夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

映画「幕末太陽伝」を視て思ったこと

2012年04月04日 | 映画 TV
昨夜NHKBSで放映した映画「幕末太陽伝」を視ました。半世紀以上前の
映画とはおもえないほど画像はきれいで面白かったです。予告編はこちら

  文久2年(1862年)の江戸に隣接する品川宿。お大尽を装って遊郭旅籠の
  相模屋で豪遊した佐平次は、金がないのを若衆に打ち明けると居残りと
  称して相模屋に長居を決め込み、下働きから女郎衆や遊郭に出入りする
  人々のトラブル解決に至るまで八面六臂の活躍をし、果てはこの旅籠に
  逗留する攘夷派の志士たちとも渡り合う。様々な出来事の末に佐平次は
  体調を悪くするが、それでもなお「首が飛んでも動いてみせまさぁ」と
  豪語するのだった。(ネットより)

主役である「佐平次」役をフランキー堺がコミカルに演じたし、爆発的な人気の

石原裕次郎、小林旭、二谷英明は脇役になり、面白い演者が多数出演していた。

あの頃の映画はずいぶん丁寧(しっかりした時代考証)に作られていたなと思いました。
その中の一つが遊郭女郎の「お歯黒」がしっかりなされている。
 
今の時代劇はお歯黒をしている場面は見られない。
 
どういう訳かお歯黒は美的センスに欠けるとか外国人からみたら気持ち悪いと
いうことで映画でのお歯黒場面が無くなってしまったそうな。ですからいまの
若い人がこのようにお歯黒女性が出てきたら「あれは何?」となるのでしょう。
しかしながらこれは江戸時代末期から明治初頭まで確かにあった日本の文化
だったんですね。以前博物館で漆の蒔絵で飾られ作られていた「お歯黒」道具を見て
このような道具を使って歯を染めていたのかと思いました。今では時代劇では
殆んどお歯黒姿が見られなくなり何となく味気ない感じもします。

50年も経つといい役者が殆んどいなくなっている。皆さん若かった。
コメント
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