しなの高原鉄道の日々

安楽マニアのおじさんが一念発起して 開業した「しなの高原鉄道の日々」をご紹介します。

懐かしい車両の日々-4

2010-08-25 | 懐かしい車両たち

この前、玉手箱と書きましたが

これって「タイムカプセル」ですよね。

小学校の校庭に埋めたアレですよ。はい。

幾多の引越しをダンボールに収まったまま、ずっとついてきています。

30年近く開けられることも無く、中に何を詰めたのかも定かではない

不思議な箱。

ちょっと、はまっています。

今回はコチラです。

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あの、エンドウ製のNゲージです。

中身は

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EF58です。

「鉄道模型考古学 N」によりますと1978年の発売となっています。

まだKATOのEF58は発売されていません。

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屋根裏やら、物置やら 過酷な環境にさらされていた時期もあるはずですが

中のスポンジも劣化せず。きれいな状態です。

箱から出してあげるとこのお姿

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全金属製のこの車両、プレス打ち抜きのさっぱりした姿です。

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ボディーと先台車とのこの異様な隙間は何なのだろうかと

今見れば思いますが、青い機関車が欲しくてたまらなかった夏風は大満足

さっそく配備いたしました。

といっても小遣いが貯まるまでの時間がかかっています。

今のように発売、即売れ切れなどということの無かった時代です。

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色差しだけのテールランプ、なにか愛嬌あるお顔です。

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パンタグラフも全金属製、型番以前の話です。

運転席後ろのタラップ、コチラもプレスで打ち出しています。

さっそく「しなの高原鉄道」にて走行させます。

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なにか、とぼけた雰囲気の このお顔、なんともいえぬ味わいがあります。

精密なモデル全盛の昨今、

とても鉄道模型だとは思っていただけぬかも知れません。

走行状態は良好、といいたいところですが、突然止まります。

昔のように、軽く屋根を指先でたたいて(さわって)あげると、

思い出したように走りだします。

昔からこんな奴でした、音は思ったより静か、ジーンと軽いうなりとともに走ります。

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「景色の中を走れてよかったね、ゴハチ君」

しばらく、こんな日々が続きそうです。

コメント (6)
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