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小石川植物園 300年前徳川幕府が小石川薬園として  1

2019-02-18 | 季節だより

正式名称は、「国立大学法人東京大学院理学系研究科付属植物園」ー植物学の研究・教育実習施設。
約300年前の1684年、徳川幕府が当地に設けた「小石川薬園」。
面積48.880坪で地形の変化に富んで、我が国近代植物学発祥地・今では、標本約70万点・図書約2万冊などいろいろ活用されている。
栃木県日光市に「日光分園」がある。「公開は4月15日から11月まで」

1735年ー青木昆陽、甘藷試作・1896年平瀬、イチョウの精子発見・1952年温室木造で復旧・・・。

ソテツ(精子発見)
生育は遅いが成長すれば樹高は8m以上にもなり、その際でも移植が可能なほどに強健である。
幹は太く、たまにしか枝分かれせず、細い枝は無い。幹の表面は一面に葉跡で埋まっている。
葉はその先端に輪生状につき、全体としては幹の先に杯状の葉の集団をつける。葉は多数の線状の小葉からなる羽状複葉で、葉先は鋭く尖り、刺さると痛い。
雌雄異株である。雄花は幹と同じくらいの太さの松かさを長くして、幹の先端に乗せたような形で、松傘の鱗片にあたるものの裏一面に葯がつく。
雌花は茎の先端に丸くドーム状に膨らみ、雌しべを個々に見ると、上半分は羽状複葉の葉が縮んだ形、下半分の軸には左右に胚珠が並ぶ。
種子は成熟すると朱色に色づく。
この種子は日本国外へも輸出され、主な出荷先は台湾、中米(コスタリカなど)取引がされる場合には主に幹の長さでその価値が決まる。
大島紬の泥染では染まりが悪いと蘇鉄の葉を入れて化学的作用を強くするなど。





「日本の樹木」
アカマツ・アサダ・ミズメ・ウワミズザクラ・エノキ・カシワ・カヤ・クロガネモチ・コウヤマキ・コナラ・コブシ・シナノキ・シラカシ・杉
タブノキ・ホオノキ・マテバシイ・ミズキ・モッコク・ヤマモモ。

















ボダイジュ
中国原産の落葉高木。
高さは10mほどに、花期は、6-7月頃で淡黄色の花を咲かせる。
日本へは、臨済宗の開祖栄西が中国から持ち帰ったと伝えられる。仏教寺院によく植えられている。

釈迦は、菩提樹の下で悟りを開いたとして知られるが、釈迦の菩提樹は本種ではなくクワ科のインドボダイジュ(印度菩提樹)のこと。
中国では熱帯産のインドボタイジュの生育には適さないため、葉の形が似ているシナノキ科の本種を菩提樹としたと言われる。





ヒノキ科
約130-140種からなる、裸子植物で最大の科。
木本で、多くは雌雄異株、高さは1m足らず(ハイネズなど)から大きいものでは100m以上になるもの(セコイアなど)もある。
成木の樹皮は橙色から赤褐色で、縦に筋が入りむけるものが多い(屋根をふくのに使うヒノキの皮のように)が、滑らかなもの、鱗状になるものもある。葉はらせん状に配置、または対生で放射状に出る。
多くの種で、幼樹では針状だが成熟すると小さい鱗状になるが、針状のままの種もある。
古い葉はふつう個別に脱落するのでなく小枝ごと脱落する。
ただし大きい枝・幹についた葉は樹皮がはがれ始めるとともに個別に脱落する。
多くは常緑で葉は2から10年残るが、スイショウ、メタセコイア、ラクウショウ(ヌマスギ)の3属には落葉性のものもある。
球果は木質または革状、またビャクシン属では液果状になり、鱗片1つに胚珠1個から数個がつく。
球果の鱗片は葉と同じようにらせん状あるいは対生に配置する。
子葉はふつう2つだが、6つあるものもある。



フジ科
フジは、マメ科フジ属のつる性落葉木本。
一般名称としての藤には、つるが右巻きと左巻きの二種類がある。
右巻きの藤の標準和名は「フジ」または「ノダフジ」、左巻きの藤の標準和名は「ヤマフジ」または「ノフジ」である。





ツツジとはツツジ科の植物であり、学術的にはツツジ属の植物の総称である。
ただしドウダンツツジのようにツツジ属に属さないツツジ科の植物にもツツジと呼ばれるものがある。
主に、アジアに広く分布し、ネパールでは国花となっている。



クスノキークスノキ科ニッケイ属の常緑高木。
一般的にクスノキに使われる「楠」という字は本来は中国のタブノキを指す字である。
別名クス、ナンジャモンジャ。 暖地で栽培される変種としてホウショウがある。





次回は、日本庭園へ

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