ゴルフ大好き会計士の公私根?同ブログ

会社経営力強化(仕事)も、ゴルフ(プライベート)も、どちらも好き!楽しい!真剣!が大切・・『根』は同じと思っています!

ブランド力をつけ、値引きとは無縁の経営へ!

2015-07-25 08:40:02 | SHAFT経営
「ブランド」というと世の中の誰でも知っているかのようなスケールの大きなものをイメージしてしまいがちですが、そんなことはありません。特に中小企業では、競合(同業他社ではありません)と比較して差別化できていること、それも、圧倒的に顧客にとってプラスとなる体験・価値を与えられていることこそが「ブランド」と言えると思います。競合に比べての優位性が「圧倒的」になれば、その地域でのブランドとなっていきます。
結果的に、「その会社の商品・サービスを買えば、こんなにいいことがある、絶対に損はしない」という信頼感が根付いてきます。これが「ブランド力が高まる」ということです。

中小企業は基本的に価格競争をしてはいけません。「独自商品やサービスが簡単に作れたら苦労しないよ」という反論もあるかもしれませんが、そこは覚悟の差です。独自商品やサービスを創出し、ブランド力をつけて圧倒的な地位を築いている会社は、実際には過去に値引しないと売れない商品やサービスをいくつも捨てています。

お客様にこびへつらい、値引きをし、価格競争に巻き込まれ、利益が減って、コスト削減を迫られ、従業員のモチベーションが下がる・・・。そんな悪循環は覚悟をもって断ち切りましょう。価格競争から抜け出さないと、企業は将来像を描けません。
徹底して自社商品・サービスの付加価値を見直し、圧倒的な独自性を創出し、ブランド力を高めていきましょう。

部下を育てる

2015-07-19 10:25:39 | SHAFT経営
「教育」・・・教え、育てる。人を育てる、という行為は、子供の教育、部下や後進の指導、等々、個々の人生、社会全体の成長において常に重要な要素を占めています。とりわけ会社経営においては、経営資源として最も重要とされる従業員の教育が非常に重要です。

ご存知の方も多いと思いますが、太平洋戦争の連合艦隊司令長官であった山本五十六氏のあまりにも有名な言葉がありますね。
『やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ』

やってみせ:これを省く人が多いのですが、あえて見せることが大切です。あえて見せることが面倒くさいという考えは、相手を軽んじているのと同じです。子供でも、年下でも、同じ人間として相手を尊重することで信頼関係が生まれます。

言って聞かせて:やってみせて、「あとはやっといて!」では少々乱暴ですね。相手を尊重し、言葉を発し、聞かせることが大切です。

させてみて:相手に理解させ、覚えさせるには、実践させてみることが重要です。

ほめてやらねば:ここが最もおろそかにされてしまいます。ほめるという行為は、「相手を認める」ということであり、「それでいいんだよ」ということが伝われば、相手は自信を持って行動できるし、次にチャレンジすることもできます。

人は動かじ:以上の4点をしっかり行うことで人は動きます。教育とは教える側と受ける側の信頼関係がとても重要です。相手を尊重した教えをしていなければ、いつかはいうことを聞かなくなります。上辺だけで、実際は相手を動かしてはいないのです。

あらためてこの言葉の意味をかみしめて、従業員が自然とついてくる経営者を目指しましょう!

ちなみに・・・、この名言には以下の続きがあります。
『話し合い 耳を傾け 承認し 任せてやらねば 人は育たず』
『やっている 姿を感謝で見守って 信頼せねば 人は実らず』
全てに共通するのは「相手への尊重」です。とても深いですね。

一流のビジネスマンの成功習慣とマーケティング

2015-07-10 16:15:26 | SHAFT経営
先日ブログでもご紹介した三島の『イシカワラボ』さんで、2度目のオーダースーツをしてみました。
自分にフィットしたスーツが作れ、そんなフィットしたスーツを着ると、背筋も伸びて仕事にもキレが出てきます(出てくる気がします)(笑)。

さて、私のことはさておき、『イシカワラボ』の経営者さんは他に類を見ないような勉強家・実践者であり、経営理念、マーケティング、等々に関してすさまじい勉強と努力を重ねており、業績を上げ、周りにも一流のビジネスマンが集まってくる、まさに好循環の中を生きています。
ということで、マーケティングの勉強にもつながると思い、『オーダーメイドスーツを着る人の成功習慣』という書籍を読んでみました。



結論としては2つ。まず、①成功している経営者は「モノ」を売っておらず、「価値」を売っているということ。そして、②集客のノウハウや方法論などのテクニックを学ぶよりも、まずは自分のお店や商品、サービスを世界一愛し、自分も自分の会社からモノやサービスを買いたいと思える会社にすること、です。
さて、「一流」って一言で言いますが、「一流」とはどういうことなのでしょうか?特定の分野において深い知識と経験を持っており、それを表現でき、周りに価値を還元できる、といったことでしょうか。「一流」のビジネスマンは、地位や名誉、カネといった外面に執着せず、なぜこの仕事をするのか、世の中のために出来ることは何か、といった内面的なことを常に考えていると思います。

ちなみにこの書籍には、「成功する人の10の習慣」が解説されています。早起きして朝から活動的に過ごす、決断が早い、・・・等々。皆さんは何個あてはまるでしょうか?ご興味あればご一読してみてください。