号をユニクロのほうから来て、右に曲がって、今度は左に下る。
下りきる直前に、ひっそりとあるパン屋さん「うずらとあずき」
開店は木曜土曜の１２時から。
じばさんずのパンの棚にもあります。

おいしい…のはもちろん、私が凹んでも絶好調でも、
今日も淡々とパンを焼いてるうずあずさん…それが私の力になる！パンだけに魅せられているんじゃない不思議な素敵なお店です。

たばこ祭

たばこの葉っぱ。
けっこう珍しいでしょう。

秦野はたばこの名産地だったらしく、いまでも盛大にたばこ祭が行われる。

民舞やお囃子や太鼓が趣味な私だが、
よその祭に行く気はしない。

人混みが嫌いなのだ。

実は一年に一回だけ果敢に人混みに突っ込んでいくのが、このたばこ祭。

私の出番なんてもちろんないんだけどサ。

ひたすら5歳の息子の腕をひっぱりながら歩いて歩いて、
気になる屋台で買い食いして、道に座ったり、去年は雨に濡れたりまでして、
街中の人がみんなでそんなことをしているのが、なんかいい。

さぁ！明日もたばこ祭だぁ！

タイフーンの日

台風が来るので、お仕事早めにきりあげ、午後からポッカリ時間ができた。

ちょっと昼寝をして、
コーヒーをいれて、
娘のダンスの会計をやって、

YouTubeで東京事変を見まくり、

こないだのエイサーの衣装にアイロンをかけ、ほつれを直し、

夕飯食べてもまだ７時。

台風はもう行っちゃったかな。

雨風しのげる暖かい家。ゆったりした時間。

ごほうび的な時間がありがたい。
皆さまにも台風の被害がありませんように。

小さいくせに魅惑して

甘いものは好きじゃない。

でも、月餅はちょっとヤバイ。

一個も食べたら嫌いになる。

本当にちょっと、ちょっとでいい。

ナッツとココナッツと杏子のやつ。

デパートで見て、一つだけ買っちゃった。

それをまた四分の1だけ食べた。

分け前に預かった子供たちも
あっ！これ美味しい！
と。

ヤバイですね。大人の味を知ってしまったわね。

芸術家だらけ

次女のコリが子供部屋の壁に黒板塗料を塗って黒板にしてしまった。

コリは発想が素敵だし、行動力がある。
でも、詰めが甘くて片付けがまるでできない。

生きてるだけで散らかす。

つまり、私と同じタイプの人間。

コリのやりたいことにいちいち付き合っていたら私のやりたいことができないし、私とコリとの散らかす競争の日々にうんざりして、余計叱ってしまったり。

でも子供部屋の壁面黒板はなかなか素敵にできたんではないでしょうか。

ちびっこが朝イタズラして素敵な大きな絵を描いてあったのを見て思った。

お店屋さん

このお店には聴診器が売っています。

お人形のディスプレイがおしゃれでかわいいです。

扇風機と譜面台とスツールも売り物だそうです。

お金がないのでそんなにたくさんは買えません。
と言うと、お金をくれまでします。

すごいお店屋さんなのです。

田んぼの中で

月曜から金曜
週5日自転車をこぐ。
私は無趣味…いや趣味は、英会話とパソコン…全然やってない。

好きなことは、自転車で職場にいくこと。

自転車をこいで山は二つ。
越えるとごほうびみたいに田んぼの中の一本道。

これは最高に贅沢な時間。

空が１８０度見渡せる。

素晴らしいな。素晴らしいな。
毎日、朝は新しい空気の中で思い、夕方は染まる雲に囲まれながら思う。

子供の頃に全身が震えるくらい感動してた。空や雲や木々の息吹や、水がキラキラとこんこんと流れる様子に。

また、そんな感覚を神様からプレゼントされてる。

自転車こいで、こんなごほうびいただいている。

夢なんかない。

今朝、職場に向かう自転車をこぎながら、ふと思った。

私の夢ってなんだろう。

あれ？

夢がない。

旅行もしたいと言えばしたいけど、それより家を片付けたい。

夢ってのは、家の片付けなんかに負けないくらいのもんじゃないかしら。

すると、やっぱりない。家を片付けるのが一番やりたいことだし。

でも毎日を鬱的に過ごしているんじゃなくて、全くの逆！

例えば、昨晩仕込んだ、煮たまごを始終思い出しては力がわいている。

夢って漠然としたものではなくてさ、

毎日のワクワクを収穫しながら、確実にそこに歩いて行こう！
という感覚に変わってきたんだな。

なりたい自分像はあるのよ。
そこに向かってひたすら自転車をこぐ。そんな感じ。