社会人のスタートを経験させてもらった株式新聞時代、上司から喫茶店では耳を澄ませと言われた。
喫茶店は情報の宝庫だと。
その癖は治らず(笑)、喫茶店、電車、公園、スーパー、銭湯などなど、いたるところで私は耳を澄ましてしまう。。。
最近、気になっているのは公園の親子集団。気になったあるケース。
ママ友(たまにパパも参戦)らが、井戸端会議をしている傍らで、子どもたちが遊んでいる。
が、その親たちは、平気でタバコを吸っていたり、ビール片手に子どもを見ている。いや、見ていないでしゃべっている。
子どもたちが、喧嘩を始めてギャーギャー泣きわめいて、はじめて、子どものほうに目をやっている。
子どもたちは、皆、なんだか乱暴だ。他の子を思いやりながら遊んでいる感じではない。
親のほうは、いじわるしている子を注意するわけでも、諭すわけでもない。
そして子どもの様子を見ていると、なんだか、子どもたちから私は声をかけられちゃうんだけど、どーーーも、親からちゃんと相手にしてもらってないような雰囲気を醸し出している。私に何か猛烈にアピールしてきて、遊んで欲しいらしい。
うーーむ。
先日「ルポ産ませない社会」(河出書房新社)を上梓したばかりだが、1章で描いた「なぜ、親になれないのか」は、また違う角度からも、もっともっと深堀していく必要があると思った。
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309246222/