クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

音楽塾 その4

2019-03-13 | 上の娘ごと

オペラと言えば、一般的には、舞台の上で素晴ら

しい歌声を響かせ、さらには演技をする歌手たち

が主役で、オーケストラピットに潜って演奏する

オーケストラは縁の下の力持ち的な位置付けのよ

うに思いがちです。

実際そういった面はあるのでしょうが、小澤先生

は、「君たちオーケストラが主役だから!」 とよ

くおっしゃるのだそうです。

確かに、オーケストラの演奏なくしてオペラは成

り立ちません。

特に、〇澤〇爾音楽塾においては、あくまでオー

ケストラが主役。

若い音楽家の成長には、オペラを経験することが

必要であり、重要なことだとおっしゃいます。

にもかかわらず、音大に通っていても、そのよう

な機会はほとんどありません。

上の娘はたまたま機会に恵まれて、2回オペラを

経験していますが、それはもちろん世界で活躍す

る一流オペラ歌手によるものではありません(も

ちろん日本の素晴らしい歌手であったり、将来有

望な声楽科の学生ではありますが)。

今回の音楽塾でも、ほとんどのメンバーがオペラ

は初体験です。

小澤先生は、オペラ、しかも一流を経験しないと

いけないと、繰り返しおっしゃいます。

世界の小澤の指揮で、世界で活躍する一流の演出

家・オペラ歌手と一緒に、今まさに舞台を作り上

げています。

なんかすごいことだな・・・と。

こんなに素晴らしい機会を与えて頂いて、娘は幸

せ者だな・・・と感謝しています。




京都の宿泊先。



とても居心地の良いホテルだそうです。

駅からも練習先の劇場からも近く、利便性も高い

そうです。

私の友人が、「◯◯ちゃん(上の娘)ほど、ホテ

ル生活が多い子ってなかなかいないよね。」と

言っていましたが、確かにそうかもしれません。















ご褒美

2019-03-12 | 下の娘ごと

3月に入り、いろいろと忙しくしている下の娘で

すが、手慣らし程度に、今は、プロコフィエフの

ピアノソナタ第2番を練習しています。


先日、下の娘が通う音大で、ピアノ科の学内卒業

演奏会が行われました。

3年生以下は有志でお手伝いをすることになって

おり、今年は下の娘も参加しました。

ホールの入り口に30分程立っていただけ(演奏中

に人が入らないように)だったそうですが、E先

生はご褒美として、お手伝いをした門下生3人を

食事とお茶に連れて行ってくださいました。


@千疋屋フルーツパーラー

「なんでもいいわよ、好きなの選びなさい。」と

のお言葉に甘え、娘は、柑橘類のパフェ。




同学年の門下生は、苺のパフェ。




どちらもとっても美味しかったそうですが、当然

の感想ですね、千疋屋ですから。


デザートの前は、とんかつ屋さんでお昼ごはんを

ご馳走になったそうです。















音楽塾 その3

2019-03-09 | 上の娘ごと

上の娘、5日から京都入りしています。

東京では、楽器ごとの分奏によるきめ細かな指導

を受け、全体練習でも厳しい指導を受けてきまし

た。

京都では、世界で活躍する一流オペラ歌手、オー

ディションで選ばれた合唱団と共に、より熱い指

導を受けながらリハーサルに励んでいるようで

す。

もちろん、小澤先生もご一緒です。

今年の◯澤◯爾音楽塾オーケストラは、オーディ

ションにより347名から63名が選ばれました。

ヴァイオリンは22名、そのうち日本人は15名で

す。

「小澤先生の指導は本当に素晴らしく、同じ場所

にいられることが幸せ、楽しくて楽しくて仕方が

ない。」と、娘は言い、とても充実しているよう

です。

知り合いが全然いなくてアウェーだと言っていま

したが、一昨年夏のユースオーケストラで仲良く

していた台湾人のAちゃんが同じヴァイオリンに

いて、喜んでいました。

このユースオーケストラからは弦楽器4名が来て

いるそうです。

他にも、何かのオーケストラで一緒だったなーと

いう子や、いつもコンクールで上位にいるなーと

いう子などと、ごはんを一緒に食べに行ったりし

て楽しんでいるようです。

そしてやっぱりみなさん、とーっても上手いそう

です。

そもそも上手いのが当然なので、音程が合わない

ことなど絶対に許されず、例えば分奏で、全員の

音程が微妙に合わなかったりすると、すぐ止めら

れ、もう一度弾かされる。

2回目でしっかり合えば、見逃してもらえるけれ

ど、2回目も合わなければ、怒られるのではなく、

もはや呆れられる。

「1回目はまあ理解できるが、2回目で合わないな

んて信じられない。全く理解できない。」という

わけです。

なので、3回目は、全員研ぎ澄まされた集中力で

弾くのだそうです。

今度こそ完璧に音程が合い、一つの音になるのだ

そうですが、それはもう当たり前のことなので、

OKの言葉もなく、すぐさま、はい次!となるの

だそうです。

この指導は小澤先生ではありません。

サイトウキネンオーケストラでコンマスをされて

いるT先生です。

そうした練習を重ねてきて、今は、歌と一緒にリ

ハーサルの日々。


@スターバックス



クッキー&クリームシフォンケーキ、ストロベリ

ーチーズケーキ。












音楽塾 その2

2019-03-05 | 上の娘ごと

3日目の練習場所は、勝手知ったる娘が卒業した

音大でした。

オーケストラの練習はほぼほぼここというお馴染

みのホールにて、午後1時から午後7時半まで練

習。

小澤先生もいらしていて、この日は1時間以上、

熱心に指導されたそうです。

娘が自分の練習用にと録音していたので、聴かせ

てもらいました。

小澤先生、思っていた以上にものすごくお元

気😳

シンフォニーやコンチェルトを全楽章指揮できる

程の体力は現時点ではないのでしょうが、1時間

以上張りのある大きな声で英語と日本語を交えな

がら、熱く熱くそれはそれは熱く、指導されてい

ました。

小澤先生が作り出す熱い空気というか世界に、み

んなが飲み込まれて、ぐいぐい引っ張られて行く

感じなのかな。

とにかく良い音楽をみんなで作り上げようという

強い気持ちがひしひしと伝わります。

世界で活躍する一流の指揮者・指導者からたくさ

んのことを学び吸収するように、一流のオペラ歌

手から本物を知るようにと。

若手音楽家にとって、世界の第一線で活躍する音

楽家と共演し、一緒に音楽を創り上げていくこと

は何よりの経験になる、と小澤先生は常々おっし

ゃっています。



頂き物。

「ガスタ」のチーズケーキ。



スペインバスク地方の有名なお店のチーズケーキ

だそうです。

日本では白金に1軒あるだけで、いつも並んでい

るそう。



ずっしり重量感があります。



お味の方も、濃厚でねっとり、重めです。

1人1個は多いかな。

半分で十分かも。









音楽塾 その1

2019-03-02 | 上の娘ごと

◯澤◯爾音楽塾スタートしました。

スタート前々日というギリギリになって、ヴァイ

オリンパートのシッティング表(席順)が届いた

のですが、事前に、教育的観点から1stも2ndも

経験してもらうと言われていた通り、バランス良

く配置されていました。

初日の練習は、午後1時から午後7時半までだった

のですが、6時間半の間に休憩は20分が2回だけ

という・・・😨

ヴァイオリンはほぼ弾きっぱなしの楽器なので大

変だろうと思うのですが、昨夏と一昨年夏に参加

したユースオーケストラもそういえばなかなかの

長時間練習・短時間休憩だったなぁと思い出しま

した。

若い時はこのくらいタイトに詰め込んでやらない

といけないのでしょうね🤔

タクトダウンの前に、先生方の紹介があったそう

です。

小澤先生が全幅の信頼を寄せるサイトウキネンオ

ーケストラメンバーで、通常はプロオケのコンサ

ートマスターやトップを務めていらっしゃる著名

な先生方ばかり。

そして驚くべきことに、小澤先生ご本人がいらし

ていたという!!

お名前が冠にあるのですから、当然といえば当然

なのですが、ご病気をされてからはあまり公にも

出ていらっしゃらないですし、確か数ヶ月前に、

サイトウキネンで短時間指揮されたのをニュース

で見たくらい。

この日は、先生紹介の後、舞台裏からひょっこり

出ていらして、20分程振られたそうです。

とても熱く、わかりやすい指揮だった!と娘は言

っておりました。

世界のオザワの指揮でヴァイオリンを弾けるなん

て、幸せ者です。



お雛様。



半世紀前に作られた木目込み人形。

私の初節句に祖母が贈ってくれたもの。

リビングのチェストの上に置ける分だけ飾りまし

た。

娘たちも、自分たちのすっきりと細いお雛様より

こちらの方が可愛いと気に入ってくれています。





一つ一つお顔が違くて、見れば見るほど愛らし

い。