昨日、木造住宅の耐震精密診断の業務で現地調査を行いました。昭和51年に建築された2階建ての住宅です。
1階の筋かいは1階と2階の間の空間が小さく、大きな梁があるとその先に行くことができなかったり、床下も床の高さによっては確認することが不可能な場合が多いです。しかし、耐震診断では確認できない筋かいは設計図に示してあっても計算には入れないことになっているます。安全側で計算すると言う主旨ですが、できるだけ現状に近い診断と精度の高い補強計画をつくるために、できるだけたくさんの筋かいを確認しようといつも狭い中を這いずり回ってます。
今回は施主さんが工事中の写真を撮られて持っていたので、かなりの筋かいをその写真によって確認することができました。写真に写っていない部分は自分で天井裏、床下から調査して確認してきましたが、這いずり回る範囲が少なくてすんだので助かりましたし、精度のの高い診断ができました。
また、このお宅はこの頃の建築にはめずらしく基礎に鉄筋が入っていました。これも工事写真で工事中に鉄筋が入れられている様子が写されていて、床下に入った際シロアリ業者が基礎に空けた穴の部分で実物を確認しました。いろいろなお宅の耐震診断をしていますが、工事中の写真が残っているようなお宅は比較的しっかり造られている事が多いように思います。
1階の筋かいは1階と2階の間の空間が小さく、大きな梁があるとその先に行くことができなかったり、床下も床の高さによっては確認することが不可能な場合が多いです。しかし、耐震診断では確認できない筋かいは設計図に示してあっても計算には入れないことになっているます。安全側で計算すると言う主旨ですが、できるだけ現状に近い診断と精度の高い補強計画をつくるために、できるだけたくさんの筋かいを確認しようといつも狭い中を這いずり回ってます。
今回は施主さんが工事中の写真を撮られて持っていたので、かなりの筋かいをその写真によって確認することができました。写真に写っていない部分は自分で天井裏、床下から調査して確認してきましたが、這いずり回る範囲が少なくてすんだので助かりましたし、精度のの高い診断ができました。
また、このお宅はこの頃の建築にはめずらしく基礎に鉄筋が入っていました。これも工事写真で工事中に鉄筋が入れられている様子が写されていて、床下に入った際シロアリ業者が基礎に空けた穴の部分で実物を確認しました。いろいろなお宅の耐震診断をしていますが、工事中の写真が残っているようなお宅は比較的しっかり造られている事が多いように思います。