故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.1.078 「晩秋の花火大会」のお話。

2016年12月13日 | 日記

花火といえば、一般的には“夏の風物詩”のひとつとなっている。しかし先日、時季外れとはいえ「日本で一番美しい晩秋の花火」と賞されている花火大会が、約6㎝の雪が積もった前日に長野市で盛大に開催された。


この花火大会の正式名称は「第111回 長野えびす講煙火大会」といい、1899(明治32)に街の有志が「長野市煙火大会」と銘打って≪えびすの神に誠意と感謝の意を表すとともに「えびす講」の景気付けをしようと花火を打ち上げたのが起源という。


幸運にも私達は花火の打ち上げ会場のほぼ正面付近に、観覧場所を確保することができた。最初に全国各地から集まった15社のハイレベルな煙火師が腕を競う「全国10号玉新作花火コンテスト」の花火が打ち上げられた。


続いて音楽と花火のコラボレーションである「ミュージックスターマイン」や「超ワイドスターマイン」などが次から次へと夜空に打ち上げられた。“スゴーイ!!”“最高!!”という大歓声の中、約2時間にわたって迫力のある花火を鑑賞することができた。


 この花火が打ち上げられた後、近くの枯れ草が燃え上がり、消火活動のため花火が一時中断された。

早くから観覧場所を確保する姿が見られた。