ゴルフ大好き会計士の公私根?同ブログ

会社経営力強化(仕事)も、ゴルフ(プライベート)も、どちらも好き!楽しい!真剣!が大切・・『根』は同じと思っています!

最終日最終組!

2014-07-22 15:03:38 | GOLF LIFE
7月19日~21日、那須小川GCにて、JJGAジュニアゴルフチャンピオンシップの決勝大会(東日本)が行われました。
予選を73で5位通過したRYOは、初日の練習ラウンド、本選1日目と、同じ6年生の強豪達との組み合わせ。
彼らトップクラスのプレーヤー達とどんなゴルフを展開するのか、内心楽しみでした。

練習ラウンドの1番、2番ホールを観ましたが、一番飛ぶプレーヤーの飛距離は240Yくらいあったでしょうか。
でもRYOもドライバー絶好調だったので、220Yくらい飛んでいたと思います。
飛距離でもくらいついていました。

結局練習ラウンドは前半37で回ったものの、後半はどしゃ降りでゴルフにならず。
小学生のいくつかの組は途中で上がってくるほどの大雨

温かい風呂につからせ、プレーヤーズミーティングが終わったらすぐにあったかいラーメンを食べ、宿に行きました。

そしていよいよ本選初日。
バーディーはなかったものの安定したラウンドで39。ライバル達もスコアは並んでいました。
そして後半。
アイアンショットがキレキレで、ショートホールで2ホールともバーディー。
ですが、ボギーも4つもたたいてしまい38。トータル77で2位と好位置につけました。
那須小川GCはフェアウェイが平坦地が少なく、アップダウンもあり、グリーンも難度が高いので、どのプレーヤーもスコアが出ていませんでした。
しのいでしのいで、我慢した者が勝つ、といった展開でしょうか。

決勝で最終日最終組は初経験。ということで、本人いわく2日目は緊張していたようです。私にはそう見えませんでしたが。
2位と言っても、74の首位とは3打差。しかも後ろには1打差(78)に4人。差はあってないも同然です。
そんな緊張の中スタートしていきました。
前半は本当にしのぎまくり、寄せワンのオンパレード。13パットで耐えました。2オーバーの38。
この時点で首位と4打差。そして、初日78だったプレーヤーが2アンダーで首位と1打差に上がってきました。

そして後半。
ショットは良かったのですが、終盤でまさかの3連続ボギーで39。
最終組は全員39だったようです。
1打差で首位を争った2人は、最終ホール二人ともショートパットを外すほどのしびれる展開。



そんな中で1日争えただけで、とてもいい経験になりました。
この日トータル77で結局3位タイでした。



表彰式で大きな賞状と盾をいただきました。



3日間、よく頑張りました!

と、ここまでは良かったのですが・・・、ゴルフ場を車で出るときに「忘れ物ないよな?」との問いに、RYO「やばっ」
ホールアウト後に友達とパター合戦して遊んでいたのですが、そのあとパターを友達のキャディバックに入れておいてもらったとか。
まんまと受け渡しをし忘れてしまったのです・・・。
その友達のご家庭と連絡が取りたい旨、JJGAのスタッフの方にお願いして帰路へ。
楽しい帰路が一転して説教タイムに

そして翌日感動しました!!!
JJGAのスタッフの方が、早急に友達の親御様に連絡を取ってくださり、電話できることに。
急いで電話してみると、その子のお母様のなんと親切なご対応。
来週、KGAの決勝が控えているので、新幹線で千葉のその子のお宅まで取りに行こうと思っていましたが、急ぎで送ってくれるとのこと。
その親切なご対応に感激し、(大げさですが)涙がでそうになりました。
ありがとうございます!!!!!






誤球の経験

2014-07-22 14:38:52 | GOLF LIFE
JJGAサマーゴルフの予選
第1戦は6月29日に@那須小川GCにて
第2戦は7月13日に@サンコー72CCにて出場してきました。

結果から書きますと、
那須小川GCでは90、サンコー72CCでは76でした。

那須小川GCでなぜこんなに打ったのか・・・。
この日は朝から激しい雨
でも雨のせいではないんです
グリーンに水が浮き、とてもゴルフができる状況ではありませんでした。
ですが、せっかく栃木まで来たのだから、雨なんかに負けず頑張ろう!!
とスタートしていきました。
本人も「雨なんか関係ないさ!」と意気揚々
前半の半分ほどまで激しい雨でしたが、なんとかかんとか42でターン。

そして後半。
2番ホールにて。
かなり打ち上げていくセカンドショットをナイスショット。手応え抜群だったので若干グリーンオーバーかと思い込んでいたようです。
でも実際はRYOの球はグリーン手前に止まっていました。
そしてグリーンに上っていくと、グリーン手前のRYOのボールを同伴プレーヤーがすでにアプローチしている上、その同伴プレーヤーの球がグリーン奥にあったようで、RYOとしては、そのグリーン奥のボールが自分の球だと完全に思い込み、アプローチしました。

そして全員カップインしたあと、自分のボールでないことに気づき・・・。

2ペナを受け、その後も自分が思いもよらぬ誤球をしてしまったことに相当なショックだったようで、でズルズル・・・。
後半48でトータル90・・・。

思いもよらぬ経験に、言葉がありませんでした。
でも、この経験を機に、今後は必ずボールをしっかり確認してから打とうと反省しておりました

さて気を取り直して2週間後のサンコー72。
昨年のサマーゴルフの予選カットラインが76と高かったので、気を引き締めて準備しました。
前半吉井の9番でナイスバーディーを奪い36のイーブン。
後半勝ちを意識したのか?!、パッティングが少し芯をずれたのでしょうか。カップをなめたりもうひと転がり足りずだったりで40。
トータル76で7位でした。
まあ、夏のこの時期としてはOKとしましょう、ということで。
また練習あるのみっ!!

会社を根本から再生する~リーダーが風を起こせ!

2014-07-10 09:19:40 | リーダーシップ
日本という国は他に類を見ない凄い国で、100年以上続く長寿企業が約27,000社あると言われています。
会社を永続的に発展させ、社会に対する存在価値を維持していくためには、変わらないもの「理念」と、変えていくもの「革新力」の2つが必必要不可欠であることは常々記事にも書いているとおりです。

そうはいうものの、製品や市場が成熟した産業においては、なかなか革新的な行動を起こしていくとこが難しい業種もあります。
そんな経営環境の中で、過去の栄光に浸り、現状にあぐらをかいていたとある食品メーカーがありました。
この会社は仁丹を作っており、80年代には圧倒的な支持を受け飛ぶ鳥も落とす勢いでしたが、近年売上高はピーク時の10分の1。数十億円の赤字を計上していました。

会社が非常な危機にあることは従業員にもわかっていたはずですが、従業員は皆その危機を見て見ぬふり。
危機に気が付かないのではなく、気が付きたくない。そんな社風の中、「また昔のように売り上げが伸びたらいいな」的な根拠のない希望を支えに経営されていました。

そこに、新たに外部から社長が招聘され、抜本的改革に着手することになりました。
この社長は商社出身で、海外関連会社の経営も経験のある敏腕社長。
早速改革に着手したのですが、初めのうちは反発が大きく上手くいきません。しかしこれもこの社長の作戦の一つ。
この危機感も改革思考もない企業風土を変えていくには、一度風を起こさないといけないと、敢えて厳しい言葉を使ったり、中途採用を増やして競争心をかき立てたり、積極的に従業員に責任を与えるとともに、外に連れ出して他業界の人材と交流させることにより革新思考を植え付けていったのです。

合わせて、社内で開発されたものの実用化されずに眠っていたカプセル技術を使って、新たな食品や医薬品、さらにはレアメタルの吸着回収剤なども開発。
過去の栄光に浸り。仁丹に頼りきりだった企業風土を一気に改革し、従業員の発想力、革新力を引出すことに成功したのです。

近年、大企業でもサントリーやカルビー、武田薬品など、外部から経営トップを招聘する動きが増えています。
しがらみや先入観のない、革新的な経営者が経営に手腕を発揮していくことは、企業再建に有効は手段であるとは思いますが、中小企業においても、経営者を変えなくとも再建していくことは十分に可能です。
ただし、過去の流儀から抜け出せない組織からは革新は生まれません。経営者、そして従業員一人一人が意識をもって改革にとりくめば、新たな地平が見えてくるのです。

『競合』の位置づけ

2014-07-07 08:47:50 | SHAFT経営
モスバーガーといえば、手作りの美味しいハンバーガーを提供してくれるお店のイメージが定着していると思います。
ハンバーガー市場のシェアは約14%で、マクドナルドの75%に次ぐ業界第2位。
そんなモスバーガーの社長さんの一言。

「マクドナルドさんを競合と思ったことは一度もない」
「むしろ競合は地元の寿司屋さんとかとんかつ屋さんと思っている」

この考え方は、私の『SHAFT経営』の根幹をなす考え方であるので、この映像を見たときとても嬉しくなりました。

私もモスバーガーが大好きです。
ちょっと値段が高いし、ちょっと待たされるけど、全く気になりません。
低価格や早い提供を期待していないからです。あくまで期待しているのは美味しいハンバーガー。

一度、モスバーガーさんも値下げをしたことがあるようです。十数年前、30周年記念で一定期間だけ300円を200円に。
そうしたら、顧客からおしかりを受けたそうです。
『モスはそんなことをしてはいけない!』と。

それからは一度も安易な値下げはしていないそうです。
「ハンバーガーの価値を下げたくない」と社長は力説します。

そして、顧客のニーズを直接感じるため、タウンミーティングを開催して顧客と社長が直接議論したり。

顧客にとっての価値の本質を追求し、ニーズに応えていく。
中小企業にこそ、学ぶところの多い会社です。

共感→尊敬→そして実践へ!

2014-07-04 08:42:56 | SHAFT経営
凄すぎるアートディレクターさんの特番を観ました。
企業のブランディングにおいて、いわゆるアーティスト・アートディレクターというと、私のイメージでは企業や商品のロゴやキャッチコピーなどを創って商品や企業の広告媒体にのせる、といったものでしたが、そんなイメージを全く吹き飛ばすアートディレクターの方がいらっしゃいました。

企業の大枠を俯瞰し、また細部まで理解しながらその企業が有する価値の本質を明確化させ、それを社会に伝えていく。
そんな、価値の本質を社会に伝えるという作業は簡単なようで非常に難しいんですね。
実際はほとんど伝わらない、もしくは企業サイドで消費者に伝わっていると思い込んでいるだけ、というケースが大半だとその方は言います。
そして、『伝わっていないのは、存在していないことと同じ』。非常に厳しい指摘ですが、まったくおっしゃる通りですね。

その方は、セブンプレミアムやホンダのNBox、ユニクロ、楽天、T-ポイントカードなど、多くのヒットデザインを手掛けた方なのですが、そのヒットを支えているのが卓越したコミュニケーション力。

ポイントは4つだそう。
1、相手の話をよく聞く
2、話の本意を理解する
3、自分の考えを正確にまとめる
4、自分の考えを的確に伝える

あたりまえじゃないか、と思ってしまいがちですが、これらは本当に重要、かつなかなか出来ないことなのです。
しかし、こういった基本的なことを徹底して、そして自らの理念に基づいた行動を実践していればこそ成功する、そんなことを教えられました。

この方のクライアントは口々に言っていました。
『先生は我が社のドクター、かかりつけ医』だと。

医者の仕事は2つ。診断と治療。
そのうち、診断が非常に重要であり難しい。
企業でいえば、売上が上がらない、イメージが悪い気がする、従業員の意欲がない、・・・・・。
その原因を追究し、問題をバシッと整理し、適切な処方をする。

アートディレクターさんなのに、従業員にヒアリングしたりしながら時間をかけて診断し、企業の進むべき方向性をイメージとして可視化し、経営者の悩みとそしてやりたいことを整理してあげる。

私も日頃から、『ブレない一貫した軸をもって経営するSHAFT経営』(寺島会計事務所のHPをご参照ください)の考え方をベースに、クライアント経営者様のかかりつけ医的存在となることを目指して仕事をしていますので、非常に共感するとともに、日々スケールの大きなプロジェクトで実践していらっしゃるこの方に対する尊敬の念が非常に大きくなりました。

私も今一度気合を入れなおして、業務に邁進していきます!!




新たなニーズ掘り起こしによる商品軸差別化 ~その2

2014-07-03 08:44:40 | SHAFT経営
前回に引き続き、商品軸による差別化に成功した企業の事例。
こちらも経営難から躍進した革新的な中小企業です。

日本のメガネは約80%が福井県の鯖江市というところで製造されているそうです。
ピーク時には約900社くらいあった鯖江市のメガネ関連業者も今では半分近くに減少してしまっているのだとか。

そこに現れた救世主。
鯖江市のメガネ関連製造業者でもある中小企業の経営者が開発したとても薄くてファッショナブルな老眼鏡。
折りたたむと厚さは2mm。500円玉とほぼ同じ薄さだそうです。
持ち運びが便利なように、薄くすることを追求するとともに、デザインにも磨きをかけて今では大ヒット。

老眼鏡と言えば、今では100円均一でも買える時代ですが、なんとこの『ペーパーグラス』は約15,000円だそうです。
それでもヒットするということは、(市場:Field)で考えると、『持ち運びやすくおしゃれな老眼鏡』市場というニーズが潜在していたということで、そのニーズがこのメーカーによって掘り起こされ、一気に顕在化したのです。

価格競争に巻き込まれても、どこかで価値の本質を追求し、顧客ニーズに適合させていく姿勢、前回に引き続き見習っていきたいですね。

新たなニーズ掘り起こしによる商品軸差別化 ~その1

2014-07-01 07:48:00 | SHAFT経営
多くの企業が直面している価格競争から脱却し、ヒット商品を創造した企業の紹介です。
先日とあるテレビ番組で紹介されていた包装・パック材メーカー。
アイスやお菓子などの紙製の容器が主力商品なのですが、単価は一つ1円未満のものが多く、中国製品も参入してきて激しい価格競争に巻き込まれていました。

そこで社長の一案で、『WASARA』という非常にモダンなデザインでかつ質感も高級な紙製食器を開発。
色んな大きさ、種類があるのですが、標準の物で一つ100円と高価格設定です。

開発後、海外の展示会に出品したのですが、食品関連業者からの関心は集めるものの、高単価のためあまり引き合いがありませんでした。

ところが、粘り強くその価値を訴え続け、徐々にその高級紙製食器の潜在ニーズが顕在化。
高級パーティーで使われたり、ヨーロッパの持ち帰り高級海産物弁当の取り扱い業者から注文を受けたりするようになり、いまでは知名度もアップしているようです。

中国の工場で生産しているのですが、紙製食器の高級な素材感を出すのに紙に凹凸を入れたり、かなり開発に力を入れていたようです。
もともと(顧客:Target)を明確にしていたのかはわかりませんが、紙製食器業界としては新たな(市場:Field)を創造し、競合もいないいわゆるブルーオーシャンに近いエリアでのチャレンジで見事に成功。素晴らしいですね。

さてここで、(市場:Field)について考えてみましょう。
この会社の社長がインタビューで強調していたことが、『パーティーや日常の食卓を楽しい場にしたい!!』ということでした。
そういう意味では、(市場:Field)『食卓を彩る、楽しくする食器』市場であり、競合は紙製だけでなく陶器など普通の食器も競合になりえると考えられます。
その中で、紙製でありながら質感や高級感に磨きをかけ、紙の手軽さ、使いやすさに高級感を融合させて差別化していったのです。
『楽しい食卓を創造する』という価値の本質を追求し、差別化に成功した素晴らしい事例だと思います。

自社製品が価格競争に巻き込まれていく環境を嘆く前に、こういったチャレンジングスピリットを見習いたいものですね。