syuの日記・気まま旅

気まま旅・syu散歩・富士山麓のこと、
気ままに記録しています。

舎人線 日暮里から西新井大師

2013-07-21 | 気まま旅

都交通局は、1985年 都における都市高速鉄道を中心とする交通網の整備に関する基本計画について、都営バス里48系統の路線を中量輸送機関に置き換えるべく地下鉄7号線(南北線)の一部として計画。
財政問題や採算性などから尾久橋通り上の新交通システムに変更と財政状況などから、大幅に遅れ、一方で事業主体の決定や荒川区側の用地買収に時間がかかったこともあり、開業は当初計画されていた1999年 平成11年から2002年、平成14年、さらに2008年(平成20年)本路線は、1985年(昭和60年)7月の運輸政策審議会答申第7号「東京都における都市高速鉄道を中心とする交通網の整備に関する基本計画について」においてほぼ都営バス里48系統の路線を中量輸送機関に置き換えるべく位置付けられたものである。当初は地下鉄7号線(現在の南北線)の一部として計画されていたが、財政問題や採算性などから尾久橋通り上の新交通システムに変更された。なお、財政状況などから、軌道事業特許は1995年(平成7年)、工事施行認可は1997年(平成9年)と大幅に遅れ、一方で事業主体の決定や荒川区側の用地買収に時間がかかったこともあり、開業は当初計画されていた1999年(平成11年)度から2002年(平成14年)度、さらに2008年(平成20年)3月30日と、2度にわたって延期されている。2度にわたって延期されているが、2008年(平成20年)に開業した。

        舎人ライナーは、荒川・足立区(尾久橋通り)を二両連結で走っている


区間は、日暮里 - 見沼代親水公園 9.7km、 駅数は、13駅(起終点駅含む)、 複線、全線、 車両基地所在駅:舎人公園駅
最高速度は、60km/h、 所要時間は、20分、扇大橋 - 足立小台間勾配大、 最小曲線半径は、30mで日暮里付近という。

JR日暮里駅地上から出ている                午前10時ガラガラで空いていた
    

運賃は、大人で初乗り160円から最高320円までの4段階。

駅は、日暮里駅ー( 京成電鉄)-西日暮里駅(JR・ 千代田線)-赤土小学校前駅ー熊野前駅(都電荒川線)-足立小台駅ー扇大橋駅ー

高野駅ー江北駅ー西新井大師西駅ー谷在家駅ー舎人公園駅(中央卸売市場北足立市場)-舎人駅ー見沼代親水公園駅。

日暮里駅前バスロータリー広場                       太田道灌像が
    

舎人ライナー高台から眼下を見渡すと、太田道灌像が、江戸名所図絵や、高村光太郎は、千歩の田園を見下していたのだろう。
日暮里は、もと、新堀・日暮しの里とも云っていた。

「新堀を道灌山より臨めば春秋の景色の暮るをも忘るる心にて日暮の里と言ならはせり」(紫一本)
当事は、舎人ライナーの新井大師付近も見えていたかも。

荒川区の隅田川から区境の足立区の荒川・高速中央環状線の陸橋を渡り、進んだ。扇町、江北、、西新井と進んだ。

隅田川・荒川・高速中央環状線(荒川区から足立区に)
    

「舎人ライナー 西新井大師駅」は、区江北六丁目、駅番号 9番目下車する、高架駅。開業 2008年(平成20年)

西荒井大師駅下車 東部伊勢崎線も「大師駅」で接近し並行に


「西新井大師」は、空海 弘法大師が関東巡錫の途中、西新井を通った際に、本尊である観音菩薩の霊託を聞き、本尊の十一面観音を彫り
826年に寺院を建立したことに始まるとされる。
江戸時代中期に建立された本堂は昭和41年火災により焼亡したが本尊は難を逃れた。
本堂は昭和46年に再建され現在に至っている。

川崎大師と共に「関東三大師」の一つに数えられ、毎年の正月には初詣の参拝客で賑わう。

境内には弘法大師によってもたらされたとされる加持水の井戸がある。
この井戸が本堂の西側に所在することが当地の地名である西新井の名の由来とされている。
中野区にある新井薬師と同じ真言宗豊山派の寺院。

昔から変わらない藤棚が


文化財は、 国宝 鋳銅刻画蔵王権現像(平安時代)、 重要文化財 絹本着色弘法大師像(鎌倉時代)、 絹本着色天台大師像(鎌倉時代)
      絹本着色尊勝曼荼羅図(鎌倉時代)、 銅鐘(梵鐘)(高麗時代・遼の乾統7年(1107年)の銘あり)
     菊蒔絵手箱(平安時代)。

舎人ライナー西新井大師西駅下車徒歩20分。

本殿


正式名称は、「五智山遍照院總持寺」

門前町                                    庭園
    

弘法大師ゆらいの加持水の井戸は、大師の祈祷により、涸れ井戸から水が湧いてきたという。
その水は、病気を癒したという伝説、「西新井」の地名の由来となった伝説の井戸、(井戸が本堂の西側にある)

江戸後期に建立された山門(仁王門)。       楼門
    

「厄除け火防のお大師様」で開運の霊場として、江戸時代は、関東七ヶ寺の一つの数えられた名刹。

境内内は、池まわりの光景、弁天堂、石塔、弘法大師像、十三重の宝塔と藤棚などが

弁天堂                三重塔                  弘法大師像
    

境内は、5万平方mと広く、牡丹の名所としても知られ、春、桜と藤 で、12月納めの大師、縁日・節分には特に賑わう。

本堂前                   境内             本堂内
    

西新井の鎮守、氷川・浅間神社があった。

大師さんから舎人まで約20分歩く、途中の神社へ
      

次回は、舎人ライナー終点「見沼代親水公園」駅へ。