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syuの日記・気まま旅

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金山城跡公園

2011-04-03 | 気まま旅
太田市のシンボル金山。赤松に覆われている秀麗な山。
戦国時代に城が築かれていた山、金山山頂中心の18.3ha北城、八王子山の砦、大手の士、屋敷など含め全部で97.8ha。
平成14年国の史跡に指定される。

戦乱の世が反映された実践的な城で、土塁や堀切、石垣や石敷きなどが多用されているのが特徴。


「桜の井戸」
斜面に「桜の井戸」があり、戦国期から、いままで水をたたえている。

戦国時代を見てきた桜の根


金山城の全体模型
  

天正12年(1584)小田原北条氏に金山城主由良国繁とその弟で館林城主長尾顕長が幽閉され、金山城は北条氏により攻撃されたが、
二人の帰還を条件に金山城を北条氏に明け渡し、由良氏は桐生城に退いた。
金山城には北条氏の家臣が配置され、天正18年(1590)豊臣秀吉の小田原攻略に伴い、金山城は廃城となった。

金山山頂中心に97.8haの広さ           城を囲む山塁 実践的砦
  


金山城の中にある新田神社は、1875年本丸跡に建てられた神社、新田義貞公を祀っている。近くに樹齢800年の大欅がある。

月の池跡                       当時が偲ばれる石垣
  


山頂では、貴重な池                    山頂にある「新田神社」
  


金山からは、上毛三山、秩父連峰、日光連山などが一望         幾多の戦いに耐えた山城
  


次は桐生へ。