ゴルフ大好き会計士の公私根?同ブログ

会社経営力強化(仕事)も、ゴルフ(プライベート)も、どちらも好き!楽しい!真剣!が大切・・『根』は同じと思っています!

体験型まちづくり

2016-11-28 08:29:39 | SHAFT経営
前回は「体験型店舗」の記事を書きましたが、更にその発展形である「体験型まちづくり」のひとつの完成形である二子玉川園。
東急電鉄グループが大規模再開発した「二子玉川ライズ」、とても快適な街に変貌しています。

商業施設のみ散策しても、本屋と家電が融合した蔦屋家電、新しいタイプのスペイン風デリカテッセン・・・、などなど様々な非日常店舗がたくさん体験できます。
住人ともなれば、朝のそよ風に吹かれて多摩川沿いをサイクリング、午後はカフェでくつろぎ、モールでショッピング、さらに、あの楽天さんも入ったという大きなオフィスビルで仕事が出来れば、「職住近接」。
渋谷、田園調布、たまプラーザなど人気の街を開発してきた東急グループの開発力を感じます。

そして、「渋谷の地主」と言われる同社がいま開発している渋谷。ITの街へと変貌していくようですが、その完成も少し楽しみです。

体験型店舗

2016-11-14 07:17:37 | SHAFT経営
文房具好きの聖地として知られる銀座の伊東屋さん。明治37年創業の老舗です。
昨年6月に約2年半越しの改装を経て12階建て新装オープンしました。

PCの普及でモノを書くことが少なくなっている時代ではあるものの、約4,800億円の文房具市場は全く縮小していません。しかしながら、アマゾンやアスクルなどの台頭でリアル文房具店舗は厳しい環境を強いられています。
そんな逆境の中、伊東屋さんのとった策は「商品との偶然の出会いを演出し、体験ができる店舗に」。商品点数を15万点から4万点に大幅に減らし、本当にいいものを厳選して展示。展示しているペン約700種全てが試し書きOK。また、便せんや封筒、カードなどは、購入後すぐに書いて出せるよう、執筆エリアと郵便ポストを店内に設置。などなど、これまでの文房具店とは違った体験型の空間になっているようです。

単なる商品の置き場ではなく、その場所にいかないと体験できない空間を店に求め始めている消費者への対応が迫られている時代なんだということを再認識させられます。

ルーティンの重要性

2016-11-07 08:13:47 | SHAFT経営
プロゴルファーはボールを打つ前にいつも決まった同じ動作をします。ボールの3歩後ろで2回素振りをし、左足から進んで構えて、打つ、といったように。
選手によっては試合会場入りするところからルーティンが始まります。2時間前に会場入りし、片手のパット練習、アプローチ、バンカー、グローブ交換、ドライバー、・・・。
いつも同じルーティンをすれば集中力が高まり、平常心を保つことができると言います。

経営学の巨人ドラッガーの言葉に「経営管理の96%はルーティン的な定例反復業務である」というものがあります。
トヨタの生産管理システムなどは組織ルーティンの代表例です。そして、そのルーティンも技術革新や環境の変化によって改良されていきます。

ルーティンを確立し、それを徹底することによりミスを減らし、安定した経営基盤を作っていけるといいですね。