東京紀行…前編

高校生の長男と江戸東京博物館に行こう…と、
そうすると必然的に五歳末っ子がついてくるわけで…。

江戸東京博物館というのは、東京の両国というところにある。

小田急線沿線在住者の感覚としては、東京は新宿が突き当たりで、左が池袋、右が渋谷。

はてさて両国、どっこらしょ…。
という感じ。

行きたい行きたいと騒いだわりには五歳末っ子は五つ目あたりの駅で帰りたくなる。
前回電車に乗ったときには二駅だったので成長したもんだ。
愚痴り方も大人っぽい
「博物館ってなんだよー。つまんないのかよー。ああ発表会みたいなもん？」

「全然違うよ。いろいろなものが見れらるように置いてあるの。」
優しく諭すような長男。

「ああ動物の目玉とかあるんだな。」
変な納得の仕方。

「そうだ。両国にはお相撲さんがいるよ。」

「いえーっ！お相撲さん。お相撲さん。」

本当に両国にはいつもいつでもお相撲さんはいるものなのか…。

無責任に五歳の野性子供のテンションを上げてしまった長男。

このおとしまえはどうなることやら。

後半へつづく。

夜遊びしたから(-.-)zzZ

今朝、完全に夢の中に埋没していた。

みんなが白いドレスなのに、私だけ黒！
どうしましょう！！

変な夢。でもリアルだった。


現実の世界で枕元の携帯電話がなった。
誰よ。こんなに朝早く。

お友達の四歳児だった。うちにシャベルカーを忘れたから今度取りにいくとのこと。

お父さんが電話に変わった。

「おはようございます。あれ？寝てたんですか？」

「えっ！今何時ですか？」

「もう七時半ですよ。」

ぎょえーっ！目覚まし全然気づかなかったぞ！こんな寝坊は学生の頃以来１６年ぶり！


…そして、８時４０分には職場にいた私。

ブラボー。

しかし、偶然奇跡的に電話に助けられた！
サンキュー！

まったり夜遊び

突然五歳末っ子がお友達の家にお泊まりに行ってしまった。
こんな夜は、必ずＤＶＤ鑑賞会をしましょう！と娘たちに持ち掛けられる。

夕方、フラフラとレンタルビデオ屋へ。
ヒューグラント(私は英国俳優が好きだわ。今気づいたわ）
とジュリアロバーツ
のラヴストーリー

夕飯のカレーライスを食べなから映画鑑賞会。

テレビ見ながらご飯。この悪いことしてる感が我が家の映画鑑賞会の醍醐味なのだ！

あああ。イギリスノッティングヒルに行きたい。

カレーを食べなから思う、なんてゆったりした夜長。

理想の男

毎晩眠る前に五歳末っ子に本を読んでやる。

絵本でなくちゃダメだったのが、最近文字だけの本の読み聞かせでもジッと聞いておられるようになったから、私も張り切っちゃう。


スプーンおばさんとムーミンシリーズは本当に素敵。


いやはや、実は私がスナフキンの孤高の大人ぶりに再び再燃、ハートを熱くしている。

でも
子供の頃から勘違いしていた。
スナフキンは本の中では横笛を吹く。
ギターじゃない！

テレビアニメではギターだった？？

なぜか沖縄

ジャカジャカ三線。

保育園の秋祭りにむけて、沖縄のエイサーを練習しております。

保育園で子供がイタズラしてかきならす三線はＨ子ちゃんお父さんが教則本ＤＶＤ付きで買ったもの。

面白そう。私だっていじりたいじゃない。

「ちょっと。ちょっと私にやらせてよ！貸してよ！」
と言う私に、
「ショコちゃんてさ、すぐ人がやってんのやりたがるよねー。」
夢中でかき鳴らしている五歳末っ子のクラスメイトに言われる。

さっき高圧的大人態度作戦で彼から奪ったから、二度目は貸してくれない。

ちっ。
ちょっとハマりそうなのにな。

プレミアムだ

豆乳とオレンジジュース
一対一くらいの割合で混ぜる
トロリンと乳化してラッシーみたいな味わい。


最近、これで生きてると言っても過言ではないかも。


問題はオレンジジュースが冷蔵庫にあると五歳末っ子がグイグイ飲んでしまうこと！


あああ！今日ヨークマートで見つけてしまった！

プレミアムオレンジジュース！

濃縮果汁還元していない本当のストレート！

これを五歳末っ子に見つかったら大変だぁ。

こっそりこっそり冷蔵庫の奥に隠しちゃった。


鼻水がでてる五歳末っ子、温かいお茶を飲んでる。
復活したら飲ませてあげようかな。

横浜ジャズナイト…後編

完璧に正しい横浜のジャズバー…にはいささかラテンが過ぎてるアロハシャツのパーカッションのおじ様が今夜の主人公。
でも、先生が用意してきてくれた資料のプリントを見ると素晴らしい経歴のプレイヤー。

おやじギャグを交えつつ、高校生を意識して分かりやすくいろいろ解説してくれたり、ボーカルのお姉さんも登場して、盛り上がる横浜ラテンナイト！

曲名が代表的なのしか覚えていないが、イパネマの娘、キサスキサスキサス、マシュケナダ…などなどなど。

でも、浜辺の歌をジャズバージョンで…が素晴らしく良かったなぁ。


ショーは三部。
合間に保護者たちで交わす雑談。高校生たちは演奏者と写真を撮ったり質問したり。
すっかり打ち解けたムード。

名残惜しい中で課外授業を終えたのは最終電車が気になる１１時。


薄暗い店内の照明。ピアノのお兄さんが 即興で繰り出す調べ。からまる低いベース音。正しいウエィターが正しくカクテルを作る優雅な手の動き。

今朝になると、太鼓の音は遠く消えて、その場面だけがフラッシュバックする。

高校生たちと先生と保護者の方たちと、あの空間。

全部がチグハクで、でも全部が正統派。
なんとも不思議な一夜は夢じゃなかったって、確かめに、来年も参加しようかなぁ。

横浜ジャズナイト…中編

先生に続いて狭い階段を降りる。金の手すり…クラッシックな艶の板張り。

天井の低いホール。
左手にカウンター、右手に低い社長ソファーのテーブル席。真ん中にグランドピアノ。

我々課外授業高校生チームは二つのテーブルに別れて座る。
先生は適当に注文してください。と言った。
注文をとりにきたのが完全に正しい優雅な物腰のウエィター。髪はオールバック。白いシャツ黒いベスト。笑顔も型通り、お客様の黒い噂もクールスマイルで流す…。
こんな完全に完璧なウエィターに、適当になんて注文できない！！

高校生たちは皆ジンジャーエールを頼み、他の保護者のみなさんは慣れているのか、様々なカクテルを注文してる！

やばい！私は三杯飲んだら頭が痛くなる体質。
とりあえず、生ビール。缶のビールは好きじゃないけど、生ビールの香ばしさが好き。だから、困った時には生ビール。
これがまたまた完全に正しい生ビールで、お、い、し…かったので感激。


先生が適当に注文してくれたおつまみも完全に正しい優雅な感じでよろしかったなぁ。
横浜らしく、中華メニューが充実していたのが微笑ましい。

そうこうしているうちにカウンターで飲んでいた方たちが、イソイソとピアノとパーカッションとベースについて…今夜の演奏者の方たちだったのだ。

横浜ジャズナイト…前編

出かける前に、ズボンのアイロン、
ピアスの穴が通らない、
ペディキュアだって直す時間ない…落としちゃえ、

大慌て、十五年ぶりにカカトの高い靴をだした。

長男の高校の課外授業…保護者同伴企画！
今夜はジャズバー見学なのだ！

その他三人を母にお願いして、長男と家を出る。

ちょっと早めに横浜関内。

横浜スタジアムの横を通り抜け、中華街でラーメンとタピオカミルクティー




街はサタデートワィライト。
誰もが、大好きな恋人と家族と友達と、ちょっと素敵な気分を感じてる夕焼け。ピンバッチみたいに正しくはためく旗たち。




集合場所に行ってみると、今年の参加は五人の生徒とその保護者。
引率はスペイン語の先生と奥様。


横浜関内北口を出発し、間もなく先頭を歩いていた先生が唐突にビルの中に。

階段を下って地下一階。
目指すは正統派大人のための夜の店、横浜のとあるジャズバーなのであった。

ご相伴

餃子ではなかった。
チーズがくるまれ…ブリトー？

ああ
ちょうどサルサソースがある。
つけて食べたら最高だろうな。

でも、くれるわけがないよね。私たちは険悪ムード。

ご相伴に預かれた五歳末っ子も一口もくれない。

と、思ったらコリがくれた。

意外と根に持たないタイプなのかもしれない。

さっそく
いただきます。
うふ。