ゴルフ大好き会計士の公私根?同ブログ

会社経営力強化(仕事)も、ゴルフ(プライベート)も、どちらも好き!楽しい!真剣!が大切・・『根』は同じと思っています!

商いは飽きない

2016-12-26 08:19:09 | SHAFT経営
町のお肉屋さんから年商約130億円の食肉卸へと成長したプレコフーズさんの経営に感銘を受けました。
「大手顧客と組むよりも、小口のお客様を相手に心をこめた商いを」という精神で、顧客の約95%が個人店。ささみ3本480円でもお届けするそうです。
肉の切り方や厚さ、焼き鳥の串打ち、さらに、要望があれば顧客店のメニュー開発まで一緒にやることもあるとか。
このようにどんな細かな要望でも対応する御用聞き営業は、配送スタッフが商品お届け時にコミュニケーションをとり、お客様をサポートしているとのこと。彼らを「配送マン」ではなく、「ルートセールスマン」と呼んでいるそうです。

「商いは飽きない」の教えのもと、どんな小さな顧客でも飽きないで地道に取引・信用を積み重ねることで大きく成長した同社は、顧客を増やすことにより意識的に上昇させてきた配送効率の良さが大きな強みとなっています。
他社にまねできない「強み」を意識的に作っていく姿勢は現代企業に必須要素だと思いました。



のどの守護神

2016-12-12 10:14:38 | SHAFT経営
今では少し落ち着いてきた中国人観光客の「爆買い」。炊飯器や紙おむつなどが有名ですが、皆様もご存じの「龍角散」も、もの凄い勢いで買われているようです。
長く続く中国の大気汚染からのどを守るのに大人気だそうです。

龍角散は江戸時代に秋田藩主のぜんそくを治すために創られたのが発祥で、事業としては明治4年創業、現在では8代目だそうです。

ところで、風邪がはやり始めたこの季節、小さなお子様がなかなか薬を飲み込めない時に「服薬ゼリー」というものを使ったことはありませんか?
この「服薬ゼリー」、元々は介護施設で薬をご飯に混ぜたり、錠剤を看護師さんがペンチで砕いたりして、薬を飲むのにとても苦労しているお年寄りを見て、何とか助けになりたいと㈱龍角散が開発したものなのです。
販売も好調で、結果的に当時倒産の危機に瀕していた㈱龍角散の危機を救ったそうです。

困っている人を助け、業績も回復させた「服薬ゼリー」、この冬も多くの人の役に立ってくれることでしょう。