野性派でいこう!

日々の徒然です。子供四人。自然派。遺跡発掘事務所でお仕事。遺跡発掘調査で働き、やっぱり描いたり書いたりする日々。

変換装置、発動させよ!

2015-10-04 22:03:29 | 日記
例えば、
新しい鞄が欲しい。

ピカピカで、しっかりした革製で、ちょっとした旅行にも使えるような。

鞄、鞄と気になって、いつも理想の鞄を探しているようなとき。

実は、旅をしたい。
ここではないどこかに行きたい。新しい、世界に対する憧れ。

の、現れ。


ちょっと前のわたしは、ソファーが欲しくてたまらなかった。

フカフカで、わたしを包んでくれて、安心して眠れる場所。野生動物なら、傷が癒えるまでじっとしておられる場所。

その頃のわたしは、
死ぬところを探して、猫が側溝に身を隠すでしょう。側溝ないかな。わたしが入れる側溝。

と、よく語っていたようだ。

あんた、よほど側溝好きね。
と、友達に言われた時、改めて気がついた。

とにかく、いつも疲れはててていた。


そんな時代を経て、
最近のわたしは、机が欲しくてたまらない。

いや。自分の机がなくてはならない。というもっと、切羽詰まった思いだ。


朝、起きる。
毎朝、流しに溜まった皿洗いから始まる。

昨晩きれいにして眠ったのに、誰かがなにかを作って食べたのだ。

もしくは、リビングのテーブルの上の片付けから始まる朝。


どうして、わたし、以外の雑用が、山積み!?


小さな机をリビングの角に置いた。
わたし、の場所だ。

なにかを描いても、そのままおいておける。

遠くから眺めると、まるで祭壇のようにさえ見える。
これからは、ここでたくさんすごそう。

自宅出産 漫画 その8

2015-10-04 20:45:31 | 自宅出産 漫画
はい。告白します。

助産師さんが間に合いませんでした。

そういう時には、とにかく赤ちゃんの保温。

人肌にぴったりくっつけていて、
と、事前に聞いていたので、慌てないですみました。
それよりも助産師さんが心配していたのは、実は母体の大量出血でした。

ただでさえ貧血のすごい人が、大量出血したら取り返しのつかないことになりかねません。

結果オーライで、明るく語れますが、助産師さんには本当に悪いことをしたと思います。


あのとき、すべてが必要最低限の明かりのなかで行われました。

赤ちゃんをびっくりさせたくなかったのもありますが、
動物に近くなるわたしの神経が刺激されずに、本当に良かったと思います。

子供たちにも新しい命が現れるという興奮はありましたが、すべてが穏やかで、静かで、赤ちゃんはただただ美しいのでした。