ゴルフ大好き会計士の公私根?同ブログ

会社経営力強化(仕事)も、ゴルフ(プライベート)も、どちらも好き!楽しい!真剣!が大切・・『根』は同じと思っています!

「日常」に革命を

2019-01-21 08:06:04 | SHAFT経営
2018年日経MJヒット番付にランクインした「1,000円食パン」。その先駆者である乃が美さんの店舗が近所にあるということで購入してみました。確かに既存の食パンとは違う柔らかさ、しっとり感、甘味があり、焼いたりせずにそのまま食べても美味しく、ミミまで柔らかくて、食パンの常識を超えた逸品でした。

実家が米屋で、当初は居酒屋などの飲食店を経営していた現社長が、景気に左右されない食ビジネスを模索する中で、老人ホームへ訪問した際に高齢者の多くが食パンの耳を残しているのを見て、食パンの常識を破るんだという方向に舵を切っていったそうです。値段は2斤で800円、当初は高すぎるとの声が多かったそうですが、3年経って品質への評価が高まり、800円は安いねという評価に変わっていきました。

世の中にないものをゼロから創り出していくのではなく、食パンのように日常シーンにあるものの中にビジネスチャンスは隠れている、ということを改めて考えさせられました。

初心を忘れず

2019-01-07 07:39:36 | SHAFT経営
関東近郊で絶大な人気を博し、着実に店舗数を増やしている高倉町珈琲店。創業者はあのすかいらーく創業者で、最近日経新聞の「私の履歴書」にも連載されていた敏腕社長の横川さんです。すかいらーく、ジョナサン、高倉町珈琲店と成功させてきた秘訣は、「徹底した顧客目線」で経営するということだそうです。

経営者も人間ですから、最初は顧客志向であったとしても、事業が軌道に乗りそれが当たり前だと感じ始めると、顧客満足よりも自社の利益を優先したり、傲慢さから横着になったり、社内の勢力争いに明け暮れたり、どんどん道を外れて行ってしまいがちです。横川さんは、80歳になられた現在でも、商売を始めた24歳の時の新鮮な気持ちを忘れずに経営されているそうです。

簡単に見えて実は難しいのかもしれませんが、私たちも初心を忘れずに、シンプルに経営していきたいものです。

中小企業の社長室

2019-01-07 07:38:41 | SHAFT経営
社長室や応接室など、社外の人と打合せをする部屋をお持ちの場合、壁にはどのような掲示物がありますでしょうか?中には額縁入りの書画を掲げている会社さんもあるかと思います。それも良いのですが、売上の推移グラフなど、会社の業績をアピールするものがあってもいいのではないかと思います。取引先だけではなく、新入社員の面接などでも、右肩上がりの売上グラフのある社長室でおこなったら印象も違ってくるでしょうし、ここで働きたいという意欲も湧くのではないでしょうか。多店舗展開しているのであれば、大きな地図を貼って店舗の場所を表示するのもいいと思います。

中小企業の社長室・応接室は、大企業とは違い、自社をアピールする場所として有効に活用するのが望ましいと思います。このような「見せる化」は色んな場面で広がっています。最近では、工場の「見せる化」、開発過程の「見せる化」、・・・等々、社内の様子をありのままに外に伝え、開かれた会社にする動きが増えています。それにより従業員の意識が変わり、顧客が広がり、多様な人が集まる、そんな流れになったら会社もより成長していく気がします。