ゴルフ大好き会計士の公私根?同ブログ

会社経営力強化(仕事)も、ゴルフ(プライベート)も、どちらも好き!楽しい!真剣!が大切・・『根』は同じと思っています!

先祖の名に恥じぬ圧倒的な味

2017-12-25 11:07:30 | SHAFT経営
いまや市民の日常生活に欠かせないお茶のペットボトル。中でも2004年に発売されたサントリーの『伊右衛門』は、他とは一線を画す本格的な味わいが好評で、1兆円を超える大ヒット商品となりました。サントリーの飲料では、『天然水』、『BOSS』に続くヒット商品だとか。

サントリーが当初の開発に際してパートナーとして指名したのが京都の福寿園さん。同社は1790年創業の老舗であり、「宇治茶」ブランドを作ったと言われている伝統と革新を兼ね備えた素晴らしい会社です。『伊右衛門』のネーミングは、なんとその福寿園の創業者「福井伊右衛門氏」のお名前だそうです。創業者の名に恥じないような商品を作らなければならないという使命感が、あの圧倒的な深い味わいを作り出しているのだそうです。20種類以上の茶葉をバランスよくブレンドし、香ばしさと爽やかさを追求した『伊右衛門』、今後もお茶ペット市場をけん引していくのではないでしょうか。

品質へのこだわりとその先の進化

2017-12-07 08:45:10 | SHAFT経営
発売から44年、私と同い年の「ごはんですよ」。あまりになじみ深いため気づきにくいのですが、とてつもない企業努力が詰まったベストセラー商品です。作っているのは「桃屋」さん。他にも味付ザーサイや味付メンマ、きざみしょうがなどのヒット商品があり、中でも大正・昭和の時代から続くロングセラー商品が約十数品目あるそうです。取扱商品点数は少数精鋭で、むやみに新商品は出さない。素材と製法にこだわり、本当にいいモノしか販売しないという「良品質主義」の会社なのです。

近年新商品として発売された「トムヤムクンの素」も、開発部隊が約15年かけて改良を重ね、上層部を納得させて発売した商品だそうで、真に良品質の商品を追及していることが分かります。
しかし、伝統と理念が根付いている同社でもその先の進化が必要であり、ごはんに乗せるだけではなく、自社商品の幅広い使い方を広めて顧客拡大につなげるというテーマのもと、自社商品を使った味付いらずの簡単レシピを100品目以上ホームページで公開しているそうです。興味があればご覧になってみてください。