今年の小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトの
演目は、J.シュトラウスⅡ世:喜歌劇 「こう
もり」です。
小澤征爾音楽塾で「こうもり」を取り上げる
のは4回目だそうです。
過去3回上演された「こうもり」では、かの
ウィーン・フィルハーモニー交響楽団で長く
2ndヴァイオリンのトップを務めたペーター
・ヴェヒターさんを小澤征爾さんの強い要望
でお招きし、塾生達の指導をお願いしていた
そうです。
今回もこの状況下ですが、要望に応えて来
日、指導に当たってくださっています。
ワルツの習得は難しく、一筋縄では行きませ
んが、本物のウィエンナワルツのニュアンス
やエッセンスを熱く伝えてくださっているそ
うです。
ペーター・ヴェヒターさんを娘も私も全く知
らなかったのですが、ウィーンフィルでトッ
プを長く務めた名手としてかなり有名な方。
夫はよく知っていて、ファンなのだとか。
ペーター・ヴェヒターさんは特に2ndヴァイ
オリンを指導、ワルツ独特の刻みをとことん
教え込みます。
いつも2ndヴァイオリンの1列目裏の隣に椅子
を置き、そこに座って、一緒に弾くのだそう
です。
娘はたまたま2ndの1列目裏の席順となる幕が
あるため、その幕の練習の時はすぐ隣がペー
ター・ヴェヒターさんという幸運。
それはそれは素晴らしい生の演奏をすぐ隣で
聴き、指導を受けることができていると喜ん
でいました。
夫が調子に乗ってサインをもらって来てほし
いと言い出し、娘は意外にもえー?もらえる
かなーと言いつつ、しっかりもらって来てく
れました。
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