クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

音楽塾 その9

2019-03-30 | 上の娘ごと

2300席超の東京文化会館 大ホール。

チケットは早い時点でソルドアウト、当日券も

なし。

5階まである座席は、バルコニー席ももちろん、

死角に入るような席も全て完全に埋まっていまし

た。

幕が上がる前に、小澤先生降板の経緯及び謝罪が

ありました。

皆さん、すでにご存じの上でいらしていたよう

で、どよめきなどは皆無、静寂が保たれました。

小澤先生が、リハーサル中によくおっしゃって

いたこと。

「ものすごく贅沢なことなんだよ。」

「この先、もうこんなすごいことはなかなかな

いんだよ。」

世界のオペラハウスで活躍する一流のオペラ歌手

と一流の演出家、シカゴから海を渡って運ばれた

大掛かりなセット(4幕とも転換)、ビゼー「カ

ルメン」という超大作。

これと同レベルのオペラを日本で今後再びやると

いうのは、非常に難しいことなのだそうです。

いったいどれだけの費用が掛かったのでしょう。

小澤先生の存在があって初めて実現できる大プロ

ジェクト。

塾生たちは、東京でオーケストラだけのリハーサ

ルを行い、京都に移ってからはオペラ歌手と一緒

に綿密なリハーサルを積みました。

それがどれだけ素晴らしく、どれだけ楽しく、ど

れだけ充実していたか。

塾生に正真正銘の一流を経験させること、塾生を

大きく成長させることがこの音楽塾の真の目的な

ので、リハーサル中、例えば日本人オペラ歌手が

本気の歌を聴かせられなかった時など、プロの方

でいらっしゃるのにもかかわらず、その場で叱責。

「この子たちに本物を聴かせてあげてよ!」

とおっしゃるのだそうです。

そして、塾生には「Listen!」ひたすら「Listen!」。

リハーサル中、50%はこの言葉だったと、娘は言っ

ていました。

海外からいらした一流の歌手の方々は、リハであっ

ても一切手を抜くことはなく、常に全力投球だった

そうです。

だから同じく全力投球の小澤先生も、その方たちに

は、いつも「ブラボー!」と声を掛けていたそう

です。



鑑賞に来てくださった方々から頂いた品。

京都 二条若狭 「不老泉」。



葛湯、善哉、抹茶の3種。

パッケージがレトロなかわいさ。





リンツ パック仕様のチョコレート。



この時期になると出てくる、リンツのうさぎ型チ

ョコ。





鎌倉 紅谷「クルミッ子」。



たっぷりのクルミとなめらかキャラメル。




坂角「ゆかり」名古屋限定黄金缶。





ディオール マキシマイザー




気を遣って頂いて、申し訳なかったです😥


1泊させて頂いた神戸のmちゃんのお宅では、mち

ゃんママが、ホテルのような朝ごはんを用意して

くれました。



パンは芦屋の有名店のものだそうで、お土産にも

持たせてくれたので、私も頂きましたが、天然酵

母を使用したとても美味しいパンでした。