今年は特にプラチナチケットとなったこんぴら大歌舞伎の切符を入手できたので母上様と四国へ
10:00の便に乗る前はロイホで朝食
クラブハウスサンド、大好き
11:15高松空港に着いて、琴平行きのバスで小一時間・・・便利です。
前回はシャトルバスで高松まで行ってそっから電車で行きましたから・・・らくちんです。
お泊りは紅梅亭。かなり豪華な旅館~
到着するとロビーでお抹茶とお菓子のサービス。
お琴が演奏されてて和の心でいただきます
荷物を預けたらこんぴらさんの参道へてくてくと向かいます。
うどんうどん、まずは讃岐うどんですよ。
表参道の石段てまえこんぴらうどんにしてみた。
地ビールがうまかー。
”ぶっかけ”という茹でたて麺にだし汁をかけたもの
そして琴平グランドホテル桜の抄というホテルのラウンジでお茶
和三盆のロールケーキおいちー
ここは紅梅亭の姉妹ホテル・・・海老さまもお泊りよ。
早速名物を堪能して満足気味に芝居小屋金丸座へ
桜・・・満開です
江戸時代にタイムスリップ金丸座
入場の際、通り札と団扇が渡されます。
一幕目 浮世柄比翼稲妻
一、浅草鳥越山三浪宅の場
名古屋山三:坂東三津五郎
遣り手お爪:市川右之助
家主杢郎兵衛:片岡市蔵
浮世又平:坂東秀調
下女お国/傾城葛城:市川亀治郎
ったく・・・名古屋山三ってヤツはと思わせる女に弱いおとこ。
妻と呼ぶ傾城の葛城と、貧しい長屋に身を寄せながらお世話する下女を雇っている三山は下女のお国が自分に心を寄せてると知るやいなや妻にしちゃう。重婚じゃー。
皆、爆笑
お国の父親でならずものの浮世又平を演じてる秀調さんの悪ぶりが良かったゾ。
二、吉原仲之町の場「伊達競曲輪鞘當」
名古屋山三:坂東三津五郎
不破伴左衛門:市川海老蔵
茶屋女房:亀治郎
場面は一転して華やかな吉原の街となり客席の天井から桜の花びらが舞いおりてきました。
ひらひら舞ってるときはどよめき
両花を使ってのいいたて。上手に名古屋山三、下手に不破伴左衛門。
お席が下手よりなので海老様ドア~ップ
でも編み笠かぶってっから覗き込みような感じでみんな下から見てます。
本舞台にすすんで言い争い後お互いの傘を脱がす所作にやっぱ笑い
なんか可愛らしい感じになるのよねー。
二幕目 色彩間苅豆(いろもようちょっとかりまめ)
かさね:市川亀治郎
与右衛門:市川海老蔵
海老さまの化粧が薄いけど、べっくらするほどキレイ
仮花道を行くとき、2階桟敷席の人達が「やーん、きれい~、やだー」と激しいリアクションに客席も盛リ上がり、海老さまが向く方、向く方、拍手
美しい与右衛門が悪になって呪われた姿になったかさねから逃れようとする迫力や奮闘ぶりにかなり興奮状態になりました。
亀治郎さんのかさねも適役と思わせる良さがあったし、海老さま与右衛門も美しさがピカ一で、この小屋で観るというのが非常に贅沢な気分です。
与右衛門がかさねの呪縛から解かれて、てくてく歩いてくとこはそうとうおかしかったけど・・・
なんじゃー、あの海老さまのキレイさはなんじゃーと言いながら徒歩にてホテルへ戻ります。
お部屋へ案内されたらそこは菊の六というお部屋でした
最上階は全部「菊のナニガシ」~
お部屋担当の方があたくし達のお部屋の正面のお部屋を指し「こちらに今朝まで團十郎さんがお泊りだったんですよー」
うぉー一日違いのニアミス
「まずはお風呂?それともお食事?」
「まずは風呂だな」・・・てんで浴衣に着替えます。
好きな柄を選べるの
露天風呂「花てらす」へのアプローチがステキ
お部屋に戻ってきたら夕食のお支度ができてたでござるよ。
和紙がかかってた・・・
めくると 繊細な前菜
続いてお造り、ステーキと運ばれてきて・・・
じゅーじゅー
まだまだ来ます。平目の煮付け、揚げ物・・・他にも焚き物が続く
そんなに食べてもシメのご飯と赤だしが食べれる
デザートも
満腹で、また温泉入りに行ったらグロッキー 即寝。
四国こんぴら歌舞伎大芝居
平成18年4月6日(木)~24日(月)
四国金丸座