この前、玉手箱と書きましたが
これって「タイムカプセル」ですよね。
小学校の校庭に埋めたアレですよ。はい。
幾多の引越しをダンボールに収まったまま、ずっとついてきています。
30年近く開けられることも無く、中に何を詰めたのかも定かではない
不思議な箱。
ちょっと、はまっています。
今回はコチラです。
あの、エンドウ製のNゲージです。
中身は
EF58です。
「鉄道模型考古学 N」によりますと1978年の発売となっています。
まだKATOのEF58は発売されていません。
屋根裏やら、物置やら 過酷な環境にさらされていた時期もあるはずですが
中のスポンジも劣化せず。きれいな状態です。
箱から出してあげるとこのお姿
全金属製のこの車両、プレス打ち抜きのさっぱりした姿です。
ボディーと先台車とのこの異様な隙間は何なのだろうかと
今見れば思いますが、青い機関車が欲しくてたまらなかった夏風は大満足
さっそく配備いたしました。
といっても小遣いが貯まるまでの時間がかかっています。
今のように発売、即売れ切れなどということの無かった時代です。
色差しだけのテールランプ、なにか愛嬌あるお顔です。
パンタグラフも全金属製、型番以前の話です。
運転席後ろのタラップ、コチラもプレスで打ち出しています。
さっそく「しなの高原鉄道」にて走行させます。
なにか、とぼけた雰囲気の このお顔、なんともいえぬ味わいがあります。
精密なモデル全盛の昨今、
とても鉄道模型だとは思っていただけぬかも知れません。
走行状態は良好、といいたいところですが、突然止まります。
昔のように、軽く屋根を指先でたたいて(さわって)あげると、
思い出したように走りだします。
昔からこんな奴でした、音は思ったより静か、ジーンと軽いうなりとともに走ります。
「景色の中を走れてよかったね、ゴハチ君」
しばらく、こんな日々が続きそうです。
しなの高原鉄道のマスコット的なかんじですかねwww
「こわれもの」「N車両」と書かれた段ボール箱を、無くしもせずに
後生大事に連れ歩いていました。
箱の中をチェックしたり、特別に保管に留意したりとかはしていませんでした。
単にラッキーだっただけかもしれません。
パンタグラフ、金属製なので架線集電出来るかもしれませんね。
バネがないから架線についていけないかな?
よくわかりません。
そうですね。
なにか愛嬌のある憎めない顔です。
マスコットに任命してあげましょうかね。
でも、またしばらくはダンボール箱の中でお休みいただくようですが。
当時、エンドウがNを出したということで話題になりましたが、これっきりでしたね(^^;
このEF58、たしかに愛嬌がありますね(^^)
当時としては先台車と車体の間隔を詰めるのはむずかしかったんでしょうね。
そういえば、ほぼ同時期だと思いましたが、トミーがHOでEF58と12系を出していました。
チョーお手頃価格だったと思いますが、出来はNの拡大コピーのようでした(^^;
HOなのに台車マウントカプラーでしたし…(;^_^A
ね、かわいいでしょゴハチ君
買った当時はそんな印象はなかったのですが。
「名も無い鉄道」の新鋭機関車でした。
関水金属の機関車に比べて高かったのですが、
全財産はたいて、買ったような記憶が・・・・・・
思った以上にきれいなお姿と再開できました。
夏風は随分と薹が立ってしまいましたが(悲)