小林美希の取材日記(つぶやき)

取材を通して思う素朴な疑問や、日々の出来事を紹介します。 

鼻血が・・・

2008-02-28 23:50:38 | Weblog
 帰宅したら、また恒例の(?)大量の鼻血が出て、1時間止まらず。ちょっと貧血な感じになった。

 心配してくれる人もいて、嬉しいなぁと思う今日この頃。少しリラックスして仕事しよう。人間の体はやはり、どこかで危険信号を出してストップをかけるものだ。

 ところで、こんなことを書くと、また、各方面から警戒されそうだが、ここへきて、私は、ニート支援ってこんなに手厚くなくていいような気がしている。でも一方で、不登校児、引きこもり、精神障害、知的障害などの支援はもっと手厚くしたほうがいいような気がしている。
 理由はいろいろあるのだが、ちょっと、ニートと引きこもり・不登校がごっちゃになっていて、本当に必要な支援なのか、微妙な気がしてならないでいる。

 この5年間で、本当にたくさんの若者の雇用の現場の取材を重ねてきた結果、今、そんな気分になっている。

 世論が動けば、それが流行であっても行政は右へならえと予算をつける。
 そして、安全パイと思われる事業を展開していく。
 結果の出やすいところに予算をつけるような感じがしてならないのだ。

 もっともっと支援が困難で、本当にお金を必要としているところがあるのに。
 儲けようなんて思っていない誠実な人たちには予算がおりないことが多い。しかも、これでもかというほど、行政から虐げられることがある。けれど、フリーター支援とかニート支援とかなら、ビジネス化さえ可能で、ちょっと手をさしのべれば、アルバイト程度の就職にはすぐに結びつく。ジョブカフェもそうだ。フリーターを常用雇用にとかいって、正社員の比率は高くなかったではないか。
 
 ほうっておいても儲かる業界、成長する産業はある。そこへ公の機関が支援しなくても、自律的に伸びるのだ。行政は政治は、そうでないとことに手をつけなければならない。

 そんなことを考えさせられる取材をしてきた一日だった。