故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.1.070 「天寿園」のお話。

2016年12月05日 | 日記

先日、久しぶりに新潟市中央区清五郎にある入場無料の「天寿園」を訪れてみた。ここは中国人の設計により施工された「中国庭園」と、日本の伝統的な築山林泉式の「日本庭園」の2つの庭園が同時に楽しめる場所となっている。

 

私が訪れた時、庭園内の木々は正に紅葉の見頃を迎えていた。公園を管理している「庭師」の方に紅葉した樹木の正式名称を聞いてみた。特に真っ赤に燃えるような葉をつけていた木は「枝垂モミジ」と説明された。 


また池の周囲に植えられた木は「いろはモミジ」だという。一方、池の周辺では積雪による重みから「松」の枝折れを防止するため、木の中心部に支柱を立て、柱の先端から各枝へと放射線状にワラ縄を張る“雪吊り”作業が完了していた。


日本庭園の池の中にある「瞑想館」の5カ所の部屋には、新潟県と中国黒龍江省・新潟市とハルビン市との交流の歴史などを解説した≪日中交流のあゆみ展≫が継続して開催されていた。


赤が美しい「枝垂モミジ」。

「いろはモミジ」。

 

「松」の枝折れを防止するための“雪吊り”。