紫蘇の効用

観劇・ゴルフ・フラメンコ・わんこの事・・・ラリホーな毎日です♪

◆shiso家のわんこをご紹介◆

新橋演舞場☆夜の部

2006年05月18日 | 歌舞伎

演舞場、平日の今日も賑わってます。
男性の観客が多いように見受けられます。

一幕目 石川五右衛門
 石川五右衛門:吉右衛門
 此下久吉:染五郎
 三好国長:信二郎
 左忠太:宗之助
 呉羽中納言:桂三
 三好長慶:歌昇
 次左衛門:段四郎


歌舞伎らしいシーン満載で華やかで、でっかい吉右衛門さんの宙乗りでのつづら抜けもあって見ごたえある一幕です。
序幕 大手並木松原の場で桂三 さんの中納言、身ぐるみ剥がされたらなさけなーい感じの細さ。
生足出して花道の引っ込みは役者魂感じました。

五右衛門の「絶景かな~」のおなじみのセリフに客席が沸いてました。
南禅寺山門キレイだし。

ニ幕目 京鹿子娘道成寺
 白拍子花子:福助

所化にご子息勢ぞろいじゃー
種太郎くん (歌昇さん長男)
廣太郎くん (友右衛門さん長男)
米吉くん (歌六さん長男)
廣松くん  (友右衛門さん次男)
隼人くん (信二郎さん長男)
児太郎くん (福助さん長男)
龍之助くん  (歌六さん次男)
ちっちゃいのに「般若湯をきこしめし~」とか言ってる
種太郎くんはこの中でもお兄さんな感じですが、みんな、まだまだたとたどしい感じ。
隼人くん、美形に成長中。只今変声期だわさ。
福助さんの花子はイケイケな感じだなぁ。
つい、記憶に新しい2月の道成寺と比較しちゃう・・・
鐘の綱に烏帽子を掛ける成駒屋方式だけど、後見さんがお手伝いしてかける形でした。
イナバウアーはさすが柔軟な福助さん。

手拭いゲット
所化の中村扇一朗さんが投げてくださいました

福助さんとお子様達のサイン入り~

三幕目 松竹梅湯島掛額
 紅屋長兵衛:吉右衛門
 小姓吉三郎:染五郎
 八百屋お七:亀治郎
 長沼六郎:信二郎
 丁稚長太:廣松
 月和上人:由次郎
 若党十内:歌昇
 おたけ:芝雀
 釜屋武兵衛:歌六


お土砂をふりかけると体がぐにゃぐにゃになっちゃうというナンセンスコメディー。
紅長・吉右衛門さん仕込みギャグがいっぱい。
あっちへ行こうか、こっちへ行こうか、どうか体二つ欲しいわい」のセリフ、吉右衛門さん、廣松くん、歌六さん、信二郎さん全員「体二つ欲しいワイヤーロープ宙乗り」って言ってるわいヤーロープ・・・失礼しました。

あるある探検隊風にたのしませ隊とかチッチキチー(そのあとキッチエモーンとか言ったらオモロくない?)とか、和尚さんに耳打ちするのも「ホニャラレロレロ★※&#」とわざわざ大きく発声

紅長さんが吉三(染)にからむとこ「女の扱いが上手な染五郎に聞いてみよう・・・でも最近子供うまれたからまっすぐ家に帰ってるし」「そこのところは叔父上を見習ってます」さしさわりないウチワねた~

火の見櫓の場は亀治郎さんが器用なトコ見せてくれるに違いないと思ったけど、ちょっと力が入りすぎかな?
パントマイムみたい。
文楽人形というよりピエロの動きのような気がしました。首が前後に動くのが激しいんだもん。
人形振りが終わってからのほうが良かった。
花道の見得はブルブルしすぎだけど、刀を抱いて走っていく様はきれいでした


五月大歌舞伎
平成18年5月1日(月)~25日(木)
新橋演舞場