NHKBSで放映していた映画「セント オブ ウーマン」を
見た。
『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』 は、1992年に
製作されたアメリカ映画。盲目の元軍人を演じた
アル・パチーノがアカデミー主演男優賞を受賞した。
1974年のイタリア映画「女の香り」の
リメイク版とある。私はイタリア版「女の香り」は
見ていない。
以前も流し見していて筋書きはわかっていたが
今回はじっくり見る。副題に「夢の香り」と
付いている。「夢の香り」とはちょっとストーリーと
ちょっと違うか?と思いながらもよくよく
見たら確かに色々な香水の名前が出てくる。
主人公フランク・スレード中佐 ( アル・パチーノ)は
戦争で目が見えなくなった偏屈な退役軍人、金は
たくさん持っているが、姪家族と折り合いが悪く
離れに一人で住んでいる。姪ファミリーが旅行で
留守にする間、フランクの面倒を見てもらうため
苦学生チャーリー・シムズ (クリス・オドネル)を
アルバイトに雇う。
偏屈なフランクの性格に戸惑いながらもチャーリーは
フランクの面倒を見ていく。
さて、お話の中に出てくる香り、
一番目は飛行機のスチュワーデスがつけていた
イギリス王室御用達の「フローリス」
目は見えなくても鼻がきくフランク。
2番目はフランクと疎遠になっている実兄の妻が
つけている香水はゲランの「ミツコ」。
「奥さんは欲求不満だ」と毒づくフランク。
3番目はレストランで所在無げに一人で恋人を待っていた
若い女性ドナ(ガブリエル・アンウォー)に
「オグリビーの石鹸の匂いがする」とフランク。
石鹸の匂いのする女性ドナとタンゴを踊るフランク。
4番目は学校の女性教授がつけていた香水が
「フルール ド ロカイユの匂いがする」というフランク。
日本語字幕に「岸辺の花」と訳されていますが
私の知る限りフルール ド ロカイユは「石の花」と
覚えている。
古い香水の本にも
フルール ド ロカイユは「石の花」と書いてある。
香料会社に勤めていた頃、色々な香水の名前を覚えさせられた。
ほとんどがフランス語。スワール ド パリ(パリの宵)
ヴォル ド ニュイ(夜間飛行)ナルシス ノワール(黒水仙)
等々、香水もなかなかしゃれた名前が多かった。
フルール ド ロカイユ(石の花)なんてあるはずもなく
これは石垣に咲く花の事か?それを「岸辺の花」と
訳してしまったのかもしれない。
私も「石の花」のオードトワレを持っている。
「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」 なんてつけないで
ズバリ「女の香り」のほうが分かりやすい。
アル・パチーノ52歳、クリス・オドネル22歳の
時の映画です。それなりに面白い映画でした。
見た。
『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』 は、1992年に
製作されたアメリカ映画。盲目の元軍人を演じた
アル・パチーノがアカデミー主演男優賞を受賞した。
1974年のイタリア映画「女の香り」の
リメイク版とある。私はイタリア版「女の香り」は
見ていない。
以前も流し見していて筋書きはわかっていたが
今回はじっくり見る。副題に「夢の香り」と
付いている。「夢の香り」とはちょっとストーリーと
ちょっと違うか?と思いながらもよくよく
見たら確かに色々な香水の名前が出てくる。
主人公フランク・スレード中佐 ( アル・パチーノ)は
戦争で目が見えなくなった偏屈な退役軍人、金は
たくさん持っているが、姪家族と折り合いが悪く
離れに一人で住んでいる。姪ファミリーが旅行で
留守にする間、フランクの面倒を見てもらうため
苦学生チャーリー・シムズ (クリス・オドネル)を
アルバイトに雇う。
偏屈なフランクの性格に戸惑いながらもチャーリーは
フランクの面倒を見ていく。
さて、お話の中に出てくる香り、
一番目は飛行機のスチュワーデスがつけていた
イギリス王室御用達の「フローリス」
目は見えなくても鼻がきくフランク。
2番目はフランクと疎遠になっている実兄の妻が
つけている香水はゲランの「ミツコ」。
「奥さんは欲求不満だ」と毒づくフランク。
3番目はレストランで所在無げに一人で恋人を待っていた
若い女性ドナ(ガブリエル・アンウォー)に
「オグリビーの石鹸の匂いがする」とフランク。
石鹸の匂いのする女性ドナとタンゴを踊るフランク。
4番目は学校の女性教授がつけていた香水が
「フルール ド ロカイユの匂いがする」というフランク。
日本語字幕に「岸辺の花」と訳されていますが
私の知る限りフルール ド ロカイユは「石の花」と
覚えている。
古い香水の本にも
フルール ド ロカイユは「石の花」と書いてある。
香料会社に勤めていた頃、色々な香水の名前を覚えさせられた。
ほとんどがフランス語。スワール ド パリ(パリの宵)
ヴォル ド ニュイ(夜間飛行)ナルシス ノワール(黒水仙)
等々、香水もなかなかしゃれた名前が多かった。
フルール ド ロカイユ(石の花)なんてあるはずもなく
これは石垣に咲く花の事か?それを「岸辺の花」と
訳してしまったのかもしれない。
私も「石の花」のオードトワレを持っている。
「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」 なんてつけないで
ズバリ「女の香り」のほうが分かりやすい。
アル・パチーノ52歳、クリス・オドネル22歳の
時の映画です。それなりに面白い映画でした。
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