紫蘇の効用

観劇・ゴルフ・フラメンコ・わんこの事・・・ラリホーな毎日です♪

四国の旅 -Ⅱ

2005年08月27日 | 文楽

朝食は和食派の私は納豆ご飯で、しめにフルーツ、ヨーグルト、コーヒー、ジュースを摂取するという パターンが多いです。
 まず和食~

ホテルの目の前にある松山城のお堀の中を散策して市電(2駅だけ~)でJR松山駅に向かいました。
内子行きの電車の発車まで時間があるので駅構内にある
ステラおばさんでお茶。

松山から揺られること50分、のどかな町、内子に到着しました。
駅前にお店もなく、人もいない・・・でも内子座文楽の幟旗は出てるので今日は間違いなくここで文楽の公演があるよねー?
 古い町並み保存地区へ向かう
 日差しが強い。暑い、暑い。途中ビール
 栗の名産地なので、栗饅頭
 ランチは下芳賀邸でおそば

開演10分前の1:50に内子座へ入りました。
入り口は路地をまがったとこ。
 とつぜん江戸時代にタイムスリップ

枡席の最前列、一昨年こんぴらの金丸座で歌舞伎を観たときも最前列だったけど舞台が高くてずーっと見上げてる状態でたいへんでしたが、ここ内子座は舞台は低く、客席は傾斜してるのでどの席でも観やすいつくりになってます。
 なんといっても雰囲気最高ー


一幕目「菅原伝授手習鑑」寺入りの段・寺子屋の段
桐竹 勘十郎 さんが武部源蔵だぁ。若々しくてカッコいい源蔵だぁ。
ハプニング発生・・・ここ内子は和蝋燭が特産品なので舞台前に3本、本物の和蝋燭を灯していたのだけど、1本がぼうぼうと燃え出した。内子座の係りの人が手をロウまみれにして片付けたので事なきを得ました。
二幕目「天網島時雨炬燵」紙屋内の段
小春の悲しむ表情に魂があり、むしろ怖く感じるぅ。
三幕目「寿柱立万歳」
これは歌舞伎の「乗合船恵方萬歳」を元に文楽に書き換えたという、文楽→歌舞伎狂言といよくある流れと反対の出し物で、文楽でこんな楽しい舞踊を見せていただけて最後は盛り上がって幕となりました。

そして最後に竹本住大夫さんからのご挨拶があると案内があって幕があくと三味線の鶴澤清治さん・人形遣いの吉田文雀さんも「菅原伝授手習鑑」の千代さんのお人形を持って、千代さんが挨拶って感じ。
住大夫さんもさすがに一幕目の蝋燭ぼうぼうには気になったとお話しされてたわん
さてすべてが終了したあと、めったに来られるもんじゃないと内子座二階にもあがって記念写真撮ったりして最後のお客になって出たところで竹本住大夫さんがいらっしゃるではないですか!
「素晴らしかったです~」とお声がけすると「どちらからいらしゃったんですか?」と聞かれ「東京からですー」「じゃ9月国立も是非よろしく」などと言っていただいて、一緒に写真撮ってもらって母上様は大興奮。

特急宇和海に乗って30分で松山着。
そこから市電で20分で道後温泉着。19:00となりました。
今夜のお泊りはホテル八千代
温泉旅館に泊まるのは久しぶりです。
街の散策は明日にしようということで
お部屋でゆったりと夕食を食べ・・・
露天風呂につかり、足マッサージをしてもらいました。
足裏のツボを押してもらって痛いところが悪いとこ。
私は首、右目のツボがとっても痛くて、なるほど~、それに、すい臓も悪いらしく「飲みすぎですね」と。
母上様は十二指腸のツボが飛び上がるほど痛かったらしく、これはストレスだそうで(えぇぇ?)
ストレスが多い自分の人生を嘆いてました(えぇぇぇぇ?)


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